HANDYCAM なるほどハイビジョン“ハンディカム” HANDYCAM
HC3(DVテープ)
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同じ「ハイビジョン」で画質が違うの?
Q5 同じ「ハイビジョン」でも画質は違うのかな? 「テープ」と「DVD」と「ハードディスク」のハイビジョン“ハンディカム”のうち、どれが一番きれいなの?
“同じハイビジョンでも、DVテープは「HDV」、DVDとハードディスクは「AVCHD」という記録方式を使ってハイビジョン映像を記録しています。元NHKのプロカメラマンの浜谷さんに、画質の印象についてうかがったインタビューをご紹介します。 “NHK文化センター チーフプロデューサー 浜谷修三さん
DVテープ、DVD、ハードディスクの3つを比べた場合、映像のクオリティには差はないのでしょうか
  浜谷:どの機種もハイビジョンですので、映像の美しさは変わりません。ただし、正確に言えば違いはあります。UX1とSR1は映像の圧縮方式が一緒なので、画質は同じです。HC3はその2機種とは圧縮方法が異なっているので、画質を比べた場合、厳密には違いがあります。また、撮影モードでも画質は違ってきますね。HC3の撮影モードは1つ(25Mbps)ですが、UX1とSR1は撮影モードがそれぞれ4種類あります。
実際に浜谷さんが撮影された映像を見て画質の印象はいかがでしたか?
浜谷:UX1を使ってみての印象は、“HQモード”(9Mbps)で撮影した場合、HC3の画質(25Mbps)と比べても遜色はないと感じました。“HQ+モード”(12Mbps)ならば、HC3よりUX1の画質のほうが優れているかもしれません。少し難しくなりますが、これはUX1(とSR1)がMPEG-4 AVC/H.264という圧縮技術を採用しているからなんです。この技術は本当に素晴らしく、LPモード(5Mbps)でもハイビジョン画質として見られるんです。HC3(25Mbps)とUX1のLPモード(5Mbps)を比べると差はありますが、ハイビジョンではない従来のDV方式(スタンダード画質)と比べると、LPモードでもハイビジョン映像のほうがきれいです。UX1・SR1の撮影モードは、動きの速い被写体や暗い場所を撮影するときには画質の高いモードを選ぶなど、撮影シーンによって使い分けるといいと思います。もちろん早い動きのあるものをLPモードで撮影するとブロックノイズが出る場合がありますが、報道など速報性が求められる世界であれば、5Mbpsなどで十分。
5Mpbsならファイル容量も少なく伝送時間が短いですからね。さらに映像がファイルの状態で記録されるというのは映像の扱いやすさという点でかなりのメリットだと思います。そういう意味では、アマチュアの方はもちろん、プロでも使えるカメラだと思います。
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