撮影に出かける前には、まずはカメラとレンズをチェックします。持って行く機材をテーブルの上に並べ、センサーとレンズにゴミやホコリが付着していないかをチェックします。
センサーのチェックは、カメラにレンズを装着し、絞りをF22ぐらいまで絞って白い壁などを撮影して、黒い点々が写り込んでいないかをチェック。もしゴミやホコリが付いていたら、カメラの「センサークリーニング」機能*を使って振るい落とすか、ブロアーで吹き飛ばします。
* 一部機種には搭載していません
また、「電源OFF時のシャッター」は[入]に設定しておくと、センサーがむき出しにならないので、レンズ交換時のセンサーへのゴミの付着リスクが少なくなります。シャッター幕には絶対に触らないように注意しましょう。
また、「電源OFF時のシャッター」は[入]に設定しておくと、センサーがむき出しにならないので、レンズ交換時のセンサーへのゴミの付着リスクが少なくなります。シャッター幕には絶対に触らないように注意しましょう。
マウントも入念にチェックします。端子部にゴミやホコリが付いていると、レンズが作動しないなど不具合の原因になります。もしゴミなどが付着していたら、ブロアーや綿棒、クリーニングクロスなどでそっと取り除きます。最後にレンズをカメラに装着し、絞り値やシャッターの動作が連動できるかもチェックしておきます。
また、ファインダーは長く使い続けていると、知らず知らずのうちに汚れていることが多いものです。クリアな視界で撮影するために、ファインダーもきれいにしておきましょう。
次に、予備バッテリーも含め、すべてのバッテリーをフル充電の状態にします。メモリーカードはフォーマットしないとすぐに容量がいっぱいになってしまうので、毎回フォーマットしています。バッテリーの充電とメモリーカードのフォーマットは、現場で撮影に集中するために欠かせません。
