2011年7月14日
新商品
ソニーは、新たに3D動画や60p(プログレッシブ)動画を追加したハイビジョンビデオカメラ規格「AVCHD Ver.2.0」に対応し、3D動画や60p動画の本体ハードディスクドライブ(HDD)への取り込みや編集、ブルーレイディスク(BD)への保存を可能にした3D対応※1BDレコーダーのエントリーモデル2機種を発売します。
両機は新画質機能を搭載し、長時間録画時や「ブルーレイ3DTM」ソフト再生時の画質もさらに向上させたほか、買い増し需要、個室などでの使用も踏まえ、設置しやすいコンパクトサイズを実現しました。ともに500GBのHDD搭載で最長469時間のフルハイビジョン録画が可能です。
型名 | 発売日 | 価格 |
『BDZ-AT750W』(デジタルハイビジョンチューナー:2、内蔵HDD:500GB) | 8月6日 | オープン価格 |
『BDZ-AT350S』(デジタルハイビジョンチューナー:1、内蔵HDD:500GB) |
両機は、AVCHD 拡張規格として7月1日に公開された「AVCHD Ver.2.0」にいち早く対応するなど、ビデオカメラやデジタルスチルカメラで撮影する新たなパーソナルコンテンツへの対応を充実させました。これにより、ダブルフルハイビジョン3D“ハンディカム”『HDR-TD10』で撮影した3D動画や、よりなめらかな動画再生を可能にする「1080/60p」動画を本体HDDに取り込んで編集したり、BDに保存したりできるようになりました。また、“サイバーショット”や“α”で撮影した「3D静止画」や「3Dスイングパノラマ」のHDD取り込みにも対応。ソニーは、これら新しい方式の動画・静止画の再生、編集、ダビングをBDレコーダーで可能にすることで、パーソナルコンテンツの楽しみをさらに広げてまいります。
また、新画質機能搭載により画質もさらに向上させました。録画用回路に新たに「インテリジェントエンコーダー3」を搭載。シーン解析エンコーディングなど新アルゴリズムと精度向上で、長時間録画でも、より自然な画質を実現しました。再生用回路としては新たに“CREAS 4”を搭載。「ブルーレイ3DTM」など3D再生においても、最適な画質設定を簡単に選択できるモードを搭載したほか、お好みで、輪郭、精細感、超解像などのきめ細やかな画質調整を施すことが可能です。
両機は、よりコンパクトなサイズも実現しました。ダブルチューナー搭載の『BDZ-AT750W』でも高さ49.5mmを実現し、『BDZ-AT350S』はさらに奥行きを大幅カットして約233mmとしました。AVラック内での重ね置きや、寝室や書斎など設置スペースの限られた場所での利用にも便利です。
なお、両機の発売にあわせて、“XperiaTM”専用に公開してきた音声認識による番組検索が簡単にできるAndroidTMアプリ「Koe-Kara」を、他のAndroidTM端末にも対応させて新たに公開、スマートフォンとの連携をより強化します。Webアプリ「テレビ王国Chan-Toru」とあわせて利用することで、外出先からの予約録画や録画タイトルの整理、予約ランキング表示などがスマートフォンで行えます。
ソニーは、快適操作を追求した「0.5秒瞬間起動」※2など従来機の使いやすさはそのままに、最新のハイビジョンビデオカメラ規格に対応し、画質も向上させた、お求めやすい価格のエントリーモデルを発売することで、アナログ停波後のBDレコーダー市場をさらに活性化してまいります。
今回発売する両機種では、ビデオカメラやデジタルスチルカメラで撮影するパーソナルコンテンツの楽しみをさらに広げるカメラ連携機能を搭載しました。
ハイビジョンビデオカメラの動画記録再生フォーマット「AVCHD」の拡張規格として7月1日に公開された「AVCHD Ver. 2.0」※3にいち早く対応。ダブルフルハイビジョン3D“ハンディカム”『HDR-TD10』で撮影した3D動画のBDへの直接保存に加え、新たに本体HDDへの取り込みを可能にしました。また、よりなめらかな動画再生を可能にする「1080/60p」(PSモード)で撮影された動画のHDD取り込み、BD保存にも対応しました。
さらに、“サイバーショット”や“α”で撮影した「3D静止画」や「3Dスイングパノラマ」写真の本体HDDへの取り込みにも新たに対応しています。
本体前面には「カメラ取り込み」ボタンを配置。カメラをUSBケーブルで接続してボタンを押すだけで、ワンタッチで映像をHDDに取り込むことができます。
録画用回路に、長時間かつ高画質のフルハイビジョン録画を可能にする、進化した「インテリジェントエンコーダー3」を搭載。映像信号を解析して、風景、夜景、動き、人物といったシーンを特定し、最適なエンコーディングを可能にする「シーン解析エンコーディング」を新たに採用し、録画画質の精度向上を図りました。ソニーのカメラで採用している顔検出技術を応用し、人が注目する顔などに効果的にデータを割り当てる従来からの「ビジュアルアテンション」技術などとあわせ、人の感性に近い自然で高画質な長時間記録を可能にしています。
ハイビジョン映像をさらに美しく再生する高画質回路が“CREAS 4”として進化し、「ブルーレイ3DTM」や3D放送番組の3D再生時にも対応しました。最適な画質設定を簡単に選択することができるモードを新たに搭載したほか、お好みで、輪郭、精細感、超解像、クリアブラックなどのきめ細やかな画質調整も行えます。
映像を解析し画素単位で最適な処理を施す「HDリアリティエンハンサー」、14bit相当の高階調で出力する「Super Bit Mapping for Video」など従来の機能とあわせ、ハイビジョンテレビとHDMI接続することにより“くっきり”“なめらか”な映像を表現します。
『BDZ-AT750W』はダブルチューナー搭載機ながら、高さ49.5mmと大幅な薄型化を実現。買い増し需要なども考慮し、AVラックの中で重ねて収納しやすいスリムボディを実現しました。
また、『BDZ-AT350S』は高さ49.5mmの薄さに加え、奥行きを大幅にカットし233mmとしました。書斎、寝室など個室や小型テレビ台などにも設置しやすいコンパクトデザインを実現しました。
両機種とも、フロントパネル部分にはアルミ材を用い、高級感のあるデザインとしています。
両機の発売にあわせて、これまでソニー・エリクソン製の“XperiaTM”専用に公開してきた、音声認識で番組検索が簡単に行えるAndroidTMアプリ「Koe-Kara」※4を、他のAndroidTM端末※5向けにも対応させて新たに公開し、スマートフォンとの連携をより強化します。たとえば、「○○くん(愛称や略称)が出る月曜の夜のドラマ」と音声入力すれば各項目の候補が表示され、そこから選択して絞り込んでいくといった柔軟な対話形式の検索が可能です。ソネットエンタテインメント株式会社が提供するWebアプリ「テレビ王国Chan-Toru」※4とあわせて使えば、検索された番組の外出先からの録画予約が簡単に行えます。
「テレビ王国Chan-Toru」は、”XperiaTM”などのAndroidTM端末だけではなく、“iPhone”での利用も可能です。外出先からの録画予約に加え、録画済みタイトルの整理、録画ランキングなどの閲覧ができ、さらに室内では、録画済みタイトルの再生や早送り、お気に入りシーン再生といったリモコンとしての使い方も可能です。
従来機でご好評頂いている、省エネにも配慮した高速起動を採用。「瞬間起動モード」で約0.5秒、「標準起動モード」でも最速約6秒というスピード起動が可能です。使用頻度の高い時間帯(1日計6時間)を学習し、それ以外の時間帯は待機消費電力の低い「標準起動モード」(約0.19W)に自動で切り替える、かしこい省エネ機能を備えています。
また、待機時消費電力を約0.07W※7に抑えた「低消費待機モード」も選べます。
3D〈ブラビア〉などの3D対応テレビとHDMIケーブルで接続し、3Dメガネ(それぞれ別売)をご利用いただけば、臨場感あふれる3Dコンテンツをフルハイビジョン画質で楽しむことができます。
大容量ディスク規格「BDXL」にも対応しており、3層ディスク1枚で最長98時間35分のフルハイビジョン録画が可能です。
ソニー製BDレコーダー※8からBD※9にダビングしたデジタル放送番組を、本体HDDにムーブバックする(書き戻す)こと※10が可能。例えば、複数のBDに保存した連続ドラマをHDDに書き戻し、1枚のBDにまとめ直すことができます。
リモコンの「番組表」ボタンを押すだけで、細かい文字まで見やすい電子番組表が起動。画面上で番組を選択し「一発予約」(録画)ボタンを一度押すだけで簡単に予約、取り消しができます。
番組ジャンルやタレント名などを登録しておけば、関連する番組を集めた自分専用の番組表を自動作成。見たい番組をすばやく探して録画予約も簡単にできます。番組情報も見やすくなりました。
好きなタレントの名前や興味のある番組ジャンルなどを登録するだけで、条件に合った番組を探して自動で録画します。
リモコンの「らくらくスタート」ボタンを押すと、テレビ画面に「らくらくスタートメニュー」を表示。番組の予約や、録画した番組の再生、消去などをリモコンの操作方法のガイド画面付きで簡単に操作することができます。BDレコーダーが初めての方でも迷わず操作できます。
付属のリモコンで、14メーカーのテレビの電源、チャンネル、音量、入力切換の操作に対応。そのうち7メーカーのテレビでは、番組表や数字ボタンといった操作にも対応しています。なお、HDMIケーブル(別売)でつなげば、他社製テレビでも機器連動が可能です。
ブロードバンド回線に接続し、ハイビジョンの映画やドラマ作品を見たい時にすぐに楽しめます。
HDDに録画した番組を、対応する携帯電話やPSP®「プレイステーション・ポータブル」、“ウォークマン”などのモバイル機器に高速転送できます。VGA(640×480、2Mbps/1Mbps)画質にも対応、1時間番組を最速1分※11で転送できます。
なお、『BDZ-AT750W』、『BDZ-AT350S』は、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪にて7月15日(金)より先行展示し、お客様にご覧いただけます。
型名 | 『BDZ-AT750W』 | 『BDZ-AT350S』 | |
記録可能メディア※12 | HDD(500GB) | ||
BD-RE ver. 2.1(2層対応、2xまで)、BD-RE Ver.3.0(3層対応、2xまで) BD-R ver. 1.1/1.2/1.3(2層対応、6xまで)、BD-R ver. 2.0(3層、4層対応、4xまで)、 |
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DVD-RW(Ver.1.1/1.2、6xまで)※CPRM対応、 DVD-R(Ver.2.0/2.1、16xまで)※CPRM対応 |
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再生可能メディア | ビデオ | HDD、BD-ROM 3D、BD-ROM、BD-RE ver.2.1/3.0、BD-R ver.1.1/1.2/1.3/2.0 AVCHDフォーマットで記録されたディスク、 DVDビデオ、DVD+RW/+R、DVD-RW/-R/-R DL(2層)(CPRM)/-RW(CPRM)/-R(CPRM)、 DVD-RAM※13、DualDisc(デュアルディスク)※14、 ※DVD+RW/+R DL(2層)/-RW/-Rは8cmディスクにも対応 |
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フォト(JPEG/MPO)※15 | HDD、BD-RE ver.2.1/3.0、BD-R ver.1.1/1.2/1.3/2.0、データDVD:DVD+RW/+R/-RW/-R、 データCD:CD-RW/-R、USB(デジタルスチルカメラ/リーダーライターなど) |
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オーディオ | CD、DTS-CD、CD-RW/-R(CD-DA) | ||
映像記録方式(BD/DVD/HDD) | MPEG2、MPEG4-AVC(HDD/BD) | ||
音声記録方式(BD/DVD/HDD) | ドルビーデジタル(2ch/5.1ch)、MPEG2-AAC(DRモード時) | ||
電子番組表 | デジタル放送 | ||
チューナー | 地上デジタルチューナー (CATVパススルー対応※16)×2、 BS・110度CSデジタルチューナー×2 |
地上デジタルチューナー (CATVパススルー対応※16)×1、 BS・110度CSデジタルチューナー×1 |
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アンテナ入出力 | 地上デジタル(UHF):75ΩF型コネクター、BS・110度CS-IF:75ΩF型コネクター | ||
入出力端子 | 映像 | HDMI出力端子:1系統[1080 60p/24p出力対応] D端子出力(D1/D2/D3/D4):1系統※17 コンポジット映像入/出力:1系統/1系統 S映像入/出力:1系統/1系統 |
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音声 | ステレオ音声入/出力:1系統/1系統、デジタル音声出力(光):1系統 | ||
USB | 1系統(前面) | ||
LAN端子 | 1系統(10BASE-T/100BASE-TX) | ||
消費電力 | 33W | 28W | |
年間消費電力量 | 27.9kwh/年 | 27.4kwh/年 | |
待機時消費電力 | 0.07W スタンバイモード「低消費待機」、HDMI機器制御「切」、BS/CSデジタルアンテナ出力「切」時 |
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外形寸法(最大突起含む) | 約430×49.5×283mm(幅×高さ×奥行き) | 約430×49.5×233mm(幅×高さ×奥行き) | |
質量 | 約3.2kg | 約2.8kg |
型名 | 『BDZ-AT750W』 | 『BDZ-AT350S』 |
DR 地上デジタル放送(HD) | 約58時間(約52時間) | 約58時間 |
DR BS・110度CSデジタル放送(HD) | 約41時間(約37時間) | 約41時間 |
DR 地上・BS・110度CSデジタル放送(SD) | 約90時間(約78時間) | 約90時間 |
XR (AVC 16M) | 約61時間(約54時間) | 約61時間 |
XSR (AVC 11M) | 約88時間(約75時間) | 約88時間 |
SR (AVC 8M)(標準) | 約117時間(約100時間) | 約117時間 |
LSR (AVC 4M) | 約234時間(約184時間) | 約234時間 |
LR (AVC 3M) | 約333時間(約270時間) | 約333時間 |
ER (AVC 2M) | 約469時間(約359時間) | 約469時間 |
BD 1/2/3層 |
DR:地上デジタル放送(HD) | 約3時間/約6時間5分/約12時間20分 |
DR:BS・110度CSデジタル放送(HD) | 約2時間10分/約4時間20分/約8時間45分 | |
DR:地上・BS・110度CSデジタル放送(SD) | 約4時間40分/約9時間30分/約19時間5分 | |
XR(AVC 16M) | 約3時間10分/約6時間25分/約12時間50分 | |
XSR(AVC 11M) | 約4時間35分/約9時間10分/約18時間25分 | |
SR (AVC 8M)(標準) | 約6時間5分/約12時間15分/約24時間35分 | |
LSR(AVC 4M) | 約12時間10分/約24時間35分/約49時間15分 | |
LR(AVC 3M) | 約17時間20分/約34時間55分/約70時間28分 | |
ER(AVC 2M) | 約24時間25分/約49時間10分/約98時間35分 | |
DVD | XP:約1時間、XSP:約1時間30分、SP(標準):約2時間、 LSP:約2時間30分、LP:約4時間 |
3D動画 BD 1/2/3層 |
約1時間55分/約3時間55分/約7時間50分 |
60p動画 BD 1/2/3層 |
約1時間55分/約3時間55分/約7時間50分 |
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