株式会社出羽紙器製作所様は、段ボールシートから箱製品までを一貫して製造する、紙製包装資材の企業です。用途に応じた設計・デザイン・加工まで対応し、物流を支える梱包資材だけでなく、パーテーションや什器など多様な製品を展開して企業の現場課題解決に応えています。
出羽紙器製作所様は製造過程のコミュニケーションツールとして、Callsignをご導入頂きました。
導入の経緯や使用状況について、管理部本部長の篠崎 駿様、製造部部長の川崎 貴士様、製造部副部長の藤本 敬太様にお話を伺いました。
導入の背景
段ボールシートを製造するためのコルゲーターは非常に大型の機械であり、各所に配置された作業者間で頻繁に連絡を取り合っています。
以前は端末同士で直接通信するタイプのインカムを使用していましたが、端末が高価で壊れやすかったことに加え、端末とイヤホンが有線でしか接続できず、コードが引っ掛かって危険な場面があり、安全面でも課題がありました。
こうした課題を背景に、従来のインカムに代わる手段として、スマートフォンのインカムアプリ化を検討しました。
複数のアプリを検討しトライアルする中で、現場の要望であった同時会話に対応していて、直感的に操作ができるCallsignを見つけ、導入を決めました。
Callsignの利用について
Callsignは、新所沢工場と山形工場を中心に複数の工場で使用しています。工場内では実際に製造する貼合課と、組み立て、加工を行う製函課、受発注業務を行う業務課で使用しています。
貼合課では、コルゲーターの各所にいる作業者間で材料の追加などの伝達事項や製造順の変更、緊急の連絡を行うことがあります。
従来の手旗信号では難しかった詳細な指示も、今はCallsignを使用して詳細に連絡を取っています。
また、これまでは業務課が製函課に電話で連絡する運用でしたが、作業中はスマートフォンを手元に置けないことも多く、電話に出られないケースが発生していました。しかし、Callsignを導入してからはその課題も即座に解消できました。
Callsignの良いところ
Callsignの音声コマンドでPTT操作(Push-To-Talk)ができる点は非常に重宝しています。
「マイクオン」と言うだけで通話が可能になるため、作業中に両手がふさがっている状況でも、作業を中断することなくコミュニケーションを行えます。通常のボタン操作も可能で、状態によって操作を変えることができるのも利点と感じています。
また、用途に応じて通話グループを簡単に切り替えられるため話したいチームとすぐに連絡ができ、課を横断したコミュニケーションの効率化にもつながっています。チーム作成が簡易で分かりやすく、管理画面でチームを設定すれば必要なグループだけが表示される点や、選択したグループが電源のオンオフで変わることもなく、必要なものだけが残る点も利点と感じています。
今後の運用について
今後さらに導入を進め、別の工場や他の部署とのグループ会話を実現できないかと検討しています。上手くいった設定を他の工場にも横展開することができるので、埼玉工場でも導入し、Bluetoothインカムでは実現しなかった遠距離連絡が可能な状況を作りたいです。
今はオンイヤー型のヘッドセットを使用していますが、収音性の高いCSEM-200BTを導入して運用を重ねていきたいとも考えています。
株式会社出羽紙器製作所
株式会社出羽紙器製作所は、1959年創業の段ボールメーカーです。東京都板橋区に本社を置き、埼玉・山形の工場で段ボール製品を製造。材質・形状・印刷まで用途に応じた提案を行い、多品種・小ロットにも柔軟に対応しています。
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