リカバリーディスクを作成する
リカバリーディスクについて
本機のハードディスクまたはSSDの内容をお買い上げ時の状態に戻すことを「リカバリー」といいます。
次のようなことが原因で本機の動作が不安定になったときにリカバリーを行います。
- コンピューターウイルスに感染し、本機が起動できなくなった
リカバリーには、リカバリーディスクを使用する場合があります。リカバリーディスクは本機に付属していないため、本機をお買い上げ後、必ず作成してください。
下記のような操作を行った場合に、ハードディスクまたはSSDのリカバリー領域の情報を書き替えてしまい、リカバリー領域からリカバリーできなくなることがあります。
- 「VAIO リカバリーセンター」を使用しないでハードディスクまたはSSDをフォーマットする
このような場合は、お客様が作成したリカバリーディスクによるリカバリーが必要となりますが、リカバリーディスクを作成していないと、リカバリーディスクを購入したり、有償による修理が必要となりますので、事前にリカバリーディスクを作成することをおすすめします。
リカバリーディスクのご提供について(有償)
VAIOカスタマーリンクでは、リカバリーディスクを有償にてご提供するサービスを行っています。
「マイサポーター」からお申し込みいただけます。詳しくは下記のホームページをご覧ください。
* マイサポーターからお申し込みいただくにはVAIOカスタマー登録が必要です。
- 本機で作成したリカバリーディスクは本機でのみ使用できます。他の製品には使用できません。
- 本機で作成したリカバリーディスクを使うと、暗号化していないハードディスクまたはSSD上のデータを自由に操作することができます。
ハードディスクまたはSSDのデータを保護したい場合は、パスワードを登録したり、ハードディスクまたはSSDの暗号化機能を使うなどして保護してください。
リカバリーディスクを作成するには
リカバリーディスクを作成するには、未使用の書き込み可能なディスクが必要です。本機には付属しておりませんので別途ご用意ください。
- ハードディスクまたはSSD上の空き容量が少ない場合は、リカバリーディスクを作成できません。
- Blu-ray Disc、DVD-RAM、CD-RまたはCD-RWはリカバリーディスク作成用のディスクとしてお使いになれませんのでご注意ください。
- お使いの機種によっては、お買い上げ直後の状態でも空き容量が足りないため、DVD+R DLおよびDVD-R DLでリカバリーディスクを作成できない場合があります。
- ディスクの記録面に触れたり、汚したりしないようにしてください。書き込みや読み取りエラーの原因になります。
- リカバリーディスクを作成する前に、VAIO Updateを実行して本機をアップデートすることをおすすめします。
VAIO Updateが搭載されていないモデルをお使いの場合は、VAIOサポートページ(http://vcl.vaio.sony.co.jp/)からお客様が選択されたモデルに該当するアップデートプログラムをダウンロードし、インストールしてください。
- 本機をリカバリーした際には再びVAIO Updateを実行してください。
- ディスクドライブ非搭載モデルをお使いの場合は、別売りの外付けドライブなどが必要となります。【詳細】
本機を使用する準備ができたら、はじめに以下の手順に従ってリカバリーディスクを作成してください。
- (スタート)ボタン−[すべてのプログラム]−[VAIO リカバリーセンター]をクリックする。
「VAIO リカバリーセンター」画面が表示されます。
(実際の画面とは異なる場合があります。)
- 画面左側の[リカバリーディスクの作成]をクリックし、右側に表示された画面の[開始]をクリックする。
「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックしてください。
管理者権限を持つユーザーとしてログオンしていない場合は、管理者権限のユーザー名とパスワードを要求されることがあります。
- 内容をよく読んでから[次へ]をクリックする。
ディスクの種類選択の画面が表示されます。
- 使用するディスクを選択する。
画面下部のチェックボックスにチェックを付けると、リカバリーディスクの作成完了後に、ディスクが正しく作成されたかどうかの確認を行います。チェックを付けることをおすすめします。(チェックを付けない場合に比べて処理に時間がかかります。)
- [次へ]をクリックする。
外付けドライブなど複数のディスクドライブが接続されている場合は、ドライブの選択画面が表示されます。使用するドライブを選択して[次へ]をクリックしてください。
未使用ディスクの挿入を促すメッセージが表示されます。
- 選択した種類のディスクをドライブに挿入し、[OK]をクリックする。
リカバリーディスクの作成が始まり、現在の作成状況が表示されます。
画面の指示に従って操作してください。
- リカバリーディスクの作成状況は、更新されるまでしばらく時間がかかる場合があります。
- リカバリーディスクの作成中には、ドライブのイジェクトボタンを押さないでください。
ディスクへの書き込みが完了すると、ディスクがドライブから自動的に出てきます。
- ディスク作成完了のメッセージが表示されるので、画面の指示に従って、ディスク名を油性のフェルトペンなどでディスクのレーベル面(データが記録されていない面)に書き込み、[OK]をクリックする。
ボールペンなど鋭利なもので文字を書くと記録面を傷つける原因となります。
すべてのリカバリーディスクを作成するまで手順6、7を繰り返します。
リカバリーディスクの作成が完了するとメッセージが表示されます。
- [完了]をクリックする。
これでリカバリーディスクの作成は終了です。