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DVCAM

DSR-250
DVCAMカムコーダー

DSR-250

商品の特長

DVCAMフォーマット採用

DVCAM/DVフォーマットの切換記録

DVCAMとDVの2つの記録モードをメニュー切換により選択可能。DVCAMスタンダードカセット「PDV-184ME」を使用して、DVCAMフォーマットでの記録時には最長184分、DV(SPモード)*での記録時には最長270分の長時間記録も可能です。

  • ※DV記録はSPモードのみ。DV(SPモード)での収録時、まれにきれいなつなぎ撮りができないことがあります。より信頼性の高い画像を得るためにはDVCAMカセットをお使いになり、DVCAMフォーマット記録にての収録をお勧めします。本機ではDV記録テープへのアフレコはできません。

優れた描写性能

アドバンストハッドテクノロジー採用の1/3型 3CCDシステムを搭載。DV方式のサンプリング周波数に適した横方向720ピクセル、総画素38万(有効34万)のCCDを開発。CCDを構成する1つ1つのセンサー面積を広くとる設計により集光率を向上し、水平解像度530TV本、最低被写体照度4ルクスの高感度、DSR-200比1/3の低スミアを達成しました。

映像S/NをDSR-200から大幅に改善。特に低照度下の撮影で発生するノイズを約1/2に低減し、暗いシーンの撮影やゲインアップ時の描写力を向上。高感度CCDの実力をさらに引き出します。

フィルター径58ミリ、非球面レンズを2枚使用した9群12枚構成のズームレンズを新開発。ズーム比を12倍(デジタル48倍)と高めながらもDSR-200同等の明るさ、歪みの低減を両立。レンズ周辺部のMTF値はDSR-200比で2倍に向上し、すみずみまでクリアな映像が得られます。また角形レンズフードの採用によりフレアの発生も抑制しました。

  • ※レンズの脱着はできません。

映像シューティングの新たなる可能性を拓く、装備とパフォーマンスの充実

高解像度カラー液晶モニターを装備。収録映像のカラー確認が、他の機材を使わずその場で行えます。表示パネルは水平方向に90度、垂直方向に270度の角度可変タイプで、ローアングル、ハイアングル撮影時に画角の確認が可能。これにより映像表現の幅が拡がります。また、カメラのステータスやカメラ設定メニューの表示も見やすく、操作性を大きく向上しました。

2.5型、20万ドットTFTカラー液晶モニター
(表示面を外にしてボディにロックすることも可能)
2.5型、20万ドットTFTカラー液晶モニター
(表示面を外にしてボディにロックすることも可能)

軽量・堅牢なマグネシウムダイカストボディを採用。本体質量約3.6Kg、実使用状態(付属マイク、BP-L40A、PDVM-40N使用時)で約4.9Kgという軽量化を達成。ショルダースタイルはもとより、さまざまなカメラアングルで、扱いやすさを高めています。

低消費電力設計と業務用ニッケル水素バッテリー『BP-M100』(別売)の装着により、最長10時間(*)の連続撮影が可能。バッテリーはVシューアタッチメントにより着脱が素早く行え、交換による撮りこぼしリスクが大幅に低減されます。

Vシューアタッチメント部(本体リア)
Vシューアタッチメント部(本体リア)
  • *LCDモニターOFF時。満充電したBP-M100バッテリーを使用して25℃で連続撮影した場合。

デュアルカセットメカニズムの採用によりDVCAMミニカセット、スタンダードの両カセットテープに対応。カセットのいずれもアダプター不要で使用可能です。

ケーブル1本でデジタル映像・音声、コントロール信号の伝送が行えるi.LINK(DV)端子(6pin)を標準で装備。入出力対応により、DVCAMポータブルVTR「DSR-50」などとのi.LINK接続によるデジタルバックアップや、DSR-250をフィーダーとするデジタルダビングが可能です。DSR-250のi.LINK(DV)端子は抜けにくいロック機構付きです。

ショルダータイプカムコーダーで初めてメモリースティックに対応しました。

便利なオート機構と、プロフェッショナルが求めるマニュアル調整・設定機能を充実。磨き抜かれた操作性とともに狙い通りの画づくりをサポートします。

「光学式手ブレ補正システム」を搭載。撮影時の手ブレを縦・横独立のセンサーで感知し、レンズ前方に配置されているプリズムを瞬時に調整、光学的に補正するアクティブプリズム方式採用。機能の使用による画角や画質の変化もほとんどありません。ズーム倍率の高い撮影(光学ズーム領域)や、被写体の動きに合わせたカメラ移動、また車両などからの撮影時に映像のブレを低減します。

オート/マニュアル/無限遠が選択可能。マニュアル時には素早くピントを寄せる「ワンプッシュオートボタン」を装備。従来通りのマニュアル操作に加え、ビューファインダーによるフォーカスがとりにくいアングルでの撮影に対応するほか、アウトフォーカスなどの映像効果が容易になるなど、迅速で正確なフォーカス操作をサポートします。

アイリスのオート/マニュアル切り換えがレンズグリップ部のスイッチで可能。マニュアル調整用アイリスリングを装備し、F1.6−F11(クローズ可能)で映像を確認しながら明るさ調節がスピーディに行えます。またマニュアル時、ワンプッシュで標準的な明るさにアイリスを設定するオート調整機能も備えました。なおマニュアルアイリスはゲイン/シャッタースピードとそれぞれ独立して調整が可能です。ゲインのマニュアル設定時にはアイリスの変更によるゲインアップはありません。
・AE SHIFT
オートによる基準の明るさを、オーバー/アンダー側へ各4段階の範囲で移動させることができます。選択は映像を確認しながらメニューダイヤルで行え、選択値への切り替えはボディ左面のAE SHIFTスイッチにより可能。「明るさ・暗さ」の映像表現をサポートします。

高感度なCCDの性能を活かすため、約1/4と約1/32に光量を低減する2段階のNDフィルターを内蔵。過度に明るい環境や光源に対して入射光を制限し、アイリスやシャッターコントロールが適正に作動する範囲に光量を最適化。明るさへの対応の幅も拡がりました。

シャッタースピードのオート/マニュアルがフロント下部のSHUTTER ON/OFFスイッチで選択可能。マニュアル時のシャッタースピードは1/4−1/10000秒、20ステップで設定が行えます。動きの速い被写体撮影時の残像コントロール、アイリス機能と組み合わせた明るさコントロール、さらに低スピードシャッターとゲインアップを作動させて動きの少ない被写体の低光量下での撮影に対応します。なお、OFF時には適正スピード自動調整されます。

  • *設定はメニューで行い、バッテリーを外した後も設定値はホールドされます。

白の基準となるホワイトバランスを、オート(自動追尾)(ATW ON/OFFスイッチON時)/マニュアル(ATW ON/OFFスイッチOFF時)から選択可能。マニュアルではPRESET (5800K/3200K)に加え、撮影現場などで測定したホワイトバランスを2種類まで記憶させることができ、WHITE BALスイッチのMemoryA/MemoryBで呼び出すことができます。

マニュアルGAIN切り換えスイッチH/M/Lに0から18dBのゲインアップ値を設定し割り当てることが可能。AGC(オートゲインコントロール)OFF時に呼び出せます。低照度環境下での明るさコントロールがきめ細かく行えます。

メニュー設定と独立して「カラーレベル」「シャープネス」「ホワイトバランスシフト」「オートゲインコントロールリミット(6dBまたは12dB)」の4つの項目を任意に調整し登録が可能。よく使用する設定をプリセットしておくことができます。カスタムプリセットは、静止画と動画それぞれ独立して設定が行えます。

  • ※バッテリーを外した後も設定値はホールドされます。

被写体だけに強い光が当たって発生する「白飛び」や、背後の光源で被写体が暗くなる「つぶれ」を補正。ボディ左手にそれぞれの専用ボタンを備え撮影条件にスピーディに対応することができます。イベント会場、ホール、舞台撮影などで威力を発揮します。

シューティングパフォーマンスを高める装備と拡張性、さまざまなロケーションでビデオ制作のフットワークを軽快にします。

・SPOT LIGHTボタン
暗い環境下で、明るく照らされた被写体が白く飛ぶ現象を補正。映像の明るい部分を基準にアイリス・ゲイン・シャッタースピードを自動調整し被写体を適正な明るさで撮影することが可能です。
・BACK LIGHTボタン
逆光など背景の明るさで被写体が暗くなる現象を補正。被写体を適正な明るさに調整します。

  • ※SPOT LIGHTおよびBACK LIGHTボタンは、「アイリス」「ゲイン」「シャッタースピード」のうち、2つ以上をマニュアルに設定していると作動しません。必ず取扱説明書をお読みの上ご使用ください。

適性露出の目安となるゼブラパターンを70%/100%の切り換え式で表示可能。高感度なCCDがもたらす幅広い階調を的確にコントロールし、白飛びを防ぐのに有効です。

収録映像の編集に欠かせないタイムコードの選択・設定機能も充実しました。

  • ※TC IN/OUTはありません。

・DF/NDF
書き込みタイムコードは、記録時間と高精度に合致させる「ドロップフレーム」モードと、30フレーム/秒を固定で記録する「ノンドロップフレーム」モードの選択が可能です。
・ユーザービットプリセット
タイムコードと別に、個別の情報を16進数(8桁)で書き込みできます。
・タイムコードプリセット
タイムコードを任意の時/分/秒/フレームから記録可能。複数本のテープにまたがる収録時に、テープ毎にプリセットできタイムコードのダブりを避けられます。
・タイムコードフリーラン
RECスタート/ストップに関わらず、実時間でタイムコードが進む「フリーラン」モードが選択可能。実時間とリンクした撮影に応用できます。

  • ※DVフォーマット記録時にはタイムコードを記録することができません。

録音レベル調整をマニュアル設定で行っている際、通常の画面表示の中にCH1、CH2独立のレベルメータを表示、録音状態を常に確認できます。またAUDIO LEVELダイヤルは操作パネルカバーを閉じた状態で操作可能。録音レベル調整が即座に行えます。

  • ※レベル調整がオートの場合は表示されません。

DSR-500WS/300Aへの装備で実績のある『DXF-801』(1.5型、白黒)を採用。高解像度とともに、ピーキング、コントラスト、ブライトの調整機能により正確なフォーカス操作をサポートします。またフロントタリーランプのOFF/LOW/HIGH(明るさ)切り換えおよびVF内キャラクター表示ON/OFFスイッチを装備。VFコントロールボタン底部には高輝度LEDを組み込み、レンズのアイリス/ズーム/フォーカスリングを照らす事が可能(明るさ:2段階)。劇場での撮影など暗い場所での操作性を向上しました。

  • ※本機はClipLink機能に対応していないため、TAKE/TALLYランプは動作しません。

着脱可能なモノラルマイクロホンを標準装備。

XLRタイプ端子をフロントに1系統(マイク用・48V電源供給)、リアに2系統装備。リアのXLRタイプ端子は、LINE/MIC/MIC+48V電源供給切替えスイッチを備え、多種のオーディオ機器に対応。各端子からの入力はカセットテープのオーディオトラックCH1/CH2に割り振ることができ、入力レベル調整もAUDIO LEVELダイヤルで可能です。

リアにDC OUT端子(12V)を装備。ワイヤレスレシーバーなどアクセサリー類への電源供給が可能です。

キャリングハンドルのシューに装着するDCライト用電源コネクター(2ピン/最大30W)を本体に装備。DCライトの点灯ON/OFFをRECスタートと連動することも可能です(*)。

  • *REC動作の方がDCライトの点灯よりも若干先になります。

肩になじむ新開発素材のショルダーパッドを採用。肩への加重を分散し負担を軽減。また滑りにくいなど、安定したシューティングをサポートします。

収録の信頼性、クリエイティブツールとしての使いやすさ、さらに映像利用の多様化への対応。DSR-250は、デジタルカムコーダーの新たな可能性を追求しました。

レンズグリップ前部とハンドル後部の2カ所にリモコン受光部を装備。遠隔操作時の利便性を高めています。

リモコン受光部
リモコン受光部

CAMERA STANDBYモードやREC PAUSEなどで、約5分間テープ走行がない場合、回転ドラムに巻かれたテープを緩めドラムの回転を停止。ヘッドとテープを摩擦から保護します。

  • ※カムコーダーの電源は切れません。

バッテリーには、放送用カムコーダ−と同様にBPシリーズが使用可能。長時間撮影への対応力を大幅に高めました。

  • ※満充電したバッテリーを使用して、25℃で連続撮影した場合の時間です。

    液晶モニターOFF  液晶モニターON
BP-GL95  約10時間     約9時間
BP-L40A  約3時間10分   約2時間30分
BP-IL75  約7時間      約6時間
BP-M100  約10時間     約9時間

  • ※満充電したバッテリーを使用して、25℃で連続撮影した場合の時間です。

記録時に年月日時分秒を直接映像上に挿入するDATE REC機能を装備。定点観測や映像記録などの用途に有効です。

撮影時にカメラの水平/垂直の目安となるガイドを表示(ON/OFF可)。壁などのラインを目安とすることができます。ビューファインダーとカラー液晶モニターの双方に表示可能。

  • ※セーフティゾーンではありません。水準器の機能はありません。

新開発の1/3型CCDは通常のインターレーススキャン方式(飛び越し走査)と、静止画撮影に適したプログレッシブスキャンに対応。プログレッシブスキャンでは1フレーム分の情報を一度に読み出すため垂直解像度が上がり、ブレの少ない高精細な静止画が得られます。画像サイズはVGA(640×480ドット)で、ネットワークでの画像伝送等の要求に応えるほか、インターネットWebサイトなどへの掲載原稿として利用できます。またプログレッシブモードで撮影(15フレーム/秒)した動画からの静止画取り出しも可能。(プログレッシブモードで撮影した場合、動画再生時の滑らかさは損なわれます)

「メモリースティック」をアダプター無しで装着可能なスロットを装備。静止画を記録できるほか、テープ上の映像から任意のカットを静止画として記憶させる事が可能です。

「メモリースティック」を利用した機能
●メモリーミックス機能
撮影中の動画と「メモリースティック」に記録された静止画を合成しテープに記録することができます。
・メモリーオーバーラップ
「メモリースティック」内の静止画から撮影中の動画へフェードインする事ができます。
・カメラクロマキー
撮影中の動画から青い部分を抜き、「メモリースティック」内の静止画に重ねることができます。
・メモリークロマキー
「メモリースティック」の静止画の青い部分を抜き、撮影中の動画と重ねることができます。
・メモリー ルミキー
「メモリースティック」の静止画の白い部分を抜き、撮影中の動画と重ねることができます。

アナログ映像・音声の入出力端子(RAピン/映像はS端子も装備)を装備。収録映像のアナログ出力が可能なほか、家庭用DV機器同様に、Hi8やVHSなどの再生映像・音声信号を入力し、デジタル信号(DV)に変換して出力(i.LINK端子)することができます。

  • ※トラックナンバーは利用できません。/テープ走行のコントロールはできません。

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