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DEVELOPER'S  TALK「スゴ録」開発者インタビュー EPISODEPART 1PART 2PART 3PART 4
PART 1“美”に対するこだわりの集大成、それが「スゴロジック」
 
   DVDレコーダーだからこそ「録る」「見る」「残す」の高画質化が必要
 
新田 DVDレコーダーには、「録る」「見る」「残す」という3つの楽しみ方があります。「録る」はテレビ番組をハードディスクやDVDに録画すること、「見る」は録画したコンテンツを再生すること、そして「残す」はハードディスクに録画したコンテンツをDVDにダビングして保存することです。第2世代の「スゴ録」では、この「録る」「見る」「残す」のすべてにおいて高画質を実現するため、「スゴロジック」という高画質回路を搭載しました。
 
小林 皆さんご存知のように、DVDレコーダーではMPEG(Moving Picture Experts Group)という圧縮方式を使って、映像をデジタルデータとして扱っています。つまり、「録る」「見る」「残す」の際に、映像を圧縮してデータに変換したり、圧縮したデータを元の映像に戻すといった処理を行っているわけです。そのため、DVDレコーダーの画質の良し悪しは、このMPEGまわりの出来次第で決まってくる。「スゴ録」というDVDレコーダーを開発する上で、私たちが画質にこだわる理由がこれなんですね。
 
新田 「スゴロジック」のコンセプトは、「録る」「見る」「残す」のそれぞれにおいて、“キレイ”にこだわった高画質を実現すること。ひと言でいえば“キレイ”の集大成を目指しました。具体的には、新開発の適応型ノイズリダクション機能である「Dマトリックス NR(ノイズリダクション)」と、初代の「スゴ録」でもおなじみの「HQ+(約15Mbps)モード 」で“キレイに録る”を実現しています。
 
小林 実は、ノイズリダクションというのは「見る」でも重要な役割を果たしている機能なんです。「Dマトリックス NR」は“キレイに見る”の実現にも使われています。
 
新田 そして、“キレイに残す”を実現しているのが、「HQ+(約15Mbps)モード」と並んで初代の「スゴ録」にも搭載されていた「ダイナミックVBRダビング」という機能です。実際には、他にもさまざまな高画質機能を搭載しているのですが、こうした複数の機能で構成された高画質回路が「スゴロジック」なのです。
 
小林 「スゴロジック」の核となっているのが、「CXD4702GB」という1チップのMPEGコーデックLSIです。これは、「スゴ録」専用にソニーが独自開発したLSIです。この小さなLSIの中に、先ほど紹介したさまざまな高画質機能が盛り込まれています。また、専用LSIを開発したことで、はじめて可能になった高画質機能もあります。まさに「スゴ録」だけの高画質といえるでしょう。



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