スイッチャー
AWS-G500
ライブコンテンツプロデューサー

AWS-G500

商品の特長

映像とコンピューター画像を駆使するイベントなどのワークスタイルを変革する新ソリューションとしてライブコンテンツ・プロデューサーAnycast Stationが、誕生しました。ソニーの映像技術とIT技術を融合したAnycast Stationは、ライブイベントの制作環境に適した強力なコンテンツ作成ツールとして、ビデオスイッチャー、オーディオミキサー、液晶ディスプレイ、カメラコントローラー、ストリーミングエンコーダーなどを、わずか8kgのアタッシュケースサイズに一体化したオールインワン設計です。複雑な機器間接続や面倒な信号調整が不要で、手早く簡単にセットアップできます。しかも、それぞれの機能は十分なパワーとクオリティーを発揮します。

また、ハイビジョンでの映像制作が増えてきている現場の状況に合わせ、Anycast Stationは、ハイビジョン対応のインターフェースモジュールを2機種ラインアップします。このインターフェースモジュールをAWS‐G500に差しこむことで、HD‐SDIやアナログHDの入出力に対応し、SDからHDまでAnycast Station1台でオペレーションすることが可能になります。

作成したコンテンツをAnycast Stationから直接VTRや会場の大型ディスプレイに送ることもできれば、あとでノンリニア編集で利用するために入力素材やプログラムアウトの素材を外付けハードディスクドライブ(*)に保存したり、ストリーミングしたりすることもできます。Anycast Stationはこうした特長と使いやすさを追求した設計により、「いつでも・どこでも・誰でも」使うことができるツールです。イベントの中継・収録やライブステージ、セミナー、遠隔講義、あるいは商品説明などのシーンで、コンセントにつないで電源を入れればすぐにコンテンツ制作を開始できます。
 *動作検証済み外付けハードディスクの情報は、www.sony.co.jp/anycastで、ご確認ください。
 ※少数クライアント向けの簡易型ストリーミングサーバーを内蔵しています。本機のストリーミングエンコーダーはRealNetworks,Inc.のコーデック技術を採用しています。

Anycast Stationは、ビデオスイッチャー、オーディオミキサー、液晶ディスプレイ、カメラコントロール機能などを一体化し、コンパクトなアタッシュケースサイズに収めた設計になっています。また、外部配線や面倒な信号調整が不要で、簡単にセットアップすることができます。大型液晶ディスプレイにはコンテンツのモニタリングおよびプレビュー出力用の2つのウインドー、またそれぞれの入力素材と機器内部に格納した静止画像素材を見るための7つのウインドーがあり、複数の画像モニターを別途用意する必要がありません。

●一体型による簡単な操作
Anycast Stationはライブイベントのオペレーションを可能な限り簡略化しました。直感的に操作できるコントロールパネルや大型液晶ディスプレイを備えているため、スイッチャーやミキサーをはじめとする各種操作の技術的知識がほとんど必要ありません。Anycast Stationを使えば、希望に応じた入力信号の切り換えがとても簡単です。すべての入力映像とプレビュー映像、出力映像が大型液晶ディスプレイ上で一覧できます。また、パラメーター調節などのコントロールも極力簡略化されています。

●小型カメラの遠隔制御
Anycast StationはVISCA(*)コントロールを装備しており、ジョグダイヤルやシャトルダイヤルによるアイリス、フォーカス、ズームのコントロールにくわえ、パンおよびチルトなど、VISCA搭載のカメラを遠隔で制御することができます。
 *Video System Control Architectureの略称で、さまざまなビデオ機器をコンピューターとインターフェースするための通信プロトコルです。

Anycast Stationは、テロップ作成ツール「テキストタイピングツール」を搭載しています。「テキストタイピングツール」を起動すると、メインのGUIに変わって専用GUIが現れ、簡単にテロップを作成できます。作成したテロップは、Anycast Stationに内蔵されたハードディスクに保存できます。保存したテロップは、ライブ中に専用のDSKチャンネルを使って載せられるほか、キーを使ってワイプやディゾルブをかけて載せることも可能です。また、テロップに変化を与えるために、別途TrueTypeフォントをインストールすることもできます。このように、Anycast Stationを使うことにより、さまざまな場所で、最小限の人員によるライブコンテンツの制作が可能になります。

テキストタイピングツール
※画面はBKAW-590(別売)使用時のものです。
テキストタイピングツール
※画面はBKAW-590(別売)使用時のものです。

ライブイベントでは、事前にいつどのタイプのビデオ信号やプレゼンテーションが必要になるかわかりません。Anycast Stationでは内蔵された最新のスキャンコンバーターと高解像度の内部信号処理という2つの重要な特長により、HD/SDのビデオ信号からPC信号まで、各種素材のライブスイッチングが可能になります。Anycast Stationに供給された各入力素材はコンバートされたのち、1280×1024ピクセルの解像度で内部処理され、画像の劣化を最小限に抑えながら、さまざまな解像度の素材切り換えを行うことができます。プログラムは、アナログコンポジットやSビデオ、HD‐SDI(オプション)などの各種端子からVTRや中継に、あるいは、DV信号をDVCAM VTRなどに、さらには、D‐Sub15ピン端子やアナログHD(オプション)からプロジェクターやフラットパネルディスプレイに出力することができます。

Anycast Stationは以下のビデオ入力およびPC入力を標準仕様として備えています。これらはリアパネルのスロットに装着されたインターフェースモジュールとして提供されます。
・プライマリー入力1-4:アナログコンポジット、Sビデオ、DV
・プライマリー入力5-6:RGB(XGA/SXGA)
また、別売のインターフェースモジュールに差し替えることにより、SDI信号、アナログHD信号、HD-SDI信号の入出力に対応でき、Anycast Station1台でSDからHD、PC信号までフレキシブルに運用することができます。

ライブイベント中に、Anycast Stationに入力されている入力素材映像とプログラムアウト映像を、IEEE1394経由で外付けハードディスク(*1)に記録できます。入力映像かプログラム信号を選択して、外付けハードディスク1台につき、同時に2つの映像を記録できます(*2)。外付けハードディスクを2台用意すれば、入力映像の4チャンネル同時記録、または入力映像3チャンネルとプログラムアウト1チャンネルの記録が可能です。これらの映像はすべてDV 圧縮のAVIファイルとして記録されます。記録後は、Anycast Stationからジョグ/シャトルなどのコントロールをしながら素材として再生することができます。
 *1:外付けハードディスクへの記録する組み合わせによって、DV入出力に制限が出る場合があります。詳しくは、www.sony.co.jp/anycastで、ご確認ください。
 *2:動作検証済み外付けハードディスクなどの詳細な情報は、www.sony.co.jp/anycastで、ご確認ください。

マルチカメラ記録
マルチカメラ記録

Anycast Stationは、さまざまな用途にご使用いただけます。以下は、その代表的な例です。
・ライブ中継・番組制作
・イベントの演出
・プロモーションビデオの収録
・会議やセミナー
・企業ビデオ
・商品説明
・遠隔講議

※画面はBKAW-590(別売)使用時のものです。
※画面はBKAW-590(別売)使用時のものです。

例:大型プロジェクションでの使用
Anycast Stationはマイクロソフト社のPowerPoint(R)スライドやExcel(R)ワークシートなどのPC画像をライブビデオ・プログラミングに簡単に統合することができるライブコンテンツ作成システムです。PCや映像の画質が素材の切り換え中にほとんど劣化しないので、最終的に出力されるプログラムの画質も最大限維持されます。大型プロジェクションでのプレゼンテーションでは画質が重要であるため、Anycast Stationはこうした用途に最適のツールです。液晶ディスプレイのプレビューモニターにより次に表示する素材を選びながら、きわめてスムーズかつシームレスなプレゼンテーションが可能です。また、内蔵のストリーミング機能を使ったり、外部にストリーミングサーバーを用意することにより、Webサイトに印象的なコンテンツを配信し、お望みのメッセージをどこにでも届けることができます。

大型プロジェクションでの使用
大型プロジェクションでの使用
  • 【ご注意】
    RGB信号を外部ディスプレイに入力する場合、接続するディスプレイ機器によっては、RGB信号のフレーム周波数と異なる周波数で表示することがあります。これらの機器では表示映像がわずかに上下変動して見えることがあります。

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