
フォトグラファー|6151
日常で感じる癒やしの瞬間を、ありのまま映し出すXperia 5 III。
Xperia 5 III
スペシャルインタビュー
2022/2/15
目次
日常の何気ない瞬間を切り取った写真がInstagramで人気を博し、会社員からフォトグラファーに転身した6151さん。
研ぎ澄まされた感性とセンスで、共感を生む作品を発表し続ける6151さんの視点で、Xperia 5 IIIの魅力とそのリアルな使用感を伺った。

フォトグラファー
6151
フォトグラファー
6151
会社員をしていた2010年にInstagram(@6151)を開設し、2015年に独立。現在フォロワーは12万人を超え、最近はフォトワークショップの講師としても活動中。「インスタグラム商品写真の撮り方ガイド(技術評論社)」「Instagramあたらしい商品写真のレシピ(玄光社)※共著」などの著書が好評を博す。
『好きだった写真で生きる道を、Instagramが拓いてくれた』

Xperia 5 IIIで撮影

どのような活動をされているか教えてください。
6151 : Instagramで作品を発表するなど、フリーのフォトグラファーとして活動しています。企業や地方自治体からの依頼でさまざまな地域に赴き、その土地の魅力にフォーカスした撮影を行うほか、雑誌やWEB記事に掲載する撮影依頼もいただいています。写真の撮り方、SNSへアップする際のコツなど、写真の楽しさをお伝えする講座に講師として呼ばれることも。カメラを片手にその土地の景色や人に会いに行く、そんな日々です。

Xperia 5 IIIで撮影
フォトグラファーとして独立するまでの流れを教えてください。
6151 : もともと写真が好きで趣味にしていたのですが、2010年、Instagramがローンチしたタイミングとほぼ同時にアカウントを作り、朝、昼、仕事終わりの3回、日常風景をアップするのを日課のように続けていました。すると、思いがけず多くの方にフォローしていただけるようになり、そのうち仕事の依頼が来るようになったんです。そして2015年に思い切って勤めていた会社を辞め、フリーになりました。師匠もいませんし、写真は完全に独学。そんなスタートでしたね。

メイン機材は何を使用されていますか?
6151 : ソニーのα7R IIIを使用しています。数年前、アイスランドに滞在し撮影する仕事があり、そこで使わせていただいたαシリーズの使い心地に感動したのが購入のきっかけです。周囲のフォトグラファーが皆、αシリーズに傾倒している時期で「αシリーズはいいよ」とはよく聞いていたのですが、私は自分が使っているカメラを気に入っていたので「そんな言葉に騙されないぞ!」とその時まではまだαの性能を疑っていたんですね。でもアイスランドから帰国後、速攻で買いに行きました(笑)。
『自分を励ますために撮った写真が、誰かの癒しに』

写真の魅力や楽しさとは、どんなことでしょうか。
6151 : 一瞬で感動を共有できることではないでしょうか?特に初期のInstagramは日本語非対応でしたので、当時は英語で短いコメントを付けて発信していました。それでもお会いしたこともない海外の方から写真に“Like”をいただけたりして、本当に衝撃を受けました。言葉を介さずとも、写真一枚で意思の疎通ができたその体験で、より写真というものが持つ力に魅了されていきました。


Xperia 5 IIIで撮影
日常的に撮影している作品のテーマを教えてください。
6151 : 特にテーマを決めてはおらず、その時々に感じたものを撮影するようにしています。そもそも、誰かに届けるためではなく、自分のために撮っていたんです。疲れることも多い日々の暮らしの中、例えば冬の匂いを感じる朝の空気感や、夕焼けなど “きれい”とか“清々しい”と感動した時、自分の中の何かが回復するような感覚があるんです。そう感じた瞬間を撮影しアップしていました。するとその写真を見て共感してくれた方が「癒やされました」「ありがとう」と反応してくれて……。自分と同じようにみんなも疲れているんだなと思う一方で「優しい人が多いんだな」と、そして「世界ってやっぱり美しいんだな」と毎日のように感動していました。その繰り返しでここまで来たように思います。最近はコーヒーが好きで、自分が休憩している時などに「お疲れさま」の気持ちを込めてよくコーヒーの写真をアップしています。見てくださった方がほっと一息入れてくれればいいな、と願っています。
『過剰も不足もない、“素直な表現力”が魅力』

Xperia 5 IIIで撮影

Xperia 5 IIIを使用した感想はいかがでしたか?
6151 : まず本体ですが、軽くて薄くて持ちやすい。違和感なくすっと手に馴染みました。カメラアプリの起動も早く、気になった被写体を見つけた時、ポケットから出してすぐに撮影に入れます。横長の画面とカメラキーもいいですね。よりカメラライクに使えるのに片手でもシャッターが切れる。そして、画面と画質の美しさは別格です!撮影した画面をその場で確認してみると、自分の腕が上がったんじゃないかと錯覚してしまうほどで、テンションが上がりました。

4つの焦点距離はどのように使い分けましたか?
6151 : これはもう感動しっぱなし。特に105mmの望遠レンズで撮影した画像の美しさ、クオリティには圧倒されました。ザラついた画質になることもなく、隅々までクリアに映ります。実は遠くにある看板に何が書いているのか知りたい時に105mmで撮影して確認したこともあります。本来の使い方ではないでしょうけれど、くっきり写っていて便利でした(笑)。超広角は室内撮影などに重宝しました。室内の全景をしっかりおさめられますし、多少暗くても画質が劣化せず、明るく撮れます。しかも、その明るさが自然なんです。私は目で見たもの、感じた雰囲気、そのものをできるだけ忠実に表現したいのですが、Xperiaの画質、色味は過剰でも不自然でもなく、そのままを切り取った素直な美しさがあると感じています。
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Xperiaがこだわり続ける「カメラキー」
Photography Proでは、カメラキーによるシャッターを採用。半押しでAFロック状態となり、全押しでシャッターが切れ、カメラと同じ操作感で撮影が楽しめます。
また、カメラキーを長押しすれば、すぐにカメラが起動。撮りたいと思った時に、スムーズに撮影できます。
『難しい撮影技術は、Xperiaがカバーしてくれる』

オブジェクトトラッキングはいかがでしたか?
6151 : 撮影をする上で技術的に難しいことを、さらりとカバーしてくれるすごい機能でしたね。例えば発車前の電車にピントをあわせておくと、動き出した後もピントが合い続けてくれます。また、動くものだけではなく、カフェでコーヒーなどを撮影する際にも有効です。私は右から狙ってみたり左から狙ってみたりとよく動くんですが、どの角度から構えてもピントがしっかり合うので、拡大してみると被写体がボヤけているなどのミスが圧倒的に少なくなりました。

瞳AFはいかがでしたか?
6151 : プライベートでは友人や家族の姿をよく写しています。その時に瞳にピントが合い続けてくれたのでやはりミスが少なかったですね。人物の魅力を表現することにおいて、瞳をしっかり捉えることは非常に大切です。瞳にピントが合うと、印象的な写真になるんです。ピッタリ合っていると、仕上がりが全然違いますよ。あとは旅先やその土地で出会った猫ちゃんを撮影した時は便利でしたね。猫がフレームアウトしても、もう一度捉えた時にまだ瞳をフォーカスし続けてくれたんです。生き物の撮影は本当に難しくていつも苦労するんですが、技術の面をXperiaがカバーしてくれるので、のびのびと撮影に集中できる、そんな感覚がありました。
普段、Xperia 5 IIIをどのように活用されていますか?
6151 : 最近は、α7R IIIには50mmレンズを付け、Xperiaは交換レンズのように潜ませるという使い方をよくしています。レンズは本当に重いので、特に被写体が決まっておらずぶらぶら散歩をしながら、シャッターチャンスを探している時などは重宝しましたね。Xperiaで撮影した写真のクオリティが高いからこそ、このような使い方が可能なんです。撮った写真を「こちらはスマホで撮ったんです」と言って人に見せた時、「えっ!?スマートフォンでこんなにきれいに撮れるの?」驚かれたこともありますよ。
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自動で瞳を捉える瞳AF
3つのレンズすべてで人や動物※の瞳を自動で検出し、正確にピントを合わせるので、フォーカスに気を配ることなく、最適なシャッタータイミングに集中できます。シャッターを切るだけで印象的な1枚が撮影可能です。※すべての動物が対象ではありません。
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一眼レベルのフォーカス機能
αTM譲りのオブジェクトトラッキングは撮りたい被写体をタップするだけで、カメラまかせで高精度に自動追尾。動き回る子どもやペットの一瞬のしぐさもしっかりとらえます。※撮影環境によっては、被写体を検出できない場合があります。
『一期一会の一瞬を残し続けたい』

Xperiaはどんな方におすすめできますか?
6151 : ただ写真が好きという方にも、こだわった写真を撮りたい方にもおすすめですね。オートで撮影して、十分高いクオリティの写真が撮影できるし、細かい設定やLAWでの撮影もできますので写真に凝りたい方の要求にも応えられる、そういう幅広さがあります。特に機械の操作が苦手で、一眼カメラにハードルの高さを感じている方は、まずはベーシックモードで撮影するだけでも、十分に写真の楽しさを堪能できると思います。そのうち、難易度の高い撮影、例えば夜景などに挑戦したくなったら、そのための設定や機能もあるので、どんどん写真の沼にハマっていくのではないでしょうか?

素敵な写真を撮影する秘訣を教えてください。
6151 : 単純な答えで恐縮なんですが、私が実践し日々感じているのは、とにかくたくさん撮ることだと思っています。私自身、何千枚も撮ることもあります。なので、いつもポケットに入れて持ち歩くことができ、いい画質でバシバシ撮影できるXperiaはうってつけの一台ですね。その時々で心が動いたものに対して、シャッターをとにかく切り、見返えしてみてほしい。写真が記憶をより濃く残してしてくれるので、そのうち自分の好きなテイストや、世界観が見つかるのではないかと思います。

Xperia 5 IIIで撮影

今後の目標は?
6151 : これからも世界中の美しい景色や瞬間を撮り続けたいですね。私は日本の四季の移ろいや雰囲気がとても好きで、一生のうち春や秋をあと何回体験できるだろう?と平均寿命に照らして数えてみたんですが、これが意外と少ないんです。美しいと感じた瞬間、癒やされた瞬間をできるだけ逃さず撮り続け、残したい。そして共感してくれる方に向けて、一枚でも二枚でも多く私が感じた想いを写真に乗せてお届けしたいと思っています。

6151氏 フォトギャラリー日常で感じる癒やしの瞬間を撮影!
フォトグラファーの6151氏が、Xperia 5 IIIのPhotography Proで日常で感じる癒やしの瞬間を撮影。研ぎ澄まされた感性とセンスで、日本の四季の移ろいを情緒豊かに捉えました。疲れた心を癒してくれる美しい風景作品をぜひご覧ください。