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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ 南フランス紀行

ローヌ側に取り残されたサン・ベネゼ橋

焦点距離: 24mm / F値: 4.0 / シャッター速度: 1/30 / 露出補正: -1.0 / WB: 太陽光

Avignon  2 -アビニョン 2-

翌朝は朝食をとったあと、アヴェニョン囲むように流れるローヌ川沿いに行ってみた。

時間は8時をちょっと過ぎたところだが、やっと明るくなってきた。朝焼けに染まる、サン・ベネゼ橋を撮影した。この橋は大洪水や戦争により幾度と倒壊・修復を繰り返し、今では4つのアーチだけが残っている。

青空や朝焼け、川に反射する色合いを自然に表現したく、ホワイトバランスを「太陽光」にし、コントラストをしっかりつけたかったので、クリエイティブスタイルを「風景」で撮影。

川沿いから、昨日の夜撮影をしていたロルロージュ広場にやって来た。朝焼けに染まるアヴェニョンの市役所。

後ろを振り返ると、お店のガラスに市役所が写り込んでいたので撮ってみた。1枚はガラス写っている市役所にピントを合わせ、もう1枚はガラス自身に書かれている模様にピントを合わせて撮った。どちらを主役にするのかでピント合わせも変わってくる。

散策しているとお店のウインド越しにお菓子を発見!近づいて、クローズアップ撮影をした。このレンズは、望遠側の70mmは約105mm相当の画角となり、最短撮影距離34cmまで寄れるので、マクロ的な撮影もお手のものだ。

拡大する 朝日に照らされた市庁舎
拡大する お店のショーケースに並ぶクッキー
拡大する ガラス自身に書かれている模様にピント合わせ
拡大する ガラスに写っている市役所にピント合わせ
最後に

今回、“α700”とVario-Sonnar T*24-70mm F2.8 ZAの組み合わせで、スナップ撮影を楽しんだ。

使う前は、焦点距離が35mm換算で約36〜105mmということで、ちょっと昔の標準的なレンズという印象があり、広角系標準になれている最近の私は、広角側に不安もあった。しかし実際に撮影で使ってみると、そうでもなく、ついついワイドに撮ってしまい余計なものが写ってしまうより、しっかりとフレミングができたようだ。

また、テレ側は中望遠的な使い方ができたのと、最短撮影距離が34cmという短い距離なので、かなりマクロ撮影が楽しめた。広角から望遠までが全て開放絞りF2.8と明るいので、夜景など暗いシーンでもブレにくい。

“α700”は高感度撮影に強いのと手ブレ補正機能が搭載されているので、三脚なしで手軽に撮影ができた。

今後、発売予定されているフルサイズフォーマットのαフラッグシップボディとこのレンズの組み合わせを考えると、今から楽しみでしょうがない。

α700

※写真は全てRAWデータから現像したもので、Exifデータでホワイトバランスがオート(自動)になっていますが、上記表記で現像しています。

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