開発者の想い

最後に開発者よりユーザーのみなさまへのメッセージ

最後にこれから「DSC-RX100」のオーナーになるかもしれない読者にメッセージをお願いします。

上田(画質設計)
一眼レフカメラを持っている女性の知人・友人が私の周りにもたくさんいます。彼女たちの多くが「子どもの一瞬一瞬をきれいに撮りたい。それにはコンパクトカメラじゃなくて、一眼レフカメラじゃなきゃ」って言うんです。実はこれはそれができるカメラであることをぜひ知ってほしいと思います。1枚撮ってみれば、画質の違いに誰もが気付く?そんなカメラですから。

暮石(商品企画)
私が一番気に入っているのは、AFが速くて、レンズが明るいので、動き回る子どもを撮ってもブレないところですね。しかも画質も抜群にいい。ですからカメラの中身をよく知らない人、これからいいカメラを買おうと思っている人に、ぜひ手に取って体感していただきたいですね。このカメラのオーナーになったことで、写真に対する興味が湧き、日常の中で写真と関わる時間が増えていく、そしていずれは大切な思い出の中の欠かせないモノの1つとして、このカメラがライフスタイルに入り込んでいくというのが理想です。

雨宮(プロジェクトリーダー)
料理に例えるなら各部材やデバイスは食材で、料理をつくり上げるのが、我々設計者です。今回は我々がレンズもイメージセンサーも最高の食材を用意し、それを我々の手で最高の味に仕上げました。ユーザーにはその最高の料理というのを、とにかく味わっていただきたい。そこには食べてすぐわかる味もありますが、隠し味もいたるところに入っています。それを使っているうちにだんだんと知っていってもらいたいというのが、開発者側の想いですね。すべてにおいて絶妙なバランスを考えてつくられた商品なので、使い倒して、その秘められた味を感じてほしいと思います。