キリンチャレンジカップ2012 2012年9月6日（木）
SAMURAI BLUE（日本代表） 対 アラブ首長国連邦（UAE）代表戦
Twitterのツイートタイムラインとともにテレビでサッカーを観戦する。
そんな〈ブラビア〉が提案する新しいサッカーの楽しみ方を実践してきた「ハッシュタグプロジェクト〈ブラビア〉ツイート観戦」。
今回は9月6日（木）に新潟県の東北電力ビッグスワンスタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2012 SAMURAI BLUE（日本代表） vs アラブ首長国連邦（UAE）代表の一戦で、〈ブラビア〉ツイート観戦を開催。ゲストには乙武洋匡さんをお迎えして、Twitterのハッシュタグ（#ツイート観戦）を使いながら、日本代表を応援しました。
8月15日（水）に行われたベネズエラ代表との一戦では、ディフェンスラインに課題を残した日本代表チーム。翌週に迫ったイラクとの一戦を盤石な状態で迎えるためにも、明確な回答が期待されます。試合前にはセルジオ越後さんとゲストの乙武洋匡さんがスターティングメンバーを予想するなど、見どころを語り合っていました。そして、メンバーが発表されると、セルジオ越後さんは「オリンピックメンバーを使ってきた所は新鮮だけど、手の内を今日のUAE戦では見せられないだろうから、イラク戦では同じメンバーでは来ないだろう」と、試合の展望をツイートしていました。
試合が開始すると、序盤から日本が試合を優位に進めます。しかし、自陣に引いて守りを固めるUAEをなかなか崩せず、リズムに乗れないイヤな展開になっていきます。ときどきUAEの鋭いカウンター攻撃に肝を冷やす場面も見られます。見かねたセルジオ越後さんが「左サイドかなりやられているな。（中略）距離が開きすぎているよ。海外組もコンディション良くないね。親善試合っぽい試合だな」と、つぶやきます。また乙武さんも「選手起用と戦術がかみあっていない印象。せっかくハーフナーをトップに置いているなら、彼の高さを生かすようなプレーがもっとあってもいいと思うんだけど」と、ツイートするなど、試合内容にもどかしい思いでいるようでした。
後半になると選手交代が功を奏し、日本代表の左サイドからの攻撃が目立つようになっていきます。そして、試合が動いたのは後半24分のこと。左サイドからの絶妙なクロスをヘッドで押し込み、日本代表が待望の先制点を挙げます。その後も次々と日本はチャンスを作り出しますが、あと一歩のところで追加点を奪うことができません。そのまま、タイムアップの笛が鳴り、日本が1-0で勝利を収めました。今日の試合展開に乙武さんも「UAE戦、１-０で勝利。“テストマッチ”だったはずなのに、何をテストしたかったのか、その意図がつかみにくい試合だったなあ。イラク戦に向けて、何が得られたんだろうか」と、ツイートするなど、モヤモヤは最後まで晴れなかったようです。
今回のハッシュタグプロジェクトでは、SAMURAI BLUE（日本代表）と、UAE代表との一戦で応援ツイートを実施しました。注目度も高く、#ツイート観戦の付いた応援ツイートも多く寄せられていました。ツイッターを活用しながら、テレビ観戦する楽しさに魅せられる人も増えてきたようです。
スタジアムに行けなくても、みんなで盛り上がれる楽しさがありますね。
「スポーツ観戦の楽しさは、みんなで一緒に盛り上がれる点にあると思うんです。スタジアムに行けなくても、家に〈ブラビア〉があれば、画面に映るツイッタータイムラインの盛り上がりやみんなのつぶやきで、一緒に観戦しているような気分を味わうことができますよ。そんな疑似体験ができるのが楽しいですね。これがパソコンでのツイートだったら、ディスプレイを見ている間に良いシーンを見逃しちゃうことだってあります。それからテレビ中継だけではひとりの解説者の意見しか耳に入ってきませんよね。でもツイッターで他のサッカー解説者をフォローしたり、みんなのツイートを見ていれば、いろんな人のサッカーの見方がわかります。だからサッカーの見方が広がる楽しさもありますね」（乙武洋匡さん）
