商品情報・ストアコンポーネントオーディオTA-DA5700ES特長 : 音質
TA-DA5700ES
マルチチャンネルインテグレートアンプ

TA-DA5700ES

商品の特長 | 音質

小音量での映画鑑賞でも臨場感豊かなサウンドを再現する、世界初(*1)の聴感補正技術「サウンド・オプティマイザー」(*2)

「サウンド・オプティマイザー」は、映画制作時の音量と再生時の音量の違いが原因で発生する聴感上の違いを補正する世界初の機能です。

音量の変化により、低音や高音が聴こえにくくなる人間の聴感特性に対して、32バンドのパラメトリックイコライザーによる聴感補正をリニアに変化させて補正することで、正確で高性能な聴感コントロールを行います。これまで、こうした聴感補正は、フロントやサラウンドスピーカーの能率(出力音圧レベル)の差が大きすぎるため、十分な補正ができず効果も得られにくいものでした。しかし、TA-DA5700ESでは、自動音場補正機能「D.C.A.C.EX」 での測定時に各スピーカーの能率を測定することで、あらゆる音量に対して、位相の変化にも対応した最適な聴感補正カーブを発生させる仕組みを開発・搭載しました。

たとえば小音量での再生では、低音不足や音の響きなどの微細な情報が聴こえにくくなり、スケール感や空間の広がりが失われがちですが、「サウンド・オプティマイザー」(*2)が最適な聴感補正を行うことにより、小音量再生時でも、作り手が意図したバランスで映画特有の臨場感や音場感などを損なうことなく楽しむことができます。 「サウンド・オプティマイザー」(*2)は「スピーカーリロケーション with A.P.M.」とあわせて、家庭におけるホームシアターが抱える問題点を解決する機能です。

  • *1 マルチチャンネルインテグレートアンプとして、スピーカーの能率測定と、映画制作時の基準レベルの相違に基づく独自聴感補正技術として世界初(2011年9月28日現在、ソニー調べ)
    *2 「サウンド・オプティマイザー」は自動音場補正機能の測定値を基準に補正を実行しますので、動作させるには自動音場補正を実行した上で、アンプ本体のフロントパネルかリモコンのボタンで「サウンドオプティマイザー」を「ON」にしてください

さらに進化した自動音場補正機能「D.C.A.C.EX」(=「D.C.A.C.」+「A.P.M.」+「スピーカーリロケーション」)
-フロントハイスピーカーにも対応した、「スピーカーリロケーション with A.P.M.」を搭載-

ソニーの自動音場補正機能「D.C.A.C.」は、付属の測定マイクロフォンを使い、部屋の音響特性を約30秒で自動測定し、距離、レベル、音圧の周波数特性を精密に補正する技術です。「D.C.A.C.EX」は、この「D.C.A.C.」をベースに、「A.P.M.」と「スピーカーリロケーション」を加えて、フロントハイを含む全てのスピーカーにおいて理想的なホームシアターの設置環境を構築します。

マルチチャンネル再生は、フロント、サラウンド、フロントハイ、センターの全てのチャンネルに同じスピーカーを用いて音圧と位相の両方の周波数特性を一致させておくことが理想です。しかし家庭では、サラウンドやフロントハイ、センターにフロントと同一のスピーカーを用いることは難しくそれぞれ異なるスピーカーが使われるのが一般的です。
自動位相マッチング機能「A.P.M.(Automatic Phase Matching)」(*)は、フロントスピーカーと異なるスピーカーをサラウンドやフロントハイ、センターに使った場合でも、位相特性をフロントの特性に合わせて揃えることでチャンネル間の音のつながりを向上させる技術です。すべてのスピーカーをフロントスピーカーで構築したかのような、気持ちのよいつながりのあるサラウンド空間を再現。フロントスピーカーの特性はさわらず、他のスピーカーの位相特性だけを補正するので、フロントの音質への影響を避け、壁反射による位相の乱れ、ホーン型/コーン型/ドーム型といったスピーカーの形式の違いに起因する位相特性のズレも正確に補正します。

  • * 「A.P.M.」は自動音場補正機能に組み込まれているので、動作させるには自動音場補正を実行した上で、アンプメニューにて「A.P.M.」を「AUTO」にしてください

高精度なデジタル処理によりファントム定位を実現し、スピーカーの音源位置を理想的な位置と角度に「再配置」します。隣り合うスピーカーから理想となる音成分を割り振り、理想位置へ音源をファントム生成するため、定位感があり、つながりのある音場を楽しめます。これは、「A.P.M.(オートマティック・フェーズ・マッチング)」で、すべてのスピーカーの位相特性をフロントに揃えることにより、スピーカー間の音のつながりを得られ、ファントム定位による高精度なスピーカー「再配置」が可能となりました。

TA-DA5700ESでは新たにフロントハイスピーカーのリロケーションにも対応しました。フロントハイスピーカーはフロントスピーカーの真上付近に設置するのが理想ですが、室内の設置場所やスクリーンサイズ等の問題により、フロントスピーカーよりも広い間隔で配置されることが少なくありません。こうしたサラウンド空間の不自然な歪みを補正することで、正確な音場の再現、特に音の定位が気になりやすい映画のセリフや音楽ソースのマルチチャンネル再生で大きな効果を発揮します。また、リロケーションの効果として、サラウンドバック7.1chのスピーカー設置環境を理想的な位置・角度に「再配置」するのに加え、フロントハイ7.1chおよび、5.1chのスピーカー設置環境の場合は、サラウンドバックチャンネルのスピーカー音源をファントム技術により生成し、最大で9.1ch(*)サラウンドの効果が得られた状態で、理想的な位置・角度に「再配置」します。これらの効果により、スピーカー設置にまつわる問題を解決に導き、密度の高い芳醇なサラウンド空間を描きだします。

  • * 5.1chのスピーカー設置環境では、7.1chのサラウンド効果になります
    ※ スピーカーリロケーションは自動音場補正機能に組み込まれているので、動作させるには自動音場補正を実行した上で、アンプメニューにて「スピーカーリロケーション」のモードを選択してください
    ※ センタースピーカー、およびサブウーハーはスピーカーリロケーションによるファントム生成や再配置は行われません

フロントハイスピーカーに対応した音場モードの充実

TA-DA5700ESではフロントハイスピーカーに対応した音場モードをさらに充実しました。従来からのサラウンドバックスピーカーを使用した7.1チャンネル(SB7.1ch)に加えて、新たにフロントハイスピーカーを使用した7.1チャンネル(FH7.1ch)の音場を楽しんでいただけます。これらの音場モードは9.1チャンネルで構築されています。TA-DA5700ESは、スピーカーリロケーションにより、サラウンドバックスピーカーを仮想生成することができるので、FH7.1ch再生においては、パワーアンプを7チャンネル搭載した本機だけでフル9.1チャンネルの音場をお楽しみいただけます。またプリアウトに外部パワーアンプを接続すると、9個のスピーカーを使って9.1ch音場を楽しむことができます。

プロジェクター等を用いたホームシアターで音楽ソフトを楽しむ際などに、スクリーンの下方向からボーカルが聴こえ、映像とマッチングしない事に違和感を持つ場合がしばしばあります。特に2チャンネルで収録されているコンテンツの場合、大画面とスケールが合わない場合も多く見受けられます。 高い位置にあるフロントハイスピーカーを利用して、ステレオ音源全体の位置を画面にマッチされるのがボーカル・ハイトモードです。音場はリッチにしつつ、フォーカス感は壊さないようにチューンし、リバーブを一切加えず、初期反射音群だけで構築しました。また、歌手の声が映像の位置と同じ所から自然に出るようになりますので、テレビ放送のステレオ音声をマルチチャンネル化して楽しんだり、ブルーレイなどのマルチチャンネル音楽ソフトをより楽しめるモードとして、幅広く音楽コンテンツの再生用として効果があります。

トゥルー・コンサート・マッピング A:漆喰の壁を持つオランダ、アムステルダムのシューボックス型の大ホールを再現したモードです。壁が固いため初期反射が強めでもリッチで、透明感のある響きが特長です。また壁は平面が多く、ステージの音が左壁、右壁、そして天井に鏡のように反射し、ステージがとても大きく感じられると共に、特有の気配感が音楽の場を感じさせる特長があります。力強いオーケストラ演奏に向いています。

トゥルー・コンサート・マッピング B:オーストリア、ウィーンにある木造のシューボックス型のコンサートホールを再現したモードです。このホールの特徴は壁に多数おかれた彫刻などの装飾が反射音を柔らかくするほか、高い天井と深い後部座席を包み込むような反射残響を作り出すことにあります。響きが柔らかいので多くの録音に向きますが、特に木造ホールでの録音を鑑賞するのに向いています。

従来からの“ジャズ・クラブ”“スタジアム”“ライブコンサート”“スポーツ”“マルチ・ステレオ”などさまざまなサウンド・フィールドでフロントハイスピーカーを活用した音場をお楽しみいただけます。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)の協力でおこなったダビングシアター「ケリーグラントシアター」の測定データを詳細に解析し、スクリーン内の高さ感を表現している反射音成分を改めて抽出・再現したことで、まさに映画館が持つ高さ感を表現します。ホームシアターではサラウンド側の高さ感は比較的再現しやすいですが、画面側の高さ感の再現はとても難しいものでした。「HD-D.C.S. フロントハイ」は、この画面内の高さ感の表現に成功。スクリーン全体から迫力ある映画サウンドが飛び出してくる、まさに3D時代にふさわしい音場モードです。 HD-D.C.S.では、以下の3つのモードを実装しています。

■スタジオモード
ニアフィールドでミックスしているときの残響量を再現するモードです。その反射、残響量は必要最小限度になっていますが、一般家庭よりはるかに大きなダビングシアターの響きは反映されています。 映画館の持つ響きがなく、映画館で聴く音に比べて残響量が少ない再生(A.F.D.モード)より潤いとつながりがよく、それでいて細かい音も詳細に聴きとれる、オーディオファイル向けのモードです。

■シアターモード(初期値)
オリジナルのシアターミックスを作っているときの残響量を再現するモードです。映画館で聴いている感覚に最も近く、映画の迫力と大きな空間を楽しめます。 また音量を絞った時にセリフが聴きやすい特長があります。これは映画館の残響が人間の声を聴き取り易くする量と同様に調整されているからで、夜間の映画観賞に欠かせないモードです。

■ダイナミックモード
反射、残響音をダビングシアターよりも増やしたモードです。映画館の残響の規格が決まる前に比較的多く存在した映画館の残響量で、古きよき時代の映画館らしさを再現しています。

サラウンド再生の基本的な構成である5.1chに、左右のフロントスピーカーの上方にスピーカーを配置することで、前後左右に加えて高さ方向の音場表現を可能にするもの。音場再現に高さ方向が加わることで、音場の立体感がより高まり、さらに臨場感豊かなサラウンドが再生できます。また、従来のサラウンドバックチャンネルを配置した7.1chサラウンド方式での再生も可能です。 さらに、9.1chモードを装備していますので、外部ステレオアンプを使用し9.1chの音場を楽しむことも可能です。

  • ※ 外部ステレオアンプを接続とは、TA-DA5700ESのシステムに含まれていない外付けのアンプをお客様が任意で接続した場合の事です

DTS-HD Master Audioの標準的な構成である7.1ch(フロントL/R、センター、サラウンドL/R、サラウンドバックL/R)に加え、フロントハイのL/Rを加えた9.1chを基本とした最新のサラウンドモードに対応しています。TA-DA5700ESでは外部ステレオアンプを使用し、フロントハイ、またはサラウンドバックを鳴らすことによりDTS Neo:Xの9.1ch音場を楽しむことも可能です。

  • ※ 外部ステレオアンプを接続とは、TA-DA5700ESのシステムに含まれていない外付けのアンプをお客様が任意で接続した場合の事です

高音質「パラレル DAコンバーター」と「ダイレクトクロッキング・コンストラクション」搭載

AVアンプは、そのほとんどの音源を内蔵DAコンバーターで再生します。TA-DA5700ESでは、高級SACDで採用されている「パラレルDAコンバーター」を採用しました。「パラレルDAコンバーター」は、1つのデジタル信号を2つのDAコンバーターで同時にDA変換することで、より精度の高いDA変換を行います。D/Aコンバーターが受ける振動やノイズの影響を最小限に低減できるため、S/Nや情報量に優れたアナログ信号の生成ができます。

一方「ダイレクトクロッキング・コンストラクション」はDAコンバーターの音質を阻害する最大の要因となるクロックの乱れ(ジッタ)を低減する画期的技術です。一般に高速サンプリング周波数を扱うAVアンプのDA変換システムは、データとクロックが信号源デバイス(同軸入力、HDMI、ネットワークなど)で生成され、DSPで信号処理された後DA変換されますが、デバイスの配置もこの順番に配置するのが普通です。
「ダイレクトクロッキング・コンストラクション」は、DAコンバーターの高音質化を実現するために、マスタークロック源とDACをプリント基板上で物理的に近距離に配置し、電気的には ノイズ発生源であるDSPを離して配置することで、デジタルオーディオ再生における、S/N、情報密度を改善しました。

高剛性型ホリゾンタルFBシャーシ

TA-DA5700ESのシャーシは、高さを12.5ミリアップして大型化するとともに、主要部材の強度を向上した新シャーシを採用。特にバックパネルを1.6mm厚の鋼材とすることで従来の2.4倍の強度にアップしたほか、その他のフレームにも補強金具を追加することにより全体の強度をバランスよく強化。エネルギーが大きく振動の発生しやすい低音の再現においても、振動による音の濁りや音質への影響をなくし、高い解像度、自然で力強い低音を表現します。

第三世代 広帯域パワーアンプ

一般的なアナログアンプが抱える「音楽信号のレベル変化にともなってパワーアンプ自身が温度変化することにより高域の位相特性が変化してしまう」という問題点をパワーアンプの広帯域化によって改善した「第三世代 広帯域パワーアンプ」を搭載。音の濁りがなく、音像フォーカスに優れたサウンドを実現。より自然な音色と臨場感豊かな音楽を再現できます。

デジタル放送・DVDなど、圧縮音声を高音質で再現する「D . L . L .(デジタル・レガート・リニア)」

音声圧縮のエンコード/デコードに伴い発生する可聴帯域外のノイズ成分を、独自の高度なデジタル処理で除去する技術です。可聴帯域内の成分追加・補完などは行わないことから、音源を歪めずに再生できるため、BS/地上デジタル放送(AAC)、DVD(ドルビーデジタル、DTS)などの圧縮音源ソースを原音に忠実な高音質で楽しめます。

スーパーオーディオCDのHDMI高音質伝送を行う「H.A.T.S( High quality Audio Transmission System)」

スーパーオーディオCD/CDプレーヤー「SCD-XA5400ES」をフロー制御により動作させる「H.A.T.S.」をHDMI伝送に搭載。アンプ内のDA変換器の近くに配置したマスタークロックでオーディオ信号を再構築することにより、フォーカスや音場感が改善し、低音の力強さも加わり、音楽再生のクオリティーが向上。

HDMI入力 for AUDIO 端子

6つあるHDMI入力端子のうち、「入力5」と「入力4」を高音質性能を高めた入力「for AUDIO」として備え、BDやCDの高音質ソースをクオリティーの高い状態で再生できます。

  • ※ 「for AUDIO」入力は、他のHDMI入力と同じように、映像・音声両方の信号をやりとり可能です

最新のHD音声フォーマットに対応

ブルーレイディスクの最新のロスレス音声フォーマットに対応。

第二世代 低ジッタ型・ロスレスデコードエンジン

「ドルビーTrueHD」および「DTS-HDマスターオーディオ」は、ともにロスレスコーデックと呼ばれるもので、記録ストリームをデコードするとエンコード前のPCMと同じデータが得られます。したがって原理的にはリニアPCM記録再生と同じデータが得られ、音質も同じになるとされています。しかし実際には、デコード時にDSPが発生する電気ノイズが従来のコーデックよりはるかに大きいため、DA変換回路上に音質に有害なジッタを発生させやすく、音質をリニアPCM記録と同じにすることは難しさをともないます。そこで、ジッタを起こしにくいデコードエンジンに進化させ、ロスレスなら同じという固定観念を打ち破る、ソニーならではの高音質ロスレスデコードを開発。ハイビジョン時代にふさわしいブルーレイディスクなどに採用されたロスレス圧縮音声の高音質再生が可能になりました。

「ジッタ・エリミネーション」回路

HDMIやデジタル音声伝送により、デジタル信号から分離したマスタークロックに原理的に含まれるジッタを排除する技術です。この技術により、高いS/N感と美しい音色を再現できます。ブルーレイディスクの新フォーマット音声のみならず、リニアPCMや従来の圧縮音声を用いるDVDにも有効で、HDオーディオ時代にふさわしい音質の向上を実現しています。

高音質無鉛はんだ

オーディオ製品の製造において、最も重要なパーツがはんだです。何千箇所にも及ぶ信号経路上の部品を接続するのがはんだであるため、その品質がアンプの性能に大きな影響を与えます。現在はんだは環境に配慮した無鉛はんだが使用されていますが、無鉛はんだを使うと一般的に硬質な音になりがちです。
本機には、使用する金属材料の微量含有元素に吟味を重ね、ソニーで独自開発した音質専用のはんだを採用。鉛入りはんだを使用していた時代には存在しなかった自然で豊かな質感と雰囲気の音表現を可能にしています。