XDCAM
映像制作機材 "XDCAM"
PXW-X200
XDCAMメモリーカムコーダー

PXW-X200

商品の特長

新開発のイメージセンサーを搭載することにより、感度F12、SN比58dBとショルダーカムコーダーをしのぐ性能を実現しました。

前機種「PMW-200」からワイド端、テレ端ともに拡大し、ズーム比17倍、焦点距離29.3-499mm(35mm換算)を実現しました。「フルマニュアルレンズ(*)」を採用し、操作に対するダイレクトなレスポンスと相まって回転角度による直感的な操作が可能です。フォーカスリングは、前後にスライドし、オートフォーカスと、フルマニュアルフォーカスを切り換えることができます。

  • * フルマニュアルレンズとは、一般的なハンディカムコーダーのレンズがレンズリングの操作に対して実際のズームやフォーカス動作が遅れたり、レンズリングがエンドレスに回転することが多いのに対して、ショルダーカムコーダー用レンズと同じように、リング操作に対して実際の動作の遅れが無く、かつ各リングが回転範囲の終わりでしっかり止まるレンズです

最新の画像圧縮技術により高効率と高画質を両立したXAVCフォーマットは、用途に合わせてグリーンバックやグレーディングなど高度な編集にも対応するXAVC Intra(4:2:2 10bit 111Mbps<59.94i時>)と、充分な画質を維持しつつ、長時間収録にも対応するXAVC Long(4:2:2 10bit 50/35/25Mbps<59.94i時>)を搭載しています。さらに世界中の映像制作現場で使われているMPEG HD422、MPEG HD420、DVCAM、MPEG IMXまで幅広い記録フォーマットを搭載。用途やワークフローに応じて最適なフォーマットを選択することができます。

プロフェッショナルメディアとして高い性能と信頼性を持つSxSメモリーカードをはじめ、用途や予算に合わせてメディアを選択することができます。SxSメモリーカードは、転送速度1.6Gbps(SxS PRO+)を実現。PCへの取り込み時間を大幅に短縮することができます。また動作温度-25 - +60℃、保存温度-40 - +85℃、耐衝撃1500Gとプロフェッショナルメディアならではの高い耐久性を持つとともに、さらにサルベージ機能によりシステムとしての高い信頼性を確保しています。また、別売アダプターを使用することにより、XQDカード、SDHCカード、メモリースティックによる収録も可能です。

  • ※ 収録できるフォーマットや機能はメディアごとに異なります。サルベージ機能はSxSのみ対応します
サルベージ機能サルベージ機能

2枚のメモリーカードへの同時記録機能を搭載。カムコーダー本体でバックアップ収録を行うことができます。また、Aスロットのメモリーカードが一杯になると、自動的にBスロットのメモリーカードに切り替わるリレー記録にも対応しており、長時間収録が可能です。

  • * ファームアップにて対応(2015年春予定)。2枚のメモリーカードに対して個別にREC ON/OFFすることはできません

従来機種から大幅に画素数を増やした高精細LCDパネルを採用。画面中央部を拡大表示するエクスパンドフォーカス機能とあわせてHDのシビアなフォーカス合わせを強力にサポートします。

Content Browser Mobile(*)を用いた、映像のモニタリングやリモートコントロール。またモバイルルーターなどを用いた撮影後のファイル転送が可能です。NFC(近距離無線通信)に対応しているので、ワンタッチでモバイル端末と接続することができます。

  • * Content Browser Mobileは、Google Play、Apple App Storeから無償でダウンロードできます

従来のコールドシューと互換のある形状で、新たに電子接点を搭載したマルチインターフェース(MI)シューを採用。LEDライト「HVL-LBPC」の点灯制御や、ワイヤレスマイクロホンパッケージ 「UWP-D11(*2)/UWP-D12(*2)」への電源供給、ケーブルレスでの音声信号入力など、MIシュー対応アクセサリーとの組み合わせにより利便性が大きく向上します。

  • *1 ファームアップにて対応(2015年春予定)
    *2 別売のMIシューアダプター「SMAD-P3」が必要です

RECボタンを押す前の映像を内蔵メモリに蓄積することでRECボタンを押したタイミングの最大15秒前(*)の映像までさかのぼって収録できます。例えば、鳥が飛び立ったと気づいてからRECボタンを押したとしても、羽ばたく前からの映像を収録することができ、ドキュメンタリー、取材など、あらゆるシーンで決定的な瞬間を撮影できます。

  • * XAVC Intra時は最大4秒となります

撮像フレームレートを再生フレームレートと異なる設定にすることが可能で、XAVC記録時は1920×1080pで最大60フレーム/秒、MPEG記録時は1280×720pで最大60フレーム/秒で撮像することができます。例えば、記録モードを23.98pに設定し、撮像フレームレートを60フレームに設定すると1/2.5倍速のスロー映像の記録が、逆に撮像フレームレートを1フレームに設定すると24倍速のクイック映像の記録が可能です。このようにフィルムカメラの早回し(オーバークランク)、遅回し(アンダークランク)と同じような効果が得られ、画質を損なうことなく印象的なスロー映像やクイック映像の撮影が可能になります。

本機能によりRECスタート、ストップを繰り返してもワンクリップとして記録できます。短いクリップをたくさん作りたくない場合に便利な機能です。また記録の開始点にはレックスタートマークが記録されるため、記録開始位置の検索も容易です。

  • ※ 本機能はUDFモード時のみ使用可能です。またピクチャーキャッシュレック、インターバルレック、フレームレック、スロー&クイックモーション時は使用できません

撮影条件などに合わせて調整した設定値をピクチャープロファイルとして保存することができます。豊富なペイントメニューや調整幅を搭載しており、クラスを超えた映像表現が可能になります。

プロキシカードスロットに装着したSDカードに低解像度映像を記録することができます。画質は1280×720 9Mbpsから480×270 0.5Mbpsの間で4段階から選択することが可能です。

・インターバルレック
・フレームレック
・GPS(*)

  • * ファームアップにて対応(2015年春予定)

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