デジタルビデオカメラ ハンディカム
デジタルビデオカメラ ハンディカム
民生用デジタルビデオカメラにおける、最先端の映像技術を結集。高精細な映像を生み出す、レンズ、イメージセンサー、映像処理エンジンを採用し、ハイビジョンとDV、両方の高画質を実現しました。
「Gレンズ」はソニーの設計思想・品質管理基準に基づき、独自の技術を凝縮した高性能レンズです。ソニーの先進イメージセンサーや画像処理技術との最適化を図ることにより、優れた描写力を実現。卓越した光学性能が高レベルの映像表現を可能にします。
●色収差を低減する、特殊低分散ガラスを2枚採用
光の屈折による色収差を低減し、特に望遠側での撮影において、色にじみの少ない映像を実現。特殊低分散ガラス2枚、複合非球面レンズ等からなる10群15枚構成により、高倍率撮影時でもクリアな映像が得られます。
雄大な景色や引きの撮影に適した広角29.5mmレンズを搭載。また、光学20倍ズームなので、近づくことが難しい被写体でも大きくズームアップして撮影できます。さらに、撮影中の映像を約1.5倍に拡大できるデジタルエクステンダーを採用。最大約30倍のズームで迫力のある映像を記録できます。
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高倍率撮影時に欠かせない手ブレ補正は、画質劣化のない光学式アクティブレンズ方式。レンズそのものが上下左右にシフトして、光軸のブレをリアルタイムに補正します。撮影状況に合わせて補正効果を4種類から選択でき、使い分けられます。また、レンズ部の突起がなく小型化が可能。レンズ周辺部にスイッチ配置ができ、操作性の向上に寄与します。
| 補正効果 | |
| ソフト | パン、ティルトを多用する際に自然な手ブレ感を残し、ブレ補正を行います |
| スタンダード | 通常の手ブレ補正レベル |
| ハード | 強めに手ブレ補正を効かせた映像が得られます |
| ワイドコンバージョン | 別売ワイドコンバージョンレンズ（VCL-HG0872X）を装着した際に最適な設定 |
アイリス機構には、絞りの形状が真円に近い6枚羽根構造の虹彩（こうさい）絞りを採用。美しいボケ味を演出するだけでなく、高輝度の光源を撮影する際に発生する光芒（こうぼう）を目立ちにくくするなど、より自然な撮影ができます。
イメージセンサーには、「3クリアビッドCMOSセンサー」を採用。ソニー独自の画素配列により、高画質な映像記録を実現しました。R・G・Bの3つの色成分を3枚のセンサーで独立してとらえることで、優れた色再現性を獲得。さらに「Exmor」の技術を採用し、CMOSセンサーチップ内でAD変換を行う「カラムA/Dコンバーター」と「デュアルノイズリダクション」が、暗部の撮影においてもノイズを低減します。高解像力と豊かな表現力を兼ね備え、高品位な映像描写が可能です。
「3クリアビッドCMOSセンサー」が受光した膨大な画素情報を高速で処理。高精細で色彩豊かな映像記録を可能にします。
「エンハンスド・イメージング・プロセッサー」の特徴
●「クリアビッドCMOSセンサー」の画素配列に適した画像信号処理アルゴリズム
●新色再現性向上
●最先端90mmプロセス、パラレル処理による高速信号処理回路
HDV規格1080i方式による映像記録を実現するために、HDコーデックエンジンを搭載。ソニーが誇る最先端の映像技術により、ハイビジョン映像を高品質のまま効率よくMPEG-2に圧縮。25MbpsというDV規格と同等のビットレートで記録・再生します。また、これら業務用レベルの映像処理技術を民生用デジタルビデオカメラに応用するため、大幅な小型化・省電力化にも成功しています。
HDコーデックエンジンを構成する3つの主要LSI
●ベースバンドシグナルプロセッサ
カメラ部から入力した映像信号に対して、ノイズリダクションや各種信号処理を行うLSI。HD（ハイディフィニション）映像を、従来のSD（スタンダードディフィニション）映像に変換するダウンコンバート機能も搭載。
●HDVストリームプロセッサ
記録再生時のエラー訂正信号などの、HDV規格に必要なさまざまなデータを付加するLSI。大容量メモリーとCPUを内蔵するC言語を用いて開発されたシステムLSI。
●HD-MPEGビデオエンコーダ/デコーダ
膨大な情報量を有するHD映像を、高画質のままMPEG-2信号に圧縮するエンコード処理と、MPEG-2信号をHD映像に伸長するデコード処理を行うLSI。エンコードにおいては低消費電力化により、ビデオカメラに求められる長時間撮影が可能。デコードにおいてはMPEG-2信号が不得意とするスチルやスロー、コマ送りなどの特殊再生でも安定した映像出力が可能。
HDR-FX1000単品カタログ
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