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金融機関を装った詐欺メールにご注意ください

 

すみません、○○銀行からメールでお知らせが届きました。
そのメール本文には、○○銀行のホームページのアドレス(URL)が書かれており、本人確認のために、ホームページにおいて口座番号や、暗証番号など個人情報を入力するようにと書かれています。
つい最近、新聞かニュースで、「個人情報の入力を行う際は慎重に!」と見た記憶があります。
ホームページ上で個人情報を入力するのは、怖いのですが、入力しても問題ないでしょうか?

ちょっと待ってください!!
○○銀行を装った「フィッシング詐欺」の可能性がありますので、ホームページ上で個人情報の入力はおこなわないでください。

また、このメールには返信をおこなわないようにしてください。

念のために、銀行から送られてきた本物のメールか確認することをおすすめします。

フィッシング詐欺ってなんですか?

フィッシング詐欺は以下の手順で、お客様のクレジットカード番号やID・パスワード(暗証番号)などの個人情報を不正に取得する行為です。

①悪意を持った人が実在する銀行や企業を装い、「サービス変更に伴う本人確認のために、登録情報の再入力をお願いします」などの内容が記載されたメールを勝手に送りつけてきます。 このメールをフィッシングメールと呼びます。

②メールには、本物のホームページにそっくりな偽物のホームページ(=フィッシングサイト) のURLが記載されています。
このURLをクリックすると、偽物のホームページに誘導されて、本人確認と称して、クレジットカード番号やID・パスワード(暗証番号)などの個人情報を入力させます。

【聞き出そうとする情報の例】

  • クレジットカード番号、キャッシュカード番号、暗証番号
  • 住所、氏名、電話番号
  • ネットショッピングや、ネットオークション、ネットバンク、オンラインゲームなどのIDやパスワード

スマートフォンの普及に伴って、パソコン同様にスマートフォンでもフィッシングメールからフィッシングサイトに誘導される手口が増えていますので、ご注意ください。

なるほど、でも本物か偽物か、どうやって確認すればいいのでしょうか?

金融機関などの企業から、メールでカード番号や暗証番号を聞いてくることはありません。不審なメールを受信した際は、直接電話で金融機関に確認してください。

この際、メールや、ホームページに記載された問い合わせ先も、本物とは限りません。
金融機関からの郵便物や、検索サイトを使って問い合わせ先が正しいものか確認してからご連絡してください。

○○銀行の電話番号を確認して窓口に問い合わせしてみます。
ありがとうございました。

オペレーターからの一言

フィッシングサイトは、本物と偽物の区別がつかないくらい精巧に作られています。

セキュリティーソフトを使用していても、フィッシングメールや、フィッシングサイトをブロックできるとは限りませんので過信は禁物です。

日頃から、身に覚えのないメールは、無視または、削除をするなど自衛をおこない、有害なものから防ぐための知識を身につけていきましょう。

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