Xperia × Camera
エムスタ

ビデオグラファー|エムスタ

Xperia 1 IVは日常を”かけがえのない時間”に変える

Xperia 1 IV

スペシャルインタビュー

2022/9/27

目次

感情を揺さぶる映像作品を生み出し、若者を中心に人気を誇るビデオグラファーのエムスタ氏。
この度、エムスタ氏がXperia 1 IVを使用し映像作品を撮り下ろした。気鋭のクリエイターはXperia 1 IVをどう評価するのか?
どこかノスタルジックでシネマティックなエムスタ氏のこだわりが詰まった作品とともにご覧ください。

ビデオグラファー エムスタ

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エムスタ

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エムスタ

2019年から出雲を中心に山陰で活動。独学で編集、撮影スキルを学び、ビデオグラファーとしてフリーランスに。手掛けた企業案件の作品は200件を超える。映る人のその時の感情を残し、温かみもありながらリアルな作品にするのを得意とする。

『結婚式でのムービー制作がすべての始まり』

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現在の活動内容を教えてください。

エムスタ : 地元・島根県出雲市を拠点にビデオグラファーとして活動しています。企業からの依頼でTVやWEBのCMを撮影・制作するほか、自分の映像作品をInstagramなどにアップしています。また、結婚式のムービー制作は自分の原点でもあるため、今も定期的に受けるようにしています。

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結婚式のムービー制作から映像の世界に入ったのですか?

エムスタ : 5年前に友人の結婚式で使うオープニング動画を制作したのが始まりです。当時、映像制作は趣味でやっており、海や花火の動画をYouTubeに投稿していただけだったんですが、友人は「動画を作ることができる」と思ったらしく、制作を頼まれたんです。その場の勢いで引き受けてしまい、急いで一眼カメラを買ってなんとか間に合わせました(笑)。しかし、思いのほか「カッコいい映像」、「 プロみたい」と高評価をいただきまして、嬉しかったですね。その時初めて「映像を仕事にしたい」と思ったんです。

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その後、どのように映像クリエイターになったのですか?

エムスタ : 出雲市は小さい街なのでその評判が広がり、ある結婚式場から式で使う映像の制作を依頼されたんです。その時点で僕は内装業の会社に勤めていたんですが、社長に相談したところ快く副業を許していただき、初めて映像制作が“仕事”になりました。それからいただいた案件をこなしていくうちに依頼が増えていき、2019年に独立する流れになりました。

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『映像が気付かせてくれる、日常の豊かさ』

映像の技術はどのように習得したのでしょうか?

エムスタ : ほぼ独学です。誰かに師事すればもっと早く技術を習得できたかもしれませんが、少なからずその方の影響を受けるでしょうし、スタイルや作風が固まってしまうように感じたんです。それよりは、自分の中で“何をどのように表現したいのか”を突き詰め、実際に手を動かしてトライアンドエラーを繰り返しながら学ぶ道を選びました。誰の真似でもない、自分ならではのカラーやテイストで作品を創っていきたいんです。

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作品にテーマはありますか?

エムスタ : “何度も見たくなる”作品を狙って作っています。懐かしさ、切なさ、憧れ、そういった感情に訴えかける“エモさ”があったり、「どうやって撮ったんだろう?」と思われるような“仕掛け”があったり。最近、モノクロの動画が部分的にカラーに変わる作品や、背景が変化していく作品を制作しましたが、大きな反響をいただきました。既視感があるものに人は反応しません。誰かの心に残るためには、他のクリエイターがやっていない演出やアイデアに挑戦していくことは必要だと思っています。

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エムスタさんにとって映像とは何ですか?

エムスタ : 日常をより豊かにしてくれるものです。プライベートでは家族をよく撮影していますが、日々の平凡な暮らしを映画のような作品にして残すことで、今、ここにある日常が実はかけがえのない時間だと気付くことができるんです。これは映像でしかなし得ない、唯一無二の魅力かなと思っています。

『Xperia 1 IVは撮影現場で武器になる』

Xperia 1 IVの第一印象を教えて下さい。

エムスタ : まず最初に動画を鑑賞してみたんですが、映像がヌルヌルっと動いてくれることに感動しました。リフレッシュレートが120Hzというスペックであることは知っていましたが、想像以上に滑らかな映像でビデオグラファーとしてはテンションが上がりましたね。さらに、動画撮影アプリ・Videography Proを立ち上げてみるとUIがαとほぼ同じ。僕は普段、ソニーのα7S IIIやα7 IIを仕事で使うことが多いので、迷うことなく操作ができました。

  • プロのようなマニュアル撮影も楽しめる「Videography Pro」

    こだわりのマニュアル撮影時にも直感的なインタフェースで素早く正確に設定を行い撮影できるVideography Pro。瞳AFやオブジェクトトラッキング、ハイブリッド手ブレ補正など、デジタル一眼αシリーズで培ったソニーのカメラ技術が撮影をフルサポート。動きの激しい被写体でも思いのままに捉えることができます。3つのリアカメラを駆使した16mm-375mmのシームレスズーム機能も新たに搭載。より豊かな撮影表現を可能にしています。

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Xperia 1 IVで動画を制作いただきましたが、作品のテーマを教えてください。

エムスタ : 妻が島根県益田市でキャンプ場を運営しており、今回はその場所を舞台に、仕事が始まる前の朝のルーティーンを撮影しました。僕たちにとっては日常の一コマなんですが、そのワンシーンをシネマティックに表現したいと考えたんです。Xperia 1 IVのカメラは空や雲、その下の樹木の葉や幹の模様までしっかり捉えてくれるほどダイナミックレンジが広く、今回はいい画をたくさん抑えることができました。

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お気に入りのシーンはありますか?

エムスタ : スローモーションで撮影したシーンは狙った以上の“エモさ”に仕上がりました。僕たちが普段見ている世界は、もちろんスローではないからスローモーション映像はイコール非日常なんです。その非日常感を簡単に、しかも高画質で撮影できるXperia 1 IVのメリットを受けることができました。機能の中で面白かったものを挙げるなら“瞳AF”です。逆光で被写体がはっきり見えにくい時も、瞳をちゃんと捉え続けてくれたんです。αのカメラに肉迫するほどの精度の高さに驚かされるのと同時に、あえて逆光でキラキラした映像を撮りたい時にも武器になると感じました。

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今回の撮影を通しての感想を教えて下さい。

エムスタ : 僕はいつも現場の雰囲気を大切にしているのですが、今回はXperia 1 IVというスマートフォンでの撮影なので、被写体である妻も緊張せず、リラックスして撮影に臨むことができたのではと思います。撮る側も、本体が軽いし、レンズ交換も不要で、スムーズに撮影できました。ズームでも画質の劣化をほぼ感じないので、寄りで撮りたい時も遠くを撮りたいときもあまり動く必要がないのは楽でしたね。撮影現場は長丁場になることも多く、体力勝負な面もあるんです。αをメイン機にしつつも、Xperia 1 IVをカットによって効率的に使っていくことは、真剣に検討しようと思っています。

  • スローモーションで
    シネマティックな映像表現を

    新しい動画撮影機能「Videography Pro」では、すべてのレンズで最大4K 120fpsのハイフレームレート撮影と最大5倍のスローモーション撮影が可能に。なにげない日常をドラマティックに演出した動画を撮影できます。Xperia 1 IVで撮影したスローモーション映像から、「Videography Pro」ならではの表現力をご体感ください。

    スローモーションでシネマティックな映像表現を
  • シーンを美しく切り取る画質劣化のない、
    世界初の望遠光学ズームレンズ

    リアカメラには焦点距離16mmの超広角レンズ、24mmの広角レンズに加え、スマートフォンにおいて世界初となる85mm〜125mmの望遠光学ズームレンズを搭載。光学ズーム全域でどの焦点距離でも解像感の劣化が無く写真、動画を記録することができます。またズームレンズは光学手ブレ補正搭載で、遠くの被写体もブレずに自在な画角で切り取ることができます。※高速イメージセンサー(120fps読み出し)を備えた85-125mmの全域で光学ズームを実現するペリスコープレンズ搭載のスマートフォンとして。2022年5月11日現在、ソニー調べ。

『Xperia 1 IVでクリエイターの第一歩を』

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Xperia 1 IVはどんな方におすすめですか?

エムスタ : 映像制作に興味がある方やVlogを始めてみたい方のエントリーモデルとしておすすめしたいです。自分も映像は独学でしたし、誰だってクリエイターになれる可能性がある時代だと思うんです。一眼カメラはクオリティ的には素晴らしいのですが高価なので、まずはスマートフォンで気軽に挑戦してみてもいいと思うんです。しかも、Xperia 1 IVはスマートフォンでありながら一眼カメラに迫る機能が詰まっています。ショートムービーならこの一台で十分撮影できますよ。その際はぜひスローモーションで“エモい”シーンを狙ってみてほしいですね。

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エムスタさんの言う“エモい”動画を撮影するコツを教えてください。

エムスタ : 機体をなるべく水平に保ったまま、被写体の周りをスライドするように動いて撮影すると、映像に臨場感が生まれます。Xperia 1 IVは手ブレ補正機能も優れているため、ひとまずはジンバルがなくても大丈夫です。また、瞳AFで瞳にピントがズバっと合うと印象的に、逆にピントが外れた状態からじわっと瞳にフォーカスしていくと“エモさ”を感じる映像になります。操作に慣れてきたらVideography Proを使って色々試してみてほしいですね。日常が映画のワンシーンになるあの感動を多くの方と共有したいです。※4K 120fpsスローモーションと瞳AFの同時使用はできません。

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今後の抱負を教えてください。

エムスタ : 今は日本国内での撮影が多いですが、今後は海外での撮影にも挑戦してみたいです。さらに欲を言えば、映画を撮ってみたいと思っています。これまでは“エムスタ”一人でほぼ完結する仕事が多かったんですが、映像制作を始めてからできた仲間を財産だと思っていて、彼らとユニットを組んで一つの作品を創り上げてみたいんです。海外では機材の持ち込み制限がある場所も多いと聞いていますので、そんな場面ではXperia 1 IVがとても活躍してくれそうですよね。

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エムスタ氏がXperiaで撮影

ビデオグラファーのエムスタ氏がXperia 1 IVで島根県益田市のキャンプ場を舞台に撮影しました。どこかノスタルジックでシネマティックなエムスタ氏のこだわりが詰まった作品をご覧ください。

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