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プレスリリース

2009年8月6日

新商品

Cyber-shot

約2倍※1の感度向上で暗い室内や夜景もノイズの少ない高画質撮影が可能
世界初※2裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルスチルカメラ
“サイバーショット” “Wシリーズ” “Tシリーズ”発売

"Wシリーズ"『DSC-WX1』(左から:シルバー、ゴールド、ブラック) "Tシリーズ"『DSC-TX1』(左から:ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、グレー)

SONY(左)"Wシリーズ"『DSC-WX1』(左から:シルバー、ゴールド、ブラック)
(右)"Tシリーズ"『DSC-TX1』(左から:ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、グレー)

ソニーは、高感度を実現した「裏面照射型構造」のCMOSセンサーを搭載することにより、室内や夜景などの暗所でもノイズの少ない高画質を実現したデジタルスチルカメラ“サイバーショット”『DSC-WX1』『DSC-TX1』を発売します。両機は、高速CMOSセンサー・高性能レンズ・高速画像処理回路の連携により、秒間10枚の高速連写やパノラマ撮影機能なども搭載しています。
「裏面照射型構造」のCMOSセンサー“Exmor R”(エクスモア アール)のデジタルスチルカメラへの搭載は世界で初めて※2です。
また、両機に搭載した顔検出・笑顔検出・新開発の構図アルゴリズム技術を駆使し、カメラが自動で撮影を行うユニークなカメラアクセサリー「Party-shot(パーティーショット)」も併せて発売します。
(「Party-shot」の詳細は、こちらを参照ください。)

※1
同画素以上、同サイズの撮像素子搭載の当社従来機種との比較。静止画撮影時。
※2
2009年8月6日発表時点、デジタルスチルカメラとして。
型名 発売日 希望小売価格 カラー
デジタルスチルカメラ
“サイバーショット”『DSC-WX1』
9月18日 オープン価格 ゴールド、ブラック、シルバー
デジタルスチルカメラ
“サイバーショット”『DSC-TX1』
9月4日 オープン価格 シルバー、ゴールド、グレー、ブルー、ピンク


各シリーズの主な特長

“Wシリーズ”:コンパクトな本体に広角・高倍率な沈胴式光学ズームレンズを採用

  • 新開発した独自の高性能レンズ「Gレンズ」搭載。
    明るさF2.4※3、広角24mm※3光学5倍ズームの沈胴式レンズ。
  • 高性能を実現し、高倍率な沈胴式レンズを搭載しながら本体の厚さ19.8mm※4のコンパクト設計。約350枚撮影可能なスタミナ性能を実現。
※3
広角端時。焦点距離は、35mmフィルム換算(静止画撮影時)。
※4
突起部含まず。


“Tシリーズ”:スリム&スタイリッシュなデザインと先進のタッチパネルを採用

  • 本体の最薄部14.1mm※5のスリムな本体に高性能・高機能を凝縮させ、滑らかな曲線で構成されたスタイリッシュなデザイン。
  • より直感的な操作を可能にした3.0型ワイド「クリアフォト液晶プラス」タッチパネルを搭載。
    画像送りになぞり操作を新たに採用するなど、直感的なタッチ操作が可能。加えて、画面部の強度を従来比約2倍に向上させた強化ガラスを採用。
  • 光学4倍ズームのカール ツァイス「バリオ・テッサー」を搭載。
※5
レンズカバーを除く。

両シリーズの共通の特長

※詳細は、“サイバーショット”公式サイトも参照ください。


  1. 「裏面照射型構造」のCMOSセンサー“Exmor R”と高画質処理エンジン「BIONZ」を搭載
  • 高感度を実現した有効1020万画素1/2.4型CMOSセンサー“Exmor R”搭載
    “Exmor R”は、2008年6月に発表した当社独自開発の「裏面照射型構造」を採用しています。
    従来の「表面照射型構造」のCCDおよびCMOSセンサーでは、受光部(フォトダイオード)の上に形成された配線層が入射光の妨げになり、特に一画素辺りの受光面積が小さいコンパクトデジタルカメラ向けのイメージセンサーでは感度の向上が課題となっていました。
    独自開発の「裏面照射型構造」のCMOSセンサーは、受光部と配線層を反転させることで、高感度を実現しています。“Exmor R”の搭載などにより、本機では感度を従来比の約2倍※1に高めており、暗い室内や夜景などの暗所でもノイズの少ない高画質な写真撮影が可能です。

「裏面照射型構造」のCMOSセンサー“Exmor R”説明図

  • 画質処理エンジン「BIONZ」により、さらなる高画質化・高速化を実現
    高感度撮影時のノイズ低減に加え、撮影シーンに応じた適切な露出・コントラストに自動補正する 「Dレンジオプティマイザー」機能をはじめとする様々な機能の高速化・高精度化を可能にしています。特に今回は、色再現性の向上と色ノイズの低減が一層進化しています。
  1. メカニカルシャッターによるフル画像サイズ 秒間10枚の高速連写機能を搭載

高速処理の画質エンジン「BIONZ」と高精度・高速シャッターユニットとの連携により、フル画像サイズ(10メガサイズ)で秒間10枚の高速連写を実現しています。
一般的なCMOSセンサーは高速読み出しという特長をもつ一方で、高速に動く被写体が歪んで記録されてしまう「動体歪み」が原理的に発生しますが、『DSC-WX1』『DSC-TX1』では、シャッターユニットの高速制御により、動きの速い被写体を撮影する際にも歪みのない、高画質な写真を残せます。連写された画像は、自動的にグループ表示されるので、再生時に便利です。また、連写画像のグループ表示では画像解析により、自動的にグループの代表画を表示します※6

※6
目つぶりや笑顔を解析し、カメラが自動で1枚の代表画を選択します。
  1. 暗所撮影時のノイズを最大で従来比約1/4に低減する「手持ち夜景モード」を搭載

「手持ち夜景モード」では、高速連写した6枚の画像を、高速・高精度に重ね合わせて1枚の画像を生成することにより、暗所撮影時に発生するノイズを約1/2に低減することができます。“Exmor R”搭載により、ノイズの発生そのものを約1/2※7に抑制するため、「手持ち夜景モード」の使用により、ノイズを従来比約1/4に低減した美しい夜景などの撮影が可能です。
また、「人物ブレ軽減モード」では、6枚の高速連写した画像を高精度に重ね合わせ、被写体のブレ補正を実現しています。動いている人物と背景に対してそれぞれ異なる重ね合わせ処理を行うため、手ブレも被写体ブレも抑えた人物撮影を行うことができます。

※7
同画素以上、同サイズの撮像素子搭載の当社従来機種との比較。静止画撮影時。

  1. 最大256度のパノラマ撮影が可能な「スイングパノラマ」機能を搭載※8

高速読み出し可能なCMOSセンサーと高速処理の「BIONZ」の連携により、手ブレ補正をしながら短冊状に高速連写した最大100枚の画像を自動的につなぎ合わせてパノラマ写真を撮影することができる「スイングパノラマ」機能を搭載しています。
シャッターボタンを押してカメラを横方向や縦方向へ一振りするだけで、カメラ本体内でパノラマ画像を約1秒で自動的に作成することができるため、広大な景色やそびえ立つ建築物などを手軽にパノラマ撮影することができます。『DSC-WX1』では、24mmの広角レンズとの組み合わせにより、最大256度のパノラマ撮影が可能です(『DSC-TX1』では最大185度)。

※8
撮影後、記録終了までに時間がかかります。撮影状況によって撮影の間隔が長くなることがあります。

『DSC-WX1』による撮影イメージ、パノラマ写真のイメージ(横方向)


  1. 「ハイビジョン動画撮影」機能を搭載

MPEG-4 Visual圧縮方式のMP4ファイルフォーマットを採用した「ハイビジョン動画撮影」機能を搭載しています。1280×720(約30fps、プログレッシブ方式)の高画質なハイビジョン動画を、4GBの「メモリースティックデュオ」に最大約1時間22分(720pスタンダード撮影モード時)の長時間記録が可能です。


  1. その他の特長
  • 顔検出機能「顔キメ」
    撮りたい顔を美しく撮影。優先したい人物の顔登録・記憶も可能。
  • カメラが笑顔を自動認識して撮影する「スマイルシャッター 」
  • おまかせオート撮影モード
    新たに「動き検出」機能を追加しました。動きのある被写体を検出し、被写体ブレを抑えるようシャッター速度をコントロールします。また、おまかせシーン認識技術により、「逆光」・「夜景」などの様々な撮影シーンをカメラが自動で認識して、最適な設定で撮影します。『DSC-TX1』では、従来ではモード設定が必要だった「拡大鏡」モードが、オートのままで利用可能となり、1cmの接写を気軽に楽しめます。
  • シーンセレクション
    ペットが驚かないようにフラッシュ発光をオフにするなど、ペットのことを考えた「ペットモード」を新たに追加しました。
  • カメラ内レタッチ機能
  • 音楽付きスライドショー再生「音フォト」
  • “ブラビア プレミアムフォト”に対応
  • 画像管理ソフト「PMB(Picture Motion Browser)」同梱


主な別売アクセサリー

  • ユニークな自動撮影機能を実現した新開発の別売アクセサリー「Party-shot『IPT-DS1』」

    『IPT-DS1』と『DSC-TX1』の組み合わせ「Party-shot」は、顔検出・笑顔検出・構図アルゴリズム技術を駆使し、カメラが自動で撮影を行います。台座に載せたカメラが、パン(回転)・チルト(角度調整)・ズームして周囲の人の顔を追尾し、構図に合わせて自動撮影を行います。このようなインテリジェントな自動撮影機能により、家族の団欒やパーティーなどの場で自然な姿を撮影することができます。
    (「Party-shot」の詳細は、こちらを参照ください。)

    希望小売価格:14,910円(税抜価格:14,200円)、発売日:9月4日

  • 「Party-shot」やカメラなどの持ち運びに便利な専用ケース『LCS-PSA』

    『LCS-PSA』豊富な収納スペースで、“サイバーショット”と「Party-shot」、その他のアクセサリーを一緒に持ち歩ける便利な専用ケース。
    付属のショルダーストラップで斜めがけもできます。

    希望小売価格:3,150円(税抜価格:3,000円)、発売日:9月4日

  • 「Party-shot」などの長時間駆動を可能にするACアダプター『AC-LS5A』

    『AC-LS5A』
    希望小売価格:3,675円(税抜価格:3,500円)、発売日:9月4日

  • 約100kg※9 ※10の荷重にも耐える衝撃設計で、汚れや傷もつきにくいキャリングケース『LCH-TW1』

    『LCH-TW1』ポリカーボネート素材を使用し、約100kg※9 ※10の荷重と約1.5m※10 ※11からの落下による衝撃にも耐える優れた性能を実現し、ケース表面に施したUV塗装により、汚れや傷がつきにくくなったキャリングケース。ケースデザインに合わせたハンドストラップも付属しています。

    ・カラー:ゴールド/ブルー/レッド/シルバー/ブラック
    ・対応機種:『DSC-WX1』、『DSC-TX1』

    希望小売価格:6,300円(税抜価格:6,000円)、発売日:9月4日

※9
MIL Standard 810F Method 516.5 Selecting Procedure IV (米国国防軍用規格)に準拠したソニー独自規格によります。
※10
静荷重試験。当社試験条件によります。
※11
『DSC-WX1』『DSC-TX1』を対象(この性能は、すべての状態において無破損・無故障を保証するものではありません。)

  • カバーを開けるだけで液晶閲覧が可能、タッチパネル操作を素早くできるレザーカバー『LCJ-THE』

    『LCJ-THE』と『LCJ-THE』の使用イメージケースカバーを着けたまま液晶閲覧が可能な『DSC-TX1』の専用ケース。画面タッチの操作に便利なスタイラスがレザーカバーに埋め込まれたスタイリッシュなデザインを採用。カバー素材には、型押し加工を施した本革を使用しています。

    ・カラー:ブラック/ピンク/ホワイト/ブラウン
    ・対応機種:『DSC-TX1』

    希望小売価格:4,200円(税抜価格:4,000円)、発売日:9月4日

  • 水深40mまで対応可能な専用防水ケース『MPK-THHB』『MPK-WEB』

    『MPK-THHB』と『MPK-WEB』『DSC-WX1』『DSC-TX1』に対応した専用防水ケース。レバー式シャッターボタンで、初めての方でも簡単に撮影ができます。専用防水ケースを装着したまま、その他の基本操作や設定を行うことが可能です。また、着脱式の液晶フードやハンドストラップも付属。さらにカメラに搭載された水中モード搭載のカメラ対応により、フィルターが不要です。

    ・カラー:ブラック
    ・対応機種:『MPK-THHB』(『DSC-TX1』対応)
    『MPK-WEB』(『DSC-WX1』対応)

    希望小売価格:各26,250円(税抜価格:25,000円)
    発売日:『MPK-THHB』9月4日、『MPK-WEB』9月18日



 

<先行展示>

なお、今回の新商品は、銀座・ソニーショールーム、ソニースタイル 大阪にて、8月7日(金)より先行展示を行います。

 

『DSC-WX1』『DSC-TX1』の主な仕様

型名 DSC-WX1 DSC-TX1
撮像素子 1/2.4型総画素数約1060万“Exmor R” CMOSセンサー
原色フィルター・プログレッシブスキャン
カメラ有効画素数 有効1020万画素
レンズ焦点距離
(35mm換算)
ソニー「Gレンズ」
光学5倍ズーム F2.4(W)-5.9(T)
f=4.25-21.25mm (24-120mm)
カールツァイス「バリオ・テッサー」
光学4倍ズーム F3.5(W)-4.6(T)
f=6.18-24.7mm (35-140mm)
AF合焦距離 W:約5cm〜∞ T:約50cm〜∞ W:約1cm〜∞ T:約50cm〜∞
シャッタースピード
(秒)
自動(2〜1/1600秒)
プログラムオート(1〜1/1600秒)
自動(2〜1/1250秒)
プログラムオート(1〜1/1250秒)
液晶モニター
(ドット数)
2.7型TFT LCD(約23.0万)
「クリアフォト液晶」
3.0型ワイドTFT LCD(約23.0万)
「クリアフォト液晶プラス」、タッチパネル
ISO感度
(推奨露光指数)※1
自動/160/200/400/800/1600/3200 自動/125/200/400/800/1600/3200
記録媒体 「メモリースティック デュオ」、「メモリースティックPROデュオ」、「メモリースティックPRO-HGデュオ」
内蔵メモリー 約11MB
記録フォーマット 静止画:JPEG 動画:MP4(MPEG-4)
静止画記録サイズ
(ドット)
10M(3,648×2,736)、5M(2,592×1,944)、3M(2,048×1,536)、VGA(640×480)
3:2モード:8M(3,648×2,432)、
16:9モード:7M(3,648×2,056)/2M(1,920×1,080)
パノラマ(7,152×1,080)/(4,912×1,080)/ (4,912×1,920)/(3,424×1,920)
動画記録サイズ
(ドット)
720ファインモード(1280×720、30fps、9Mbps、Progressive)
720スタンダードモード(1280×720、30fps、6Mbps、Progressive)
VGAモード(640×480、30fps、3Mbps、Progressive)
シーンセレクション 高感度・ソフトスナップ・夜景・夜景&人物・風景・料理・スノー・ビーチ・打ち上げ花火・水中・ペット・高速シャッター(TX1のみ)
端子 マルチ端子:USB(Hi-Speed USB (USB2.0)対応)、AV出力(SD/HD、モノラル音声)
外形寸法(W×H×D) 90.5×51.8×19.8mm (突起部含まず) 93.8×58.2×16.5mm (突起部含まず)
※最薄部14.1mm(レンズカバーを除く)
質量 本体質量:約120g 本体質量:約119g
付属のアプリケーション
ソフトウエア
Windows:PMB(Picture Motion Browser) Ver. 4.3.00 Windows:PMB(Picture Motion Browser) Ver. 4.3.00
付属品 リチャージャブルバッテリーパック「NP-BG1」、バッテリーチャージャー「BC-CSG」、マルチ端子専用USB・AVケーブル、リストストラップ、CD-ROM他 リチャージャブルバッテリーパック「NP-BD1」、バッテリーチャージャー「BC-CSD」、マルチ端子専用USB・AVケーブル、リストストラップ、ペイントペン、CD-ROM他
※1
ISO規格(ISO12232,2006)準拠
Cyber-shot”および“サイバーショット” は、ソニー株式会社の商標です。
“BIONZ”および“BIONZ” は、ソニー株式会社の商標です。
「Party-shot」およびParty-shotはソニー株式会社の商標です。
“Exmor R”は、ソニー株式会社の商標です。
Microsoft、Windows、Windows Vistaは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは明記していません。

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