Sony α
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プロカメラマン桃井一至が語るαレンズ
第3弾 カール ツァイスレンズ編:桃井一至が語るカール ツァイスレンズ
最終回の第3弾は、カール ツァイスレンズ Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5を特集します。ズーム全域での高画質とコンパクト化を高次元で両立したカール ツァイスレンズの魅力について、桃井氏が語ります。
被写体の細部まで鮮明に描写するカール ツァイスレンズ
ソニーの“α”には使い勝手のよい、いくつかのズームレンズが用意されている。
まずは軽量で最もポピュラーなDT18-70ミリF3.5-5.6、一本で広角から本格的な望遠撮影まで楽しめるDT18-200ミリF3.5-6.3、レンズの明るさとほどよい望遠がバランスの良い24-105ミリF3.5-4.5などがあったが、先頃強力なメンバーが仲間入りした。

それが今回紹介するカール ツァイス バリオゾナー T* DT16-80ミリF3.5-4.5だ。
カール ツァイスと言えば、サイバーショットユーザーにはおなじみの名称だが、元々はデジタルカメラ登場以前からある、老舗中の老舗のレンズブランド。カメラだけでなく、望遠鏡や双眼鏡など光学製品全般においてマニア垂涎のブランドなのである。その妥協なき描写はプロカメラマンやベテランユーザーを中心に、いくつもの逸話が残るほどだ。
雄大な風景をイメージそのままに表現したいなら、細部まで緻密な描写を実現する上級レンズがおすすめ。
カール ツァイスの何が普通のレンズと違うのかと言えば、その描写性能がより高レベルな次元で作り込まれていることだ。
たとえば、解像力とコントラスト。普及価格の製品で大伸ばししたプリントを見ても、それだけを見ている分には十分きれいな写真だが、カール ツァイスなど上級レンズと撮り比べたものを並べると、被写体の細部まで鮮明に描写され、メリハリもあるのが一目でわかる。

もちろん、これらは優れたレンズ設計によるところも大きいが、レンズ内部の内面反射防止処理がしっかりと行われ、さらにカール ツァイス独自の「T*コーティング」によって、逆光など厳しい撮影条件下であっても、優れた描写が得られる設計となっているのも寄与している。一言で言うなら、カタログスペックだけではわからない部分にもきちんと手間をかけた作りになっている。その辺がお値段にも表れている。
色再現はカメラ側が担う要素も多いが、なにより優れた画像が撮像素子に届かないことには始まらない。レンズとボディの密接な関係があってこそ、美しい画像が生まれる。
 
“α”の持つポテンシャルを100パーセント引き出した、ゆとりある描写が可能
またボケに関しても、円形絞り採用はもとより、解像との両立が難しいところをバランス良く、自然なボケ再現が得られるよう配慮されている。

実際に16-80ミリを手にすると、ほどよいサイズで“α100”とのバランスがなかなか良い。35ミリ換算にして24ミリ相当のワイドから、120ミリ相当の望遠までカバーしていると考えれば、思いの外コンパクトにおさめられているのがわかる。
そのカール ツァイスがオートフォーカスで楽しめるのは、“α”ユーザーのみに与えられた特権。“α”の持つポテンシャルを100パーセント引き出した、より高いレベルの描写を望むユーザーには、ぜひとも楽しんで頂きたい逸品だ。
このように身近なものを見つめるシーンから、0.24倍の最大撮影倍率によって接写を手軽に楽しみたいときも、本レンズ1本でカバーできる。
 
桃井一至講師によるカール ツァイスレンズ無料体験セミナー
定員に達しましたので、申込み受付を終了しました

■日時 2007年4月15日(日)  13:00〜15:00
■場所 お台場メディアージュ 4階 ソニースタイル
■セミナー内容
プロカメラマン桃井一至氏が講師となり、カール・ツァイスレンズ(Vario-Sonnar T*DT 16-80mmF3.5-4.5 ZA)の使い方や魅力を実際に体験いただくセミナーです。
“α”をお持ちでない方も参加いただけます。お申し込みをお待ちしております。
■参加条件
・  カール ツァイスレンズや“α100”に関心をお持ちの方
“α100”をお持ちでない方でも参加いただけます。お持ちでない方には、当日機材をお貸しいたします。
・  取材に協力いただける方
このセミナーの様子は、4月26 日(予定)にセミナーレポートとして“α”オフィシャルサイトに掲載されます。セミナーの様子やご本人の写真を撮影させていただき、ご本人の参加コメントや当日の作例を掲載させていただくことがありますのでご了承ください。
・  当日、会場に直接お越しいただける方
■募集人数   3名  ※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
■申込受付日時 2007年4月5日(木)午前10:00〜4月9日(月)18:00
■お申し込み方法
2007年4月5日(木)午前10:00より4月9日(月)18:00まで、電話にてお申し込みを受け付けます。受付締め切り後、応募者多数の場合は抽選ののち、当選者の方にセミナー事務局より受講票をお送りいたします。
■注意事項
参加いただく方にはセミナー事務局より受講票をお送りします(4月11日頃までに送付予定)。
当日は受講票をお持ちください。受講票をお持ちいただけない場合は、セミナーを受けられない場合があります。
当日は現地集合です。セミナー集合場所までの移動は各自で行っていただきます。
ご自宅から集合場所までの往復の交通費は自己負担でお願いします。
昼食は含まれません。各自昼食を済ませてご参加ください。
13:00〜15:00までの開催を予定しておりますが、終了時間が多少前後する場合がございます。
開始時間に遅れないようよろしくお願いいたします。
定員に達しましたので、申込み受付を終了しました
お申込み 受付時間 10:00〜18:00 ナビダイヤル(一般および携帯電話):0570-075-111 PHSでのご利用:03-5789-3493
※本コンテンツに掲載されている写真などの無断転載・引用・借用などは堅く禁止いたします。
第1弾 STFレンズ編
桃井一至が語るSTFレンズ
STFレンズ セミナーレポート
第2弾 マクロレンズ編
桃井一至が語るマクロレンズ
マクロレンズ セミナーレポート
第3弾 カール ツァイス編
桃井一至が語るカール ツァイスレンズ
カール ツァイスレンズ セミナーレポート
  桃井一至プロフィール  
  1968年生まれ
1987.4〜1990.6写真家・長友健二氏に師事。
1990.6(H2)〜現在
3年間のアシスタント生活のあと、
フリーランスカメラマン。
現在、写真撮影をはじめカメラ関係書籍の
執筆も行っている。
(社)日本写真家協会会員。
撮影ジャンル/人物・海外風景など
 
カール ツァイスレンズ関連情報
Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA
Planar T* 85mm F1.4 ZA
Sonnar T* 135mm F1.8 ZA