XDCAM
映像制作機材 "XDCAM"
XDS-1000
XDCAM プロフェッショナルメディアステーション

XDS-1000

商品の特長

HDDを内蔵ストレージとして搭載し、収録・再生・ネットワーク/ファイルオペレーションを同時に行う「マルチタスクオペレーション」が可能です。これにより、収録・編集・送出・アーカイブとあらゆるコンテンツ制作フローの効率化を実現します。
XDCAM Stationでは、以下の動作を同時に行うことが可能です。
・ネットワークを通じて、MXFファイルを内蔵ストレージにインポート/エクスポート(*1)
・内蔵ストレージ・SxSメモリーカード間での素材コピー(*1*2)

  • *1 これらの動作は、ベストエフォートでの動作のため、本体の状態によって、動作時間が異なります
    *2 メディア間での素材コピーは、SxSメモリーカード→内蔵ストレージとなります

XDCAM Stationではファイルオペレーションとベースバンドオペレーションのシームレスな連携を実現します。ベースバンドで記録をしている素材の追っかけ再生、ファイル転送をしている素材の追っかけ再生も可能です。
XDCAM Stationでは、ファイル転送中のMXFファイルを、再生・プレビューすることも可能です。また、XDCAM Stationをリニア編集のプレーヤーとすることで、ファイル転送中の素材の追っかけ編集も可能になります。さらに、ベースバンド収録中のファイル転送も可能です。

XDCAM Stationでは、SxSメモリーカードスロットを標準搭載しています。SxSメモリーカード「SxS PRO」「SxS-1」以外に、メモリースティックアダプターMEAD-MS01(別売)、SDカードアダプターMEAD-SD01(別売)も使用できます。
SxSメモリーカードから内蔵ストレージに対しては、MPEG HD422コーデックで最大10倍速以上の転送が可能であり、カムコーダーで収録したSxSメモリーカードの素材を、内蔵ストレージへ高速にコピー(*)できます。これにより、収録素材は内蔵ストレージに保存され、SxSメモリーカードは循環させて使用することが出来るようになります。

  • * SxSメモリーカードに記録されたMP4/AVIファイルを内蔵ストレージへコピーする場合、MXFファイルにラッパー変換されて記録されます

VTRライクな操作性を実現するためジョグ/シャトルを搭載。ベースバンド収録された素材は、XDCAMと同様にスムーズなジョグ/シャトルが可能です。
またコントロールパネルでは、XDCAM Stationの内蔵ストレージやSxSメモリーカードの素材のリスト表示・サムネイル表示が可能。コントロールパネルに表示される内容は、背面のVGA端子からも出力されます。

  • ※ SxSメモリーカードに記録されたMP4クリップを内蔵ストレージにコピーした場合、ProxyAVがなく、シャトル再生をすると映像や音声が不連続になります

XDCAM Stationでは冗長電源ユニットXDBK-101(別売)により、電源の冗長化に対応します。スタジオサブやマスターなどでの、より安全な送出運用に対応します。

MPEG TS入出力ボードPDBK-202(別売)を装着することで、DVB-ASI信号の入出力に対応し、MPEG-2トランスポートストリームでの伝送が可能です。デジタルFPUやSNG伝送装置に直接DVB-ASI信号を入出力(*)することができます。

  • * VB-ASIの入力は、HD/SD-SDI入力を兼用します

アプリケーションソフト「Content Browser」では、本体コントロールパネルと同じように、XDCAM Stationの素材をサムネイル表示します。また、内蔵ストレージ・SxSメモリーカードのメディア間で素材コピーを行うことも可能です。
XDCAM Stationはネットワーク経由での制御にも対応。「Content Browser」から、記録や再生などが行え、離れた場所にあるXDCAM Stationも制御が可能です。

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