新スタンダードモバイルPC
VAIO Pro PJは、コンパクトなモバイルノートPCで主流の11.6型ディスプレイよりも一回り大きな12.5型ディスプレイを搭載。表示領域が約16%拡大されたことでテキストや表がより見やすくなるため、作業効率が上がり、しかも疲れにくいというメリットがあります。
また、映り込みの少ないアンチグレア液晶なので、蛍光灯の真下や、明るい太陽光下でも見やすさが損なわれません。高品質液晶パネルを採用したことで、高輝度・広視野角・ハイコントラストな、優れた表示品質を実現しています。
ノートPCとして群を抜いて軽い本体重量約887g*を達成。A4用紙より一回り小さなコンパクトボディ(最薄部15.7mm)も相まって、日々の持ち歩きが苦になりません。ビジネスバッグはもちろん、小さめのハンドバッグなどにも余裕で収まります。
* 構成によって重量は異なります。
大画面化は本来であれば、重量が大幅に増加する要因。しかしVAIO Pro PJでは、本体構造・素材の徹底的な見直しによって、軽量化も追求。東レ株式会社との共同開発で生まれた高弾性UDカーボン*が「面」で強度を確保する「カーボンウォール天板」により、大画面・狭額縁でも従来モデルと同等以上の剛性を保ちつつ、軽量化にも成功しました。
* UDカーボンのUDとは、Uni Directional(単一方向性)の略。カーボン繊維を同じ方向に並べた層を、縦、横に幾層にも重ね合わせることで、どの方向の力にも強い一枚に仕立てています。
大画面化のために狭額縁化されたベゼルは、一見、強度不足に感じられるかもしれません。しかし、もちろん、VAIOはその点においても妥協をしませんでした。内部構造を徹底的に見直すことで、従来モデルと変わらぬ堅牢性を実現しています。また、実際の利用シーンを想定して、90cm落下試験、液晶180度開きひねり試験、ペン挟み試験、キーボード水かけ試験*といった、さまざまな品質試験を実施しています。
* 実際に水がこぼれた場合は、修理・点検に出していただくようお願いします。また、あくまでもキーボードに水がかかった場合を想定した試験となり、排気/吸気口や各種端子からの水の侵入を想定したものではありません。
最大4コア/8スレッド駆動という卓越したハイパフォーマンスに加え、グラフィック性能も大幅に進化させた第10世代インテル® Core™ プロセッサー Uプロセッサーラインを搭載。それをVAIO独自のチューニング「VAIO TruePerformance®」によって、さらに高性能化しています。
※ VAIO TruePerformance®を適用する為には、「VAIOの設定」、「CPUとファン」設定にて、「パフォーマンス優先」に設定する必要があります。
デフォルト設定では、電源接続時のみ「パフォーマンス優先」に設定されています。
従来のCPU内蔵グラフィックスとは別次元のパフォーマンスを発揮する「Iris Plus Graphics」*によってサイズの大きな写真や動画の取り扱いや、昨今、利用頻度の高まっているWeb会議アプリの動作がスムーズになります。
*Core i7 搭載モデルのみ
高速なストレージの搭載は、ファイルコピーやアプリケーション起動など、日常的な作業の高速化につながります。その点、VAIO Pro PJは高速な「第三世代 ハイスピードSSD」も選択可能です。 なお、「第三世代 ハイスピードSSD」は最大で2TBの選択肢も用意。たくさんの画像や動画を保存したり、多くのアプリをインストールしても、空き容量に悩まされることなく長くご使用いただけます。
複数の作業を並行して行う際の速度や安定性に影響するメインメモリーは8GB/16GB/32GBからお選びいただけます。サイズの大きな画像や動画、ビジネス資料を多数展開しながら作業する方には16GB以上がおすすめ。32GBメモリー搭載モデルならクリエイターのハードな要求にも余裕で応えます。
コンパクトな筐体にビジネスに必要な端子を搭載。アダプターなしに直差しできます。
*USB Type-C(TM)端子とアナログ外部ディスプレイ出力端子を同時に外部モニター出力としてご使用いただくことはできません
VAIOとの互換性を検証済みのUSB Type-C™アクセサリーをご用意。Type-C ドッキングステーションとType-C 薄型ACアダプターを組み合わせることで、帰社時/帰宅時にケーブル1本繋ぐだけで、電源やディスプレイ、有線LANなどへの接続が完了。デスクトップPCとノートPC、両方の用途にワンアクションでシームレスに対応できます。
VAIO Pro PJは、これまでとほぼ同じ重量・サイズで約11%の長時間駆動化を実現した新型バッテリーを採用。これによって、内蔵バッテリーだけで最大約15.5〜16.5時間*1もの長時間駆動を実現しました。外出時にACアダプターを持ち歩く必要がなくなるので、荷物がさらに軽くなります。また、消費電力が大きくなるLTE接続時でも最大約6.3時間*2の連続駆動が可能なので、たとえば東京から大阪までの日帰り出張時、往復の新幹線でずっと通信し続けてもなお余裕があります。
*1 JEITA測定法 2.0の場合。最大駆動時間は本体仕様により異なります。また、駆動時間は使用状況および設定等により変動します。
*2 LTE連続接続時、WEB巡回60秒間隔、キー入力10秒間隔、輝度150cd/m2においてのバッテリー容量が100%から5%までの駆動時間。最大駆動時間は本体仕様により異なります。また、駆動時間は使用状況および設定等により変動します。
わずか1時間でも最大約9.5時間分*の充電ができる急速充電にも対応。うっかり充電を忘れてしまっても、短時間でリカバリーできます。
* JEITA測定法 2.0の場合。最大駆動時間は本体仕様により異なります。また、駆動時間は使用状況および設定等により変動します。
フル充電状態を維持し続けると劣化し、寿命が短くなってしまう内蔵バッテリーを長く使えるようにする「バッテリーいたわり充電モード」を搭載しています。
付属のACアダプターは約200gの小型・軽量タイプ。充電用のUSB端子が搭載されているので、PCと同時にスマートフォンなどを充電することができます。
VAIO Pro PJは、本体設計を見直すことで、コンパクトなボディながら一般的なデスクトップPCや大画面ノートPCなどと同等のフルピッチ*キーボードを搭載することに成功。デスクトップPCに慣れ親しんだ方でも、違和感・窮屈感なく快適にタイピングしていただけます。
* キーピッチ:約19mm
キートップを支える部品の一つひとつの加工精度を高めることで耳障りなノイズの低減に成功。会議室や飛行機の中など、周りに気を遣うシーンでも安心して作業できるようにしています。キーキャップの構造を見直すことで、キートップが外れにくく、ゴミやホコリがキーボードの内部に入り込みにくい構造にしました。
プロジェクター投影中の薄暗い会議室や、消灯後の飛行機の座席などでの利用に便利なキーボードバックライトを標準搭載しています。
キートップには、専用開発したフッ素含有UV硬化塗装を使用。防汚性、耐指紋性を強化し、摩耗と皮脂油によるテカリを防ぎます。
他にも、誤操作を防ぐ2ボタンタッチパッド、段差を抑えたパームレストやアンチグレア液晶など、生産性を高める工夫を詰め込んでいます。
VAIO Pro PJは、Windows Hello対応の生体認証方式を最大2種類から設定可能。センサー部に指を置くだけの指紋認証、内蔵カメラでユーザーの顔を自動認識する顔認証の2つの方法で瞬時にログインできます(指紋認証はスリープ状態からの復帰にも対応*)。ふだんは顔認証で素早く、マスクをしているときなどは指紋認証でパスワード入力をせずにログインできるので、パスワードを複雑で強固な文字列にしても面倒なく安全・快適に利用できます。
* 出荷時設定ではオフ。「VAIOの設定」で設定可能です。
物理的に本体を固定するセキュリティーロック・スロットを用意するほか、OSや他のハードウェアと独立して機能するセキュリティーチップ(TPM*1)を搭載可能。従来はHDDやSSDに保存していた暗号キーを独立して管理できるようにすることで、ビジネスの現場に必要な強固なセキュリティーを実現します*2。
また、ネットワークを用いた休止状態/スタンバイ状態からの起動(Wake On Lan)や、ポート/スロットの無効化が可能なBIOSセットアップにも対応。企業がシステム管理上必要となる仕様・要件を押さえています。
*1 TPM:Trusted Platform Module。
*2 TPMは、データやハードウェアの完全な保護を保証するものではありません。
ここにきて急激に実施頻度が高まっているWeb会議機能。その点、VAIO Pro PJは約207万画素の高性能フロントカメラを搭載しており、薄暗い屋内でも低ノイズでクリアな映像を会議相手に届けます。
2つのマイクで収録した音声を解析することで、正面のユーザーの声だけに絞り込んだクリアな音声で通話できるステレオアレイマイクを搭載。ステレオスピーカーも聞き取りやすい高音質なものを搭載しており、ヘッドセットを用意することなくクリアな音声でWeb会議を行えます。
モデル | VJPJ131 | ||
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カラー | 名称 | ブラック/シルバー/ブラウン | |
OS*1 | 名称 | 右から選択 |
Windows 10 Home 64ビット Windows 10 Pro 64ビット |
プロセッサー*2 | 名称 | 右から選択 |
Core i7-1065G7(1.30GHz 4コア/8スレッド) *3 Core i5-1035G1(1.00GHz 4コア/8スレッド) *3 Core i3-1005G1(1.20GHz 2コア/4スレッド) *3 |
メモリー*4 | メモリー搭載容量 | 32GB(オンボード) 16GB(オンボード) 8GB(オンボード) |
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メモリー最大搭載可能容量 | 上記メモリー搭載容量に等しい | ||
ディスプレイ *5 | ディスプレイサイズ ※()内は解像度 | 12.5型ワイド(1920x1080) | |
タッチパネル | 非搭載 | ||
ストレージ | 仕様 | 右から選択 |
第三世代ハイスピードSSD 2TB (NVMe) *6 第三世代ハイスピードSSD 1TB (NVMe) *6 第三世代ハイスピードSSD 512GB (NVMe) *6 第三世代ハイスピードSSD 256GB (NVMe) *6 スタンダードSSD 256GB (NVMe 暗号化機能付) *6*7*8 スタンダードSSD 128GB (NVMe 暗号化機能付) *6*7*8 |
光学ドライブ *9 *10 | ドライブ | なし | |
指紋認証、顔認証 | 右から選択 | 搭載/非搭載 | |
質量 *11 | 本体 | 約887g~約906g (バッテリー込み) |