夕暮れの明石大橋を16mmで撮影。淡路島から明石まで架かる橋桁の長さと、夕日と空の青さのグラデーションが一枚に表現できる。超広角レンズの場合、絞り開放で撮ると周辺光量が低下するため、このような夕暮れのグラデーションの表現には、絞りを絞ることで光量低下を軽減できる。
焦点距離:16mm 絞り:F7.1 シャッタースピード:1/2000秒
街角にある直線的な被写体は、16mmの超広角画角によりワイド感が引き出される。このような作例の場合、16mm域の深い被写界深度を効果的に使うため、絞りを絞ることでより深い被写界深度が得ることができる。
焦点距離:16mm 絞り:F8.0 シャッタースピード:1/15秒
最大撮影倍率0.24倍、最短撮影距離28cmという高い近接撮影能力と、画角約107°の超広角が作る画像。ダイナミックな遠近感と、近接撮影の両方を一枚のなかに収めることができる。
焦点距離:16mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/320秒
マクロ撮影的な絵柄でも背景が広がっていく演出が可能なのは16mmならでは。背景が煩雑な場合は、最短撮影距離であれば絞り開放にすれば背景のボケ効果が得られる。
焦点距離:16mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒
35mm領域では歪みの少ない、且つ、自然でやわらかい表現となる。背景のボケ具合は、絞りを幾通りか変化させて撮っておくことで見た目に自然な描写を得ることができる。
焦点距離:35mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/800秒
大口径F2.8 のおかげで、ロウソクの明かりの中でも自然な描写を実現する。35mmで出る前後ボケ、光源のボケの美しさにも注目していただきたい。
焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/60秒