法人のお客様オプティカルディスク・アーカイブ オプティカルディスク・アーカイブとは

オプティカルディスク・アーカイブとは

オプティカルディスク・アーカイブは、デジタルデータの長期保存(アーカイブ)を目的とした、大容量光ディスクストレージシステムです。
データを格納するカートリッジに複数枚の光ディスクを格納し、1つのボリュームとして光ディスクを大容量に利用することができます。

特長紹介動画

大量のデータを長期間安全に保存するための課題と、それを解決する、「オプティカルディスク・アーカイブ」の特長についてご紹介します。

デジタルデータ保存における課題

  1. データの大容量化
  2. データ保存期間の長期化
  3. 長期保存の運用コスト

オプティカルディスク・アーカイブの特長

  1. 大容量カートリッジ
  2. 堅牢性が高い
  3. 保存寿命100年以上*
    *国際規格ISO/IEC 16963を参考にした弊社加速試験による推定値
 

※本動画のナレーションはAIアナウンサー荒木ゆい です。

業務用次世代光ディスク「Archival Disc」を採用

Archival Disc(アーカイバル・ディスク)は、2014年3月にソニー株式会社とパナソニック株式会社が策定した、デジタルデータを長期保存するアーカイブ事業の拡大に向けた業務用次世代光ディスクです。
オプティカルディスク・アーカイブでは、このArchival Discを活用し大容量化および高速化を実現します。

プレスリリースはこちら Archival Discに関するホワイトペーパー(2nd Edition)はこちら

オプティカルディスク・アーカイブロードマップ

オプティカルディスク・アーカイブは2013年に第1世代を発売開始しました。2016年には「Archival Disc」を採用した容量、転送速度が約2倍となる第2世代を開発し、さまざまな業界で採用が広がりました。
2020年には第3世代が登場。4K/8K映像、ゲノム解析、創薬、医療、IoT、自動運転、CAD/CAEほか、あらゆる分野のデータアーカイブ、長期保存、データ保護に役立ちます。
今後も、次世代に向けたさらなる研究・開発を行います。

オプティカルディスク・アーカイブのメリット

長寿命

  • 業務用次世代光ディスク規格 「アーカイバル・ディスク」を採用
  • 保存寿命100年以上*

*国際規格ISO/IEC 16963を参考にした弊社加速試験による推定値

高堅牢性

  • 温湿度変化に強い
  • 水濡れ、紫外線、電磁パルスなど外的影響に強い
  • 読み出し回数100万回以上使用可能なメディア

カートリッジ耐久性検証動画はこちら

低TCO

  • TCO(Total Cost of Ownership)大幅削減の実現
  • 2.9PBの大容量データをわずか409Wの低消費電力で管理(ライブラリー運用時)
  • 後方互換性によりデータ移行不要(マイグレーション不要)

高速転送

  • 平均転送速度(読み出し)375MB/sを実現
  • 業界初8チャンネル光学ドライブを開発
  • On-the-Fly ベリファイ記録機能を標準搭載

データの信頼性

  • ファイル単位の高速アクセスを実現
  • レーザーによる非接触読み書き
  • メディア出し入れを含めたストレスの大幅軽減

環境への配慮

オプティカルディスク・アーカイブメディアは、温度・湿度条件に優れ、保存の為の特別なコンディション管理が必要ない為、エネルギーの消費を抑え、CO2削減にもつながります。

消費電力比較シミュレーション例(10年間試算)


*1 記録再生時に20W. 5時間/年(0.5時間x10回)x10年で試算
*2 2TB/6W。10年間50個のHDDを24時間通電した場合で試算


データテープの場合、年間を通して空調管理が必要。
オプティカルディスクの場合は、夏の3か月間のみ。

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