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VGC-LV_2/VGC-LN_2 シリーズ

VAIO電子マニュアル

ハードディスクを取り付ける/はずす
<VGC-LVシリーズ>


ハードディスクを増設する際は、作業を始める前に「ハードディスクを増設するときのご注意」をご覧ください。

ハードディスクを増設するときのご注意

ハードディスクの取り扱いについて

本機には、ハードディスク(アプリケーションやデータなどを保存するための記憶装置)が内蔵されています。
何らかの原因でハードディスクが故障した場合、データの修復はできませんので、記憶したデータを失ってしまうことのないよう、次の点に特にご注意ください。

ハードディスクを取り付けるには

ハードディスクドライブベイにSerial ATA(シリアルATA)に対応したハードディスクを1台搭載することができます。
ハードディスクを取り付ける際には、本機後面のカバーやパネルを取りはずす必要があります。次の手順に従ってハードディスクを取り付けます。
増設するハードディスクの取扱説明書もあわせてご覧ください。
  1. 本機の電源を切る。
本機と周辺機器の電源を切り、本機後面右下に接続しているケーブルを取りはずします。
  1. カバーを取りはずす。
本機前面を下にして置き、本機後面の本体カバーとスタンドカバーを取りはずします。【詳細】
  1. 電源コードおよび接続しているすべての接続ケーブルを取りはずす。
ご注意
本機の電源を切って1時間ほどおいてから作業を行ってください。電源を切ったすぐあとは、本機の内部が熱くなっており、やけどをする可能性があります。本機が冷えるのを待ってから作業を行ってください。
  1. パネルを取りはずす。
  1. ハードディスクケースのネジをはずす。
ご注意
異物(ネジなどの金属物など)が本機内部に入らないようにしてください。故障の原因となります。
  1. ハードディスクケースを取り出す。
レバーを引き、ハードディスクケースを取り出します。
ご注意
ハードディスクケースを取り出すとき、まわりの部品にぶつけると、故障の原因となります。
  1. 増設するハードディスクをハードディスクケースに入れる。
ハードディスクケースのネジをはずし、ハードディスクを入れ、再度ネジをとめます。
ご注意
  • ハードディスクケースからハードディスクを取り出す場合、ハードディスクケースの穴(放熱穴)にドライバー等を挿して取り出さないでください。
  • 異物(ネジなどの金属物など)が本機内部に入らないようにしてください。故障の原因となります。
  • ハードディスクケースのネジにはナットがついています。ハードディスクを取り付ける際は、ナットを取りはずしてください。また、ハードディスク取り付け後は、取りはずしたナットは使用しないでください。
  1. ハードディスクケースを元の位置に取り付ける。
ご注意
  • ハードディスクケースを取り付けるとき、まわりの部品にぶつけると、故障の原因となります。
  • ハードディスクケースを取り付けるときは、レバーを開けた状態のまま取り付け、取り付けたあと、レバーを閉じてください。
  1. ハードディスクケースのネジをとめる。
ご注意
異物(ネジなどの金属物など)が本機内部に入らないようにしてください。故障の原因となります。
  1. ケーブル類を増設したハードディスクに接続する。
シリアルATA専用電源ケーブルとシリアルATAケーブルは必ず取り付けてください。
  1. パネルを取り付ける。
  1. 電源コードなどのケーブルを接続する。
スタンドのケーブル穴からケーブルを通して、電源コードなどのケーブルを接続します。【詳細】
  1. カバーを取り付ける。
スタンドカバーと本体カバーを取り付けます。【詳細】
  1. 本機の電源を入れる。
手順1で取りはずしたケーブルを接続し、本機の電源を入れます。

増設したハードディスクを使用する前に

ハードディスクを増設したあとは、「コンピュータの管理者」アカウントなど、管理者権限をもつユーザーでログオンしてから、下記の手順に従って「パーティションの作成」、「パーティションの種類の設定」、「パーティションのフォーマット」を設定してください。
パーティションについて詳しくは、 (スタート)ボタン−[ヘルプとサポート]をクリックして「Windows ヘルプとサポート」を表示し、ディスクの管理の概要などの説明をご覧ください。
なお、増設されたハードディスクはNTFSフォーマットされていないと、本機が正しく動作しなくなることがあります。
  1. 本機の電源を入れる。
電源の入れかたについて詳しくは、「電源を入れるには」【詳細】をご覧ください。
ヒント
「コンピュータの管理者」アカウントなど、管理者権限をもつユーザーでログオンしてください。
  1. (スタート)ボタン−[コントロールパネル]をクリックする。
「コントロールパネル」画面が表示されます。
  1. [システムとメンテナンス]をクリックし、[ハードディスク パーティションの作成とフォーマット]をクリックする。
「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[続行]をクリックしてください。
「ディスクの管理」画面が表示されます。
接続されているディスクのパーティションの状況が表示されます。新しく増設したハードディスクなど、目的のハードディスクがこれまで使用されたことがなければ「未割り当て」と表示されます。
  1. 増設したハードディスクの[ディスクx]*を右クリックして「ディスクの初期化」を選ぶ。
ご注意
増設するハードディスクの状態によっては、上記の手順は不要な場合があります。
  1. 手順4で選んだディスクがチェックされていることを確認して、[OK]をクリックする。
ご注意
増設するハードディスクの状態によっては、上記の手順は不要な場合があります。
  1. 「未割り当て」の部分を右クリックして、表示されるメニューから[新しいシンプル ボリューム]をクリックする。
「新しいシンプル ボリューム ウィザード」画面が表示されます。
  1. [次へ]をクリックする。
「ボリューム サイズの指定」画面が表示されます。
  1. 「シンプル ボリューム サイズ」の入力欄に、作りたいパーティションの大きさを入力し、[次へ]をクリックする。
「ドライブ文字またはパスの割り当て」画面が表示されます。
  1. ドライブ文字を「次のドライブ文字を割り当てる」のリストから選び、[次へ]をクリックする。
「パーティションのフォーマット」画面が表示されます。
  1. 「このボリュームを次の設定でフォーマットする」の各項目を以下のように設定し、[次へ]をクリックする。
使用するファイルシステム:NTFS
アロケーションサイズ:既定値
ボリュームラベル:ボリューム
「新しいシンプル ボリューム ウィザードの完了」画面が表示されます。
  1. [完了]をクリックする。
パーティションの設定を行ったハードディスクのフォーマットが始まります。フォーマットの状況はパーセントで表示されます。

フォーマットが終わると、増設したハードディスクが使えるようになります。

ハードディスクを取りはずすには

取り付けとは逆の手順で取りはずします。取りはずしの作業は、本機と周辺機器の電源を切り、電源コードおよび周辺機器を接続しているすべてのケーブルを取りはずしてから行ってください。
ご注意
本機の電源を切って1時間ほどおいてから作業を行ってください。電源を切ったすぐあとは、本機の内部が熱くなっており、やけどをするおそれがあります。