法人のお客様プロオーディオSRP-X700P特長
SRP-X700P
デジタルパワードミキサー

SRP-X700P

商品の特長

XLRタイプ・コネクターによる6系統のマイク入力(MIC1-6)、ピンジャックによる2系統のステレオ・ライン入力(LINE3/4)を装備しました。このうち、MIC1/2は別売のワイヤレスチューナーユニットを装着することにより、ワイヤレスマイク入力(WL1/2)として。また、MIC5/6はスイッチの切り換えにより、モノラル・ライン入力(LINE1/2、平衡タイプ)として使用可能。さらに、ステレオ・ライン入力のLINE4には、独立の6入力(A-F)×1出力スイッチャーが設けられており、うち2つの入力(LINE4、D/E)は5.1chサラウンドのサラウンド音声信号(リアL/Rch、センター/サブウーファーch)に対応できるようになっています。

ピンジャックによる3系統のビデオ入力(LINE4、A-C)と、15ピンHD D-subコネクターによる3系統のRGB入力(LINE4、D-F)を装備しました。ビデオ入力はコンポジット信号のほか、4ピン・ミニDINコネクターを併せて装備したことにより、S映像信号にも対応。また、RGB入力はVGA信号、SVGA信号から最大SXGA信号(1,280×1,024ピクセル)までの入力ができるほか、コンポーネント信号に対応し、DVDプレーヤーのプログレッシブ信号(480p)や、HDTV信号(1080i)なども入力することができます。

背面パネル
背面パネル

アナログ・オーディオ信号をデジタル信号に変換することにより、きめ細かな音質・音響コントロールを可能にする24bit/48kHzサンプリングの高音質A/D・D/Aコンバーター、および高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)を搭載しました。入力側にはフィードバックリデューサー、パラメトリックEQ、ローカットフィルター、コンプレッサーの機能を。また、出力側にはディレイ、パラメトリックEQの機能を装備。ソースの音質調整はもちろん、ルーム環境に応じた音響調整を的確に行うことができます。

XLRタイプ・コネクターによる2系統のライン出力(LINE OUT1/2)と、ピンジャックによる6系統のモノラル・ライン出力(LINE OUT3-8、REC OUT1/2)の計10系統出力を装備しました。フリーアサイン方式の14入力×10出力スイッチャーにより、任意の入力を任意の出力に割り振ることが可能。また、複数のマイク/ライン入力をあらかじめ選択しておくことで、自動でミキシングを行うオートマチックミキシング機能、複数のフェーダーボリュームを連動させるフェーダーグルーピング機能、さらに音質・音響調整を含む各種設定を20パターンまで記憶・呼び出しできるシーンメモリー/リコール機能を装備しています。

前面パネルに別売のワイヤレスチューナーユニットを装着するためのスロットを2口(WL1/2)装備。ワイヤレスマイクとのシステムアップが簡便に行えます。

前面パネル
前面パネル

2chスピーカー出力(SP OUT1/2)を装備。ハイパワー・高効率のデジタルパワーアンプを内蔵し、200W+200W(4Ω)、150W+150W(8Ω)の出力でドライブできます。また、スイッチの切り換えにより、館内スピーカーなどのハイインピーダンススピーカーシステム(150W、70Vライン)のドライブも行えます。

外部パソコン接続用のUSB端子を、前面パネルと背面パネルにそれぞれ装備。付属のソフトウエアをお手持ちのパソコンにインストールすることにより、インタラクティブな操作環境のもと、ほとんどすべての設定をパソコンから集中して行うことができます。ソフト内容は、SRP-X700Pの内部設定を行うためのセットアップソフトウエア「SRP-X700P Manager」と、SRP-X700Pおよびソース機器の基本操作を行うためのコントロールソフトウエア「USER CONTROL PANEL」の構成になっており、セットアップソフトウエアでは入力/出力のレベル設定、インデックス設定、ルーティング設定、音質・音響調整などが可能。コントロールソフトウエアでは、入力の切り換え、音量調整、ミューティングなどに加えて、DVDプレーヤー、VTRをはじめ、ソニー製AV機器の基本操作も同時に行うことができます。
[パソコン推奨動作環境]
●OS:Microsoft(R) Windows(R) 98 Second Edition/ME/2000 Professional/XP Professional/XP Home Edition

コントロールソフトウエア画面例
コントロールソフトウエア画面例
  • Windows(R) Vista、Windows(R) 7の環境は、
    ・OS:Microsoft(R) Windows(R) Vista
    Ultimate 32bit SP1 以降
    Business 32bit SP1 以降
    ・OS:Microsoft(R) Windows(R) Vista
    Ultimate 64bit SP1 以降
    Business 64bit SP1 以降
    ・OS:Microsoft(R) Windows(R) 7
    Ultimate 32bit
    Professional 32bit
    ・OS:Microsoft(R) Windows(R) 7
    Ultimate 64bit
    Professional 64bit
    ※ Windows (R) Vista、Windows (R) 7をご使用の場合は、ダウンロードページからドライバーをダウンロードし、必ず、PCにインストールしてからお使い下さい。
    2011年夏以降生産のSRP-X700Pには、本ドライバーを記録したCD-ROMが同梱されています。

    ダウンロードページはこちら

    ●CPU:Celeron(R) 400MHz以上
    ●メモリー:128MB以上
    ●ハードディスクの空き容量:10MB以上
    ※USB端子が標準で装備されていること。
セットアップソフトウエア画面例
セットアップソフトウエア画面例

ミキサー自身の外部コントロールに加えて、ともにシステムを組む周辺機器との操作の連係がスムーズに行えるよう、RS-232C、パラレルI/O、コントロールSと、充実のリモートインターフェースを装備しました。RS-232Cは2端子装備し、うち1端子はプロジェクターコントロール専用として、ソニー製液晶プロジェクターやPDPディスプレイの操作(電源オン/スタンバイや入力切り換えなど)が可能。パラレルI/Oは12入力、10出力を装備し、各端子ごとに自由に機能の設定が可能。出力では、AV機器のほか、スクリーンや照明などの環境機器の操作、ミキサー自身のステイタスを外部に知らせるタリー表示なども行えます。また、コントロールSは、プロジェクターコントロール専用の入力、出力各1のほか、4出力を装備。別売のAVマウス(赤外線トランスミッター)を組み合わせれば、ソニー製AV機器をワイヤレスで操作することができます。

システム構成例
システム構成例

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