3D のすごさは飛び出す画像！たとえばスポーツ中継、たとえば大自然のドキュメンタリーなど、まるでその場に居るかのような臨場感と、手にとれそうなリアリティで、映像の楽しさを追求します。
でも3D は飛び出すだけじゃないんですよ。3D の真骨頂は奥行き感。奥行きが感じられるから、平面のテレビでは実現できなかった立体の世界を体感することができるんです。
人は右目と左目、ほんの少しちがう映像を見ています。
それらを頭のなかで合成することで、立体的に見ているんです。
交互に片目をつむると、右目と左目の見え方がちがうのが、わかると思います。
右目用の画像と左目用の画像で立体を作るというお話をしましたね。
3D テレビは「右目用の映像」と「左目用の映像」を、別々に映し出しています。
3D メガネがこの映像を左右の目にふりわけると、人の脳は錯覚を起こし、
実際は平面のものが立体的に見えるようになるんです。
普通のカメラはレンズが1つですね。3D映像を撮るカメラは、人間の目のように、レンズが10cmほど離れて2つついているんです。
サッカーや野球中継なども、大きな3Dカメラで撮影されているんですよ。
CSデジタル放送「スカパー!HD」では3D専門チャンネルを開設し3D番組を放送中です。
また、CSチューナーをお持ちでない方でも、主要なBSデジタル放送で3D番組が楽しめます。
