商品情報・ストアコンポーネントオーディオTA-DA9100ES特長

コンポーネントオーディオ

TA-DA9100ES
マルチチャンネルインテグレートアンプ

TA-DA9100ES

商品の特長

高精度化したフルデジタルアンプ32ビットS-Master PROを搭載。
自動音場補正機能も備え、システムの能力を最大限に引き出す設定を手軽に行えます。

TA-DA9100ESには、ステレオマイクロホンが付属。このマイクは、ホームシアターの特性を測り、自動的にシステムの能力を、最大限発揮するためのもの。測定スタートボタンを押すと、各スピーカーの有無の判定、チャンネルごとのゲイン補正、距離補正、高精度31バンドのグラフィックイコライザーを用いた周波数特性補正、サラウンドスピーカーの位置設定などを約30秒で自動的に行います。スピーカーの距離補正は、1cm単位で行うなど、手軽かつきめ細かい調整ができます。チューニング後の音場特性は、すべてのスピーカー特性をフラットにする「フルフラット・モード」、前方スピーカーの特性をサラウンドスピーカーに近似させて再現する「フロント・リファレンス」、そして、ソニーの設計ルームの音場に近づける「エンジニア・リファレンス」から選べます。

パルスハイトボリュームにより小音量時でもディテールまで再現し、DCフェーズリニアライザーでアナログアンプと同等の低域再現性を実現するS-Master PRO。TA-DA9100ESでは、高精度化した32ビットタイプS-Master PROを7ch分搭載。これまで、別の素子で構成していたDCフェーズリニアライザー回路をプロセッサー内部に同化したことともあいまって、さらに、高密度の処理が可能となり、微細なサウンドの再現力が高まりました。サラウンドバックを独立したチャンネルとして備えた6.1chの作品やサラウンドバックの音をステレオ化した7.1chサラウンドも高音質で存分に楽しめます。なお、電源部は大型トロイダルトランスを中心として組んだ強力な構成です。

アンプはこれまで、プレーヤーから信号を受け取って増幅しスピーカーに送り出すのが役目でした。それぞれが独立した存在として役割を果たしてきたアンプとプレーヤーを協調することで、さらに高音質を得ることはできないだろうか、このような発想のもと採用したのがオーディオ用i.LINK接続。SCD-DR1/SCD-XA9000ESと接続し、スーパーオーディオCDのマルチチャンネルDSDデータも余裕をもって伝送できる200Mbpsの転送レートを確保。アンプからプレーヤーへの通信も可能です。プレーヤーからアンプへのオーディオデータの伝送を同期をとってフローコントロールすることでジッターの少ないデータを得られ、高音質化を実現。双方向でも必要なケーブルは1本のみで、シンプルに接続できます。TA-DA9100ESでは、2系統の入力端子を装備しています。

計6本のサラウンドスピーカーを使用し、ハリウッドのダビングシアターで実際に行われているスピーカー配置を家庭で再現するのが、9.1chサラウンドシステムです。このシステムを構築し、モードを選択すると、側方に実スピーカーが2個配置されるので、フロント(画面)と側方、側方と後方の音のつながりがよくなり、自然な音場を得られます。また、サラウンドのサービスエリア、つまり適切な音像感を得られる範囲が広いのも特長の一つ。なお、比較的小型のスピーカーをサラウンドスピーカーに使用しても大きな効果を得られます。

フルデジタルアンプS-Master PROを搭載するTA-DA9100ESでは、スピーカー出力の直前まで、一貫してデジタルで信号処理を行います。スーパーオーディオCD、CD、DVDをはじめ、MDやBSデジタル音声など、デジタルソースはそのまま、アナログ音声もすべて入力部でデジタル信号に変換されます。マルチチャンネル入力および2chアナログ入力のデジタル信号への変換は、スーパーオーディオCDで採用されているDSD信号を採用。元信号に近いソースのクオリティーを保ったままで再生が可能です。

ドルビーデジタルやDTSに加え、最新のフォーマットであるドルビープロロジックIIxに対応。DVDビデオの音声フォーマットであるDTS 96/24にも対応し、広帯域の再生が可能です。さらに、CDやビデオなど2chソフトも5.1chで楽しめるドルビープロロジックIIデコーダーと、BSデジタル放送の5.1ch音声も楽しめるMPEG-2 AACデコーダーも搭載しています。

HDMI端子を入力2系統、出力1系統装備し、1080Pまでの信号に対応しています。HDMI端子は、マルチチャンネルのデジタルオーディオ伝送にも対応しているので、本機でのマルチチャンネル再生が可能です。

アップコンバーター(*1)はコンポジット入力信号およびS映像入力信号をコンポーネント信号に変換、さらにこの2つの入力信号に加えてコンポーネント入力信号までHDMI信号に変換します。ダウンコンバーター(*2)はコンポーネント入力信号をコンポジット信号およびS映像信号へ変換します。また、インターレースからプログレッシブ(I/P)変換する機能も搭載しました。

  • *1:ビデオデッキからのコンポジット信号やS映像信号が変換されてテレビに接続された場合、非標準信号(早送り/巻き戻しなど)が入力されると、映像が出力されない場合があります。
    *2:コンポーネント信号からコンポジット、S映像信号への変換は480iのみです。