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製品情報

Adobe Premiere Pro CS4情報

(2009/03/09)

Adobe Premiere Pro CS4をVAIOにインストールしてお使いになるときの注意点をご案内いたします。

【VAIO上で使用するときの注意点】

  • 「VAIO Edit Components Ver.7.0」は、「Adobe Premiere Pro CS4(4.0.1以降)」に対応しています。

    ご注意
    • 「Adobe Premiere Pro CS4」は必ずVer.4.0.1以降にアップデートしてください。それ以前のバージョンでは動作しません。
    • また「VAIO Edit Components Ver.7.0」のサポートOSは、Windows Vista SP1のみです。Windows XP上の動作はサポートしておりませんので、あらかじめご了承ください。

  • HDV方式、AVCHD方式のデジタルハイビジョンハンディカムで撮影したHDV形式、AVCHD方式の映像をキャプチャする場合には、「Click to Disc」、または「Picture Motion Browser」をご利用ください。

【VAIO Edit Components 7でAVCHD/HDV形式のファイルを編集する際のシステム要件】

AVCHD/HDV形式のファイルを編集するにはハードウェアが必要スペックを満たす必要があります。

ご注意
下記の要件はVAIOの製品構成を基準に記載しています。
AVCHD/HDV編集の必要動作環境
【対応OS】
  • Windows Vista Business(Service Pack1を適用)
  • Windows Vista Ultimate(Service Pack1を適用)
  • Windows Vista Home Premium(Service Pack1を適用)
  • Windows Vista Home Basic(Service Pack1を適用)
【CPU】
  • インテルCore 2 Extremeプロセッサ
  • インテルCore 2 Quadプロセッサ
  • インテルCore 2 Duoプロセッサ(動作周波数2.4GHz以上)
【RAM】
  • 2GB RAM
【その他】
  • ATI Technologies社製グラフィックボード搭載
  • NVIDIA社製グラフィックボード搭載
  • インテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ950以降
    • * 「電源オプション」の「VAIO省電力設定」において、CPU制御」が「動作優先」の設定であることをお勧めします。
    • * グラフィックアクセラレーター機能がチップセットに内蔵されているなどのメインメモリを共有するグラフィックスボードでは、共有領域が大きくなると編集作業などに影響がある場合があります。
  • プロジェクト設定とファイルの書き出しについて

    • プロジェクト設定
      Premiere Pro CS4で新規プロジェクトを作成する場合は、VAIO Edit Componentsのプリセットを選択してください。
    • ファイルの書き出し
      ファイル書き出しする場合は、形式でVAIO Edit Componentsを選択してください。
      例)
      MPEG2(VAIO Edit Components)
      AVC HD (VAIO Edit Components)

  • USBジョグコントローラー(PCVA-JC1)について
    2008年秋モデル以前のVAIOでUSBジョグコントローラー(PCVA-JC1)をPremiere Pro CS4で使用する場合は、起動ショートカットをドラッグアンドドロップしてキー設定をする必要があります。

    • * Premiere Pro CS4でジョグコントローラーを使用する際は、キーボード上のNum lockを解除してください。Num Lockがオンになっていると、カーソル左右キーのショートカットとPgDn/PgUpキーのショートカットがテンキーの数字入力となります。

【確認されている詳細情報】

  • Adobe Media EncorderでVAIO Edit Components以外の形式で出力したファイルと他のアプリケーションの互換性について
    Adobe Media Encorderは設定項目によって多様なファイルを書き出します。
    Adobe Media EncorderからVAIO Edit Components以外の形式で出力したファイルは、
    VAIOにプリインストールされているアプリケーションに読み込めない場合があります。

  • Premiere Pro CS4のオーディオの最適化について
    オーディオの最適化とソースクリップの読み込み:
    Premiere Pro CS4ではプレビュー時の音声を滑らかに再生させるために、ソースクリップの読み込み時にオーディオの最適化を行い、一時ファイルを「最適化されたオーディオ」フォルダに保存します。
    オーディオの最適化は環境によって処理にかかる時間が異なります。
    このため、音声データの読み込みが完了するまでに時間がかかる場合があります。

    ご注意
    オーディオの最適化が完了する前にソースクリップを再生すると、モニターウインドウでの再生時に音声が出力されません。

  • メモリの増設について
    Premiere Pro CS4は以前のPremiereと比較するとメモリをより消費しますのでVAIOでご使用する場合はメモリを増設することを推奨します。
    Premiere上でのHDサイズの動画編集時には、SDサイズの動画編集時よりも多くのメモリが必要とされます。また、その際のさまざまな編集操作を行っていく過程で、メモリ空間のフラグメント(断片化)が発生することにより、編集後のファイル書き出しでメモリ不足が発生することがあります。
    その場合には、Premiereを再起動してから再度そのプロジェクトを開き、すぐあとにファイル書き出しを行うことで、メモリ不足を回避できることがあります。この方法でもメモリ不足が発生する場合は、プロジェクトに読み込まれているがタイムライン(シーケンス)で使用していない動画ファイルの削除や、タイムライン(シーケンス)をいくつかのプロジェクトに分割するなどして、ひとつのプロジェクトで使用しているファイル数を減らしてください。

  • スマートレンダリングについて
    AVCHD形式のファイル書き出しについてもスマートレンダリング機能に対応していますが、無編集部分のつなぎ目などの必要最低限のレンダリング範囲は、HDVやMPEGファイルのスマートレンダリングの場合と比較して長くなります。

  • タイムラインルーラに表示される赤または黄色のバーについて
    VAIO Edit Componentsで編集を行う場合、タイムラインルーラ上にレンダリングが必要な部分を示す赤または黄色のバーが表示されることがありますが、この場合でもPremiereの[ワークエリアをレンダリング]を使ってプレビューファイルを作成する必要がありません。

一般的な他社製アプリケーションソフトウェアと同様、Adobe Premiere Pro CS4のご使用は、弊社の保証・サポートの対象外とさせていただきます。お客様ご自身の責任でお使いください。弊社は、本ソフトウェアのインストールの前にご使用になっていたデータなどの保障を一切行いません。必要なデータなどは、インストールを行う前にバックアップをとっておくことをおすすめします。
Adobe Premiere Pro CS4の操作方法に関するお電話やテクニカルWebサポートでのご質問について、VAIOカスタマーリンクではお受けしておりません。ご了承ください。