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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ [ペット編]プロカメラマンによる撮影テクニック
プロカメラマンによる撮影テクニック ペット編
もっと表情豊かに撮る
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/60秒
飼い主でなくては、出会えない表情があります。
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/60秒

背景や構図に気を配る

焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/200秒
ZOOM 白やベージュなどの淡い毛色の場合は、すっきりとした濃い色の背景を選ぶと引き立ちます。
ペットをかわいらしく撮るために、背景にも気を配りましょう。とくに室内で撮影する場合、家具や家電などが写りこみ、背景が「うるさく」なりがちです。毛布やひざ掛けにふわっと包んで家族に抱っこしてもらうなど、シンプルな背景作りを工夫しましょう。絞りを開放近くにして背景を大きくボカしても、良い雰囲気の写真となります。明るい大口径レンズほどフワッとしてきれいなボケを作りやすくなります。
もうひとつ気をつけたいのが、背景を走る線です。これは人物のポートレートの場合と同じ注意点。背景の柱や梁、ドア枠など、ケアを怠ると、上から被写体の頭に突き刺さっているように見えたり、横から首を貫いて見えたりしてしまうことがよくあります。背景の選択やアングルに気を配ってこうした線をなくします。
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/60秒
ZOOM 何を気にしているのでしょうか。視線の先が気になります。いろいろな色の背景がうまくボケてくれたおかげで、表情が引き立ちました。
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/160秒
ZOOM 同じ正面からのアングルでも、画面の切り取りかたで印象が変化します。こちらはごく普通の顔の写真。
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/100秒
ZOOM 耳が収まりきらなくてもいいから胸を多く入れてみました。すっくと立って遠くを見ていることは、こちらの方がよく伝わるような気がします。
焦点距離: 18mm / F値: 5.0 / シャッター速度: 1/180秒
ZOOM 室内撮影によくある失敗例。ペットのかわいさばかりに気をとられていると、うるさい背景の処理をわすれがちです。

はじめは寝顔から

動きがすばやくてブレてしまったり、思いどおりの表情を見せてくれないなどうまく撮れないことが続くと、ペットを撮るのもおっくうになってしまいます。生まれたてのころからカメラに慣れさせることができればベストですが、そうもいかない場合は、“寝顔”の撮影からはじめてみましょう。ふと目覚めた表情も、また愛くるしいものです。

焦点距離: 55mm / F値: 5.6 / シャッター速度: 1/60秒
焦点距離: 35mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/40秒
ZOOM 寝顔なら、納得のいくまで近づいて撮ることができます。ただし、目をつぶっているからといってフラッシュは厳禁です。
焦点距離: 43mm / F値: 4.5 / シャッター速度: 1/10秒
焦点距離: 50mm / F値: 1.4 / シャッター速度: 1/250秒
ZOOM 眠りから目覚めた瞬間も、かわいい表情を見せます。あまり無理強いをしないよう、気長に見守りましょう。

同じシーンで何枚も撮る

いい表情をとらえるには、とにかく何枚でも撮ってみることが大切です。この場合はスポーツのように「連続撮影」ではなく、「一枚撮影」を選び、一枚ずつ「連続してシャッターを切る」感じでどんどん撮ってみましょう。

焦点距離: 50mm / F値: 2.5 / シャッター速度: 1/100秒 焦点距離: 50mm / F値: 2.5 / シャッター速度: 1/100秒 焦点距離: 50mm / F値: 2.5 / シャッター速度: 1/100秒 一所懸命にこらえていましたが睡魔には勝てず・・・

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1.いい表情は室内で撮れる 2.ペットの目線でコミュニケーション
3.もっと表情豊かに撮る 4.自然光を生かす
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