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国栄ビデオ 様

ブライダル

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デジタルマルチコアカメラシステムHXC-D70シリーズを2式導入し、主力のブライダルビデオなど幅広いHD撮影・収録にフル活用

国栄ビデオ 様

沖縄県内のブライダルビデオサービスで最大級の規模を誇る国栄ビデオ様は、設備のHD化を積極的に推進されています。2011年11月に、カメラシステムにHXC-D70を採用したHD撮影・収録システムを導入され、ブライダルビデオをはじめ、舞台、イベント、商品撮影などにフル活用されています。同社代表 謝花喜哲 様、映像部 部長 金城康治郎 様に、導入の目的・用途、稼働状況と運用の成果、そしてHXC-D70シリーズの性能・機能・使い勝手についての評価などを伺いました。

地上放送の完全デジタル化を契機にブライダルビデオのHD需要が増加。今後本格化するHD需要に対応するためHDカメラシステムの導入を決定


代表 謝花喜哲 様

映像部 部長 金城康治郎 様

当社の主力業務となっているブライダルビデオサービスにおいても、HD映像に関する注目と需要が徐々に高まっています。2011年7月の地上放送の完全デジタル化(一部地域を除く)により、家庭に大型液晶テレビが普及したことが背景にあり、テレビで日常的に見慣れた16:9の高画質なHD映像で、一生の思い出となる結婚式の様子を残したいという新婚カップルが増えつつあります。当社ではこうしたニーズに応えるためにHDVカムコーダー HVR-S270Jをトライアル的に導入しましたが、今後本格化するHD需要に対応するには、CCU運用ができるHDカメラシステムが不可欠と考え、機材の選定を進めました。

沖縄のブライダルビデオの特長として、結婚式・披露宴のすべてを記録することが挙げられます。また、結婚式よりもむしろ披露宴がメインイベントで、約300名が参加し、3時間ぐらい行われることも稀ではありません。特に親戚や友人が行う余興の踊りや演奏が多彩に、しかも長時間行われ、そのすべてを撮影することが求められます。そこで、ブライダルビデオサービス各社では、2台のカメラとスイッチャー、収録用レコーダーをパッケージにした撮影・収録システムを使って、会場内でスイッチングしながら場内で上映し、同時に収録を行うのが一般的です。当社も例外ではなく、これまではDXC-DシリーズのSDカメラシステムとスイッチャーを組み合わせたシステムを中心に運用してきました。

今回のHDカメラシステムの導入に際しても、この構成をベースとしました。その中でも、カメラシステムの選定が最優先事項となりました。システムカメラとカムコーダー運用における性能・機能・操作性のメリット/デメリットの検討、デモ機を使った検証作業を行った結果、最も当社の要望に合致したのがデジタルマルチコアカメラシステムHXC-D70シリーズでした。また、収録用レコーダーにはXDCAM EXレコーダー PMW-EX30を本線/予備用に2台採用することにしました。2011年11月から本格運用を開始し、ブライダルビデオを中心に、舞台やイベント、商品撮影など幅広いHD制作に活用しています。

高感度、低ノイズの高い画質クオリティと、既存のインフラを活用できる効率性、CCUオペレーションの継承が採用の大きな決め手に


ブライダルビデオの撮影

HXC-D70を採用したのは、性能・機能・操作性はもちろんこと、当社のブライダルビデオサービスを中心とする業務内容とオペレーションに最も適していると評価した結果です。たとえば、SDカメラシステムで使っていた26ピンマルチコアケーブルをそのまま流用して、効率的にシステム構築が可能なこともその一つです。また、HDだけでなくSD撮影も可能ですから、16:9ワイド画面のDVDを希望するお客様のニーズに応えることもできます。コストパフォーマンスに優れたシステムで、幅広いアプリケーションに対応できる点は大きなメリットと言えます。

現場のスタッフにとっては、従来のマルチコアケーブルとCCUを使ったオペレーションの継承が大きな決め手となっています。当社のブライダルビデオサービスは、1日に昼と夜の2件、それを各契約会場で同時に行うといったことや、昼と夜で別会場へ移動のため、撤収と準備を再度行うこともあります。こうした状況では、セットアップの時間が最大の課題となります。このような時にCCUがあれば、色合わせなどの各種調整もスイッチャー側のモニターで確認し素早く行うことができるほか、リターン映像をビューファインダーで確認できますし、タリーやインカムもすべて1本のケーブルで伝送できるなど、周辺機器やケーブル接続もシンプルな構成でスピーディーにセットアップが可能です。また、カメラをセットしてアイリスだけ調整できるようにおけば、イベントや舞台撮影の際、無人カメラでのオペレーションも可能になるなど、スタッフ数を抑えた、あるいは抑えざるを得ない状況での運用も可能になります。

さらに、HXC-D70が非常に高感度である点も、実際に使用するスタッフに大変好評です。明るいということは、ビューファインダー上でも見やすいということであり、フォーカス合わせがシビアなHD撮影を快適に行うことができます。また、結婚式場ではあまり照明を焚くことはできませんし、披露宴の余興などでも照明をあてられない参列者の撮影などで威力を発揮します。ノイズが少ないので、ゲインアップが必要な際にも9dBぐらいのゲインアップであれば問題なく使えます。結婚式・披露宴というやり直しのできない撮影だからこそ、魅力的な特長といえます。スタッフにHXC-D70採用の決め手を一つだけ聞いたら、今までの業務用HDカメラにはなかった、この高感度を挙げる人が一番多いかもしれません。

ブライダルビデオサービスを中心にフル稼働中のHXC-D70シリーズ。今後本格化するHD撮影/Blu-ray Disc納品に向けて設備のHD化を推進


暗い照明環境下での撮影

小型ラックに収納されたCCUからカメラをコントロール

今回導入したHDカメラシステムはブライダルビデオを中心に運用し、またイベントや商品撮影にも活用するなど、稼働率も非常に高くなっています。用途に応じて、色調整機能やデジタルエクステンダー、フォーカスアシスト機能なども便利に使っています。一般に結婚式では食事・衣装・写真撮影が優先され、ビデオは残った予算の中で決められることが多いため、HD撮影/Blu-ray Disc納品のニーズはまだそれほど多くはありませんが、今後2、3年の間に一気に本格化すると考えています。当社でもHXC-D70を使ってサンプル用のBlu-ray Discを作成して、結婚式場やホテルのブラダルアドバイザーに見てもらうなどの啓蒙活動も行っています。こうした活動もHD普及の加速化に貢献すると思っています。

ブライダルビデオより一足早く、舞台やイベントの収録、あるいは商品撮影などではHD撮影が常識となりつつあります。もちろん当社でもHDカメラシステムの増設が今後の課題となってきます。現在保有しているDXC-Dシリーズの更新に合わせて、順次HD化を進めていきたいと思っており、今回導入したHXC-D70シリーズを最有力候補に考えています。今回導入したシステムを活用することで、HD制作の実績をさらに上げるとともに、当社ならではのノウハウやテクニックを蓄積し、さまざまなお客様の多彩なニーズにトータルワークフローでお応えしたいと思っています。

最後に、HXC-D70シリーズへの要望としては、カムコーダー化できるドッカブルタイプのレコーダーがあるといいと思います。カメラ側でバックアップ的に記録することもできますし、3台目のカメラとしてシステムに追加したり、機動力のあるカムコーダーとして運用したりすることで、さらに幅広いアプリケーションに対応することができます。今後も、ソニーには現場のニーズにあったコストパフォーマンスの高い商品/システムを提供していってほしいと期待しています。

国栄ビデオ

1989年、沖縄県宜野湾市で創業した映像制作会社。技術スタッフ13名に加え、今回導入したHXC-D70シリーズを含めて計10式のSD/HD撮影・収録システムを保有。業務全体の約9割を占めるブライダルビデオサービスのほか、舞台、イベントの中継・収録や商品撮影、ダビングサービス、地元CATV局への技術協力など、幅広い映像制作業務を展開されています。

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