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ウォークマンの充電池(バッテリー)の持続時間が短い、と思ったら

充電池は上手に使うことで持続時間を長くしたり、劣化を抑えてより長持ちさせたりすることができます。

リチウムイオン充電池の持続時間(使用時間)は、 ウォークマンの音量や設定などの状況、周囲の温度によって変わります。また、充放電回数や時間の経過とともに徐々に劣化し、お買い上げ時より短くなっていきます。
ウォークマンを上手に使うことで充電池の持続時間を長くしたり、劣化を抑えてより長持ちさせたりできます。
ここでは、その方法をご紹介します。

持続時間について

ウォークマンの設定により持続時間は変わる
例:輝度設定の場合

設定により持続時間が変わります。
例えば、NW-S780/S770シリーズの場合、お買い上げ時の設定と比較して充電池持続時間は、次のようになります。

  • デジタルノイズキャンセリング「オフ」は「オン」と比較して約20%長くなります。
  • 画面オフタイマー「オフ」は「30秒」と比較して約80%短くなります。
  • 輝度設定「5」は「3」と比較して約45%短くなります。
  • いたわり充電「オン」は「オフ」と比較して約10%短くなります。
  • イコライザを「オフ」以外、VPT(サラウンド)を「オフ」以外、DSEE(高音域補完)を「オン」、クリアステレオを「オン」、ダイナミックノーマライザを「オン」に設定している場合、すべて「オフ」と比較して約50%短くなります。
  • カラオケ・語学学習モード 「カラオケ(効果弱)」、「カラオケ(効果強)」は、「オフ」と比較して約85%短くなります。
  • DPC(スピードコントロール)「x2.0」は「オフ」と比較して約70%短くなります。
  • Bluetooth設定「音質優先」は「接続優先」と比較して約20%短くなります。

※持続時間を長くするための推奨設定は、取扱説明書に記載されていますのでご参照ください。

■Android搭載ウォークマンの場合は?

Android搭載ウォークマンの場合も、GPS機能やBluetooth機能をオフにしたり、画面オフになるまでの時間を短く設定すると、充電池の消費を抑えられます。
持続時間を長くするための推奨設定については、以下のページでご案内しています。

低温環境では持続時間が短くなる

電池は周囲の温度が低くなると、化学変化が弱まり電気エネルギーが減ってしまう性質があります。周囲の温度が低いときに充電をおこなっても、満充電することができません。また、暖かいところで満充電しても、温度が低いところで使用すると、持続時間が8割程度に短くなってしまいます。(ただし、暖かい場所へ戻れば元の持続時間に戻ります)

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寿命について

リチウムイオン充電池は、充放電回数や使用期間などによって、少しずつ充電能力が低下し、持続時間が減っていきます。

劣化を抑えて、より長持ちさせるには

満充電の手前で充電を止める(100%まで充電しない)ことで、充電池の劣化を抑えることができます。 ウォークマン の「いたわり充電」機能を使用すると、充電量が約90%に達したところで充電を停止します。「いたわり充電」を搭載している機種では、設定をオンにしておくことで充電池の劣化を抑えることができます。
ただし、充電池の持続時間は約10%短くなります( ウォークマンの場合、電池残量表示のはじめの1目盛りが早く消えます。)
また、充電池を使い切った状態、あるいは満充電状態で長期保管すると、充電池が劣化しやすくなります。劣化を防止するために、半年から1年の間に1回の割合で、50%程度の充電をしてください。

ご注意

ウォークマンを使用しないとき、高温環境下に放置しないようにしてください。充電池が劣化しやすくなります。

たとえば、シガーソケットに接続したまま自動車内に放置する、または陽の当たるダッシュボードに置いたままにすることなどは避けてください。できるだけ35℃以下のすずしい場所に保管してください。

交換時期の目安

充放電回数や使用期間、ご使用の環境などによって能力が低下し、充電池の使用時間が減っていきます。
満充電後の電池持続時間が、取扱説明書に記載の持続時間の半分程度になったときが充電池交換の目安です。

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