新開発のマイクロレンズアレイ付き1.35型ワイドXGAパネルとワイドビューフィルム(視野角改善フィルム)の組み合わせにより、際立つ白のピークとさらに引き締まった深い黒レベルを再現。このダイナミックレンジ拡大によりコントラスト比1000:1を実現。中間階調表現がいっそう豊かで滑らかになり、高精細で奥行き感のあるフィルムライクな映像を再現します。表示デバイスには、アスペクト比16:9、1366×768ドット構成(リアルXGA解像度)の1.35型ポリシリコンTFTワイドLCDパネルを、R・G・B独立で3枚搭載(約315万画素)。DVDなどの高画質ソースの再現に応える水平解像度750本(ビデオ入力時)を実現しています。

緑色成分を約25%カットする着脱式の色度補正フィルター「シネマフィルター」を付属。この「シネマフィルター」を装着することで、コントラスト感を強調した効果が得られ、肌色も自然に柔らかく再現できます。画質調整の選択肢のひとつとして、お好みに応じてご使用いただけます。
お手持ちのパソコンに「ImageDirector」(CD-ROM)をインストールし、市販のRS-323Cケーブルとで本体とパソコンを接続すれば、簡単にガンマ補正値を調整できます。R、G、Bそれぞれ独立での調整が可能です。
光源には、プロジェクター用光源として理想的な特性を備えたUHP(Ultra High Performance)ランプを採用。高出力200Wランプを搭載し、1000ANSIルーメン(16:9時)/750ANSIルーメン(4:3時)の高輝度を実現しています。これにより明るめのお部屋でも投影可能となり、より手軽に大画面をお楽しみいただけます。
LCDパネルの水平方向、垂直方向、および信号レベルの3つのディメンジョンを検出し、ドットごとに異なるガンマ特性を的確に補正するソニー独自の「3Dガンマ補正回路」を搭載。パネル面を28ポイント×8層の合計224ポイントに分け、きめ細かくガンマ特性を補正することで、輝度ムラや色ムラの少ない高画質の映像を投影します。また、ビデオ信号処理回路には、ライン相関とフレーム相関の両方を加味しながら、輝度信号(Y)と色信号(C)を高精度に分離する「3次元デジタルY/C分離回路」。さらに、輝度信号と色信号のそれぞれの画像ノイズを低減する「DNR(デジタル・ノイズ・リダクション)」を搭載しています。また、ドットラインインバーターを採用し、色ムラやゴ−スト画像の発生を低減させています。
大画面になるほど粗さの目立つビデオ信号をなめらかに、より美しく再現できるよう、ソニー独自の高画質化回路「DRC-MF(Digital Reality Creation-Multi Function)」を搭載しました。DRC-MFは一般的な走査線補間と異なり、あらかじめメモリーされているビデオ信号の波形パターンをもとに、ビデオ信号を高密度な信号へと再生成するもので、DRC4倍密とDRCプログレッシブの選択が可能。DRC4倍密は、ビデオ信号の走査線数、水平画素数をそれぞれ2倍にアップして、ギザギザになりやすい斜めの線をクリアーに再現。

また、DRCプログレッシブは、ビデオ信号の走査線数を2倍にアップ、同時にノンインターレース走査を行うことで、画面のちらつきを低減し、字幕スーパーの文字などをくっきり再現します

LCDプロジェクターは、画像の明暗を液晶シャッターの開閉によりコントロールする方式であるため、明るい部分と暗い部分とが混在した画像を投影した場合には、黒浮き(暗部の階調が失われて、黒い部分が浮いて見える現象)が生じやすくなっています。そこで、画像全体の明るさが比較的均一なテレビ番組など、一般的な映像ソースの再現に適したノーマルモードに加えて、明暗の差が大きい映画ソフトなどの映像ソースの再生に適した「シネマブラックモード」を装備。「シネマブラックモード」では、画面全体の明るさを約750ANSIルーメン(16:9時)に抑え、暗部のディテールをより一層こまやかに再現。映画フィルムのような質感が得られます。

24コマ/秒の映画フィルム素材から2-3プルダウン方式でビデオ信号に変換された映像ソースを自動的に識別して適切な信号処理を行い、なめらかな映像を再現する機能です。60フレーム/秒のプログレッシブ再生で、フィルムの1コマ1コマを忠実に再現します。
標準搭載レンズよりも投射距離を短くできる短焦点レンズVPLL-ZM31と、長くできる長焦点レンズVPLL-ZM101をオプションで用意しました。設置環境や大画面を楽しむスタイルに合わせて適したレンズをお選びいただけます。
力端子を装備したDVDプレーヤーやハイビジョン機器などを接続するために、5ピン端子によるRGB/コンポーネント/HDTV入力を2系統(INPUT A/B)装備しました。なお、INPUT A/BはコンピューターのアナログRGB信号にも対応。別売の変換コネクター/ケーブルを使用することで、お手持ちのパソコンと接続し、データ画像も投影することができます。
1366×768ドット構成(リアルXGA解像度)をもつLCDパネルを有効に生かした投影ができるよう、ビデオ信号やVGA信号、SVGA信号はアップコンバート。より高い解像度のSXGA信号はダウンコンバートして再現する高性能スキャンコンバーターを内蔵。また、DTVにも対応。ハイビジョン・クオリティーの“1080/60i”や、プログレッシブ・コンポーネント信号“480/60p”などもそのまま入力・再現できます。
明るく、シャープな像を結ぶ高性能マニュアルフォーカス・1.2倍ズームレンズを標準搭載し、40型から最大300型までの投影が可能。レンズは短焦点設計となっているので、90型スクリーン(16:9時)の場合、投影距離は約2.9mからと、6畳間サイズのリビングルームから手軽にセットアップできます。また、デジタル台形補正調整機能により、プロジェクターがスクリーンを見上げるような場合でも、画像の台形歪みを補正することが可能です。
耳ざわりなファンノイズ対策には、プロジェクター内の空気の流入出をスムーズにするとともに、吸気口と排気口の間を長めにしたクーリング機構を採用。わずか約30dB(「シネマブラックモード」時)という、業界最高水準(*)の静音設計により、視聴を妨げない静かな投影ができます。エアフィルターは、空気中のゴミ吸着能力が高い帯電フィルターを採用。従来機のVPL-VW11HTに採用されていたものをさらに進化させ、ほこりの遮断性能をより向上させています。フィルターの目詰まりを感知するセンサーも装備していますので、本体へのごみの進入を軽減でき、フィルターの適切な交換時期がわかります。
明るさ、コントラスト、色あい、シャープネスをはじめ、色温度の設定やアスペクト比の選択など、多彩な画質・画像調整が行えるピクチャーコントロール機能を装備。さらに、ビデオメモリー機能の装備により、調整した内容を6通りまで記憶・設定可能。これにより、DVDやビデオ、TVチューナーやカメラ映像などのソース、または映画、コンサート、スポーツなどのソフト内容に合わせて、好みの画質に素早くセットすることができます。

アスペクト比4:3の映像ソースを投影する場合も、ワイドLCDパネルの全ドットを生かした再現ができるよう、「フル」「ズーム」「字幕入り」「ワイドズーム」の4種類のワイド画面 モードを装備。さらに、入力信号の走査線数/水平画素数と、LCDパネルの水平/垂直ドットを1対1で対応させて再現する「スルーモード」を装備しました。スクリーンに投影される画像サイズは小さくなりますが、入力信号をストレートに再現した高密度な映像が得られます。なお、「スルーモード」には、入力信号が4:3の信号の場合に有効な「ノーマルスルー」と、入力信号がスクイーズされた16:9信号の場合に有効な「フルスルー」の2種類があります。
●プロジェクターのワイヤードリモート操作が行えるコントロールS入力端子(プラグ・イン・パワー)装備。
●7ヵ国表示のオンスクリーンメニュー機能。
●電源オン/オフや入力切り換え、画質・画面調整、ビデオメモリーの設定・呼び出しなどの操作が手もとで行えるバックライト付きリモートコマンダーRM-PJVW10付属。