パブリックディスプレイ/デジタルサイネージ
GXD-L65H1
65V型フルHD液晶ディスプレイ

GXD-L65H1

商品の特長

IP54 規格適合の防塵・防滴仕様(*)を実現し、塵や埃が多く、水はねの恐れのあるような駅コンコースやスタジアムなどの厳しい設置環境でもより安定した運用を実現します。人通りの多い場所では、埃が多いため、ディスプレイの機内基板、冷却用ファン、あるいは通風孔自体に埃が溜まり故障してしまう原因となることがあります。防塵・防滴仕様の本ディスプレイでは、機内に飛沫や埃が入りにくい構造になっているため、通行者に重要な情報を表示し、安定した稼動が求められる用途で活用いただけます。また、従来、水滴や粉塵の心配のある場所に設置する場合に必要だった防塵防滴対策用ケースが本商品では不要のため、設置の柔軟性が高まり、防塵防滴ケースの設計リードタイム、設計コスト、生産リードタイム及び設置コストの削減にも繋がります。

  • * 防塵性能・防水性能に関する保護等級IP(International Protection)
    IP5x;防塵試験用粉塵(直径75μm未満)が入ったとしても所定の動作及び安全性を損なわないように保護されている。
    IPx4;製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対し保護されている。
    保護等級について詳細はこちらをご覧ください
    ※ 気温0℃未満、または35℃超えでの動作は保証しません。屋外及び直射日光が当たる場所等には設置できません

(1)無換気放熱システム
機内の熱を、金属の外筐およびヒートシンクを通じて放熱しています。熱・流体シミュレーションを用いて内部のシャーシレイアウトを設計し、機内の空気の流れを制御して効率的な放熱システムを実現しました。従来の防塵防滴対策用ケースでは、取り付けられたエアコンやファンが周囲の埃や塵を吸い込んで目詰まりを起こすことで、ファンが止まってケース内の温度が上昇し、ディスプレイが故障してしまうこともありました。本機では、機内で閉じた温度マネジメントを実現しているため、塵や埃による温度上昇を避けられます。また、工場など埃を機内から極力出さないディスプレイを求める用途にも有効です。

無換気放熱システム(概念図)
無換気放熱システム(概念図)

(2)交換可能な保護パネルの装備
ディスプレイ前面には交換可能な液晶保護パネルを装備。保護パネルのガラスには3H(*1)の硬度を持つAR(アンチ・リフレクション)(*2)・AG(アンチ・グレア)(*3)コーティングを施し、画面の見づらさの原因になる映り込みや外光の反射を抑え、くっきり見やすいクリアな映像を実現します。

  • *1 鉛筆を使用した引っかき試験(JIS K 5600-5-4に準拠、荷重750g)の結果3Hを達成
    *2 ARコーティング:ディスプレイ表面の映り込みを低減させる技術。屈折率の異なる物質をディスプレイ表面にコーティングすることで反射を抑える
    *3 AGコーティング:ディスプレイ表面の反射を拡散し、低減させる技術

(3)堅牢な筐体設計
前面に堅牢なアルミフレームを採用し、背面の端子部には二重にカバーを取り付ける構造を採用して、埃や飛沫が侵入しにくくなっています。また、ケーブルの出入り口を隠し、いたずら防止とともに配線をスマートに行える仕様になっています。

(4)自動輝度コントロール機能
防塵・防滴を実現する閉じた構造の筐体ですが、常に変化する気温に対応し内部温度の異常上昇を抑えるために設置空間の温度状況に合わせて表示輝度を自動的に下げる機能を搭載しています。万一、想定外の気温上昇等の不測の事態が発生しても、一定以上の温度に達すると自動で映像表示を止めてシャットダウンをする回路保護機能が働くようになっているので温度上昇を原因とする故障を未然に防ぐことができます。

(5)防塵・防滴対応の専用スピーカー
ディスプレイ本体と一体設置のできる防塵・防滴対応(*)の専用スピーカーシステム SS-SPG02(別売)をご用意。

SS-SPG02 取り付けイメージ図
SS-SPG02 取り付けイメージ図
  • * SS-SPG02の防塵・防滴対応は、GXD-L65H1との組み合わせた横置き設置時のみ

65V型フルHD(1920×1080ドット)、700cd/m2 (*1)の高輝度、2500:1(*2)のハイコントラスト液晶パネル採用。カラーシフト特性や色温度と応答速度のバランスなど、画質にこだわり、広範囲での視認性にも優れています。人通りの多い公共の場など広いスペースでの設置に適しており、業務用フラットパネルディスプレイ市場で増加傾向にある大型ディスプレイの需要に応えます。

  • *1 パネルスペックです(保証値ではありません)。保護パネルの透過率は約90%です
    *2 パネルスペックです(保証値ではありません)

万一バックライトの冷陰極蛍光ランプが数本切れても映像表示を継続し、ランプ切れ発生時にアラームを出すことができます。アラームは、ネットワークを使って配信されるステータスレポート(*)と電源LEDの赤点滅で確認できます。この機能により、映像の断絶を事前に回避できるため、重要な情報を表示している場所での予期せぬ表示トラブルを未然に防ぐことが可能です。
新たに、一定以上のバックライトが切れた時点で自動的にシャットダウンし、映像表示ができなくなった状態を通知する機能を搭載しました。

  • * ステータスレポート配信を行うにはディスプレイをネットワークに接続することが必要です

本体は縦、横両方向に設置可能なため、映像を使った様々な空間演出に効果を発揮します。本体前面の社名ロゴマークは設置方向に合わせて自動的に点灯します。縦設置の場合でも、横設置時と同等の寿命を実現するパネル・設計構造を採用しました。

データ画像や動画のスチル再生など、輝度が変化しない画像を長時間再生したときに生じやすい残像や焼き付きを低減するために、3種類のスクリーンセーバー機能を搭載。運用方法に合わせて選択できます。
(1) 画面全体に一定時間白画像を表示する「オールホワイト」
(2) 白いバーが画面上をスクロールする「スウィープ」
(3) 電源スタンバイ時に画面をリフレッシュする「スタンバイ」:バックライトが消えているため、画面には何も表示されません。消費電力を抑えながら画面をリフレッシュできます。動作時間は30分、1時間から23時間まで1時間ごとに設定できます。動作終了後は、電源スタンバイ状態に自動で移行します。

  • ※ 工場出荷時はOFF設定です

安心してお使いいただけるよう、液晶ディスプレイパネルを含む本体の保証期間を「2年間または累積通電時間15,000時間の早い方」に設定しています。

  • ※ 設置場所からの取り外し、取り付け作業は含まれません。詳細条件は、製品に同梱されている保証書裏面の無料修理規定に準じます

DVI、 HDMI、RGB/COMPONENT(D-sub15ピン)など、幅広い映像機器に対応する豊富な入出力端子を搭載。また、ネットワーク端子を標準で搭載しており、ネットワーク経由でのディスプレイ操作や入力信号、画質モードなどのディスプレイ情報のステータス監視も可能です。オプションスロットを装備しており、別売の専用オプションアダプターを装着することでデジタルサイネージをはじめ、多彩な用途での活用が可能です。

画質設定の「ダイナミック」で動作し、明るさを最優先にする機能です(工場出荷時はONに設定)。この機能をOFFにすれば、「ダイナミック」相当の画質に戻ります。明るさ強調機能とECOモードを同時に使うことにより、消費電力を下げつつ画面の明るさを保ちたいときに有効です。

  • ※ ECO(省電力)モードがONのときは最大輝度にはなりません

医療用におけるデジタル画像と通信(DICOM)規格のグレースケール標準関数(GSDF)に基づいたガンマ設定が可能です。X線、CT、MRIなどの医療画像参照用ディスプレイとして利用できます。

  • ※ DVI入力にのみ設定可能です
    ※ 医療用安全規格は取得していません
    ※ JESRA X-0093には対応していません
    ※ 長期的な経年変化を補正するキャリブブレーション機能はありません

入力信号がないときに、自動的に電源を落として無駄な電力消費を抑える機能です。入力によって、電源が切(スタンバイ)状態になるものと、信号が再度入力されると自動的に電源が入るもの(パワーセーブモード)があります。

オートシャットオフ機能が「入」のときの動作
オートシャットオフ機能が「入」のときの動作

ショールームの開館/閉館時間や、ショッピングモールの営業時間などに合わせて、ディスプレイの電源を自動でオン/オフ設定が可能。電源タイマーは、「毎日」もしくは「曜日毎」設定が選択でき、「曜日毎」設定を選択した場合は、定休日のみ電源をOFFにするといった曜日別設定が行えます。

画面輝度を落とすことにより、消費電力を低くする機能です。明るさを2段階でセーブします。
高:標準値から40%以上低減/低:標準値から25%以上低減

ディスプレイ本体のボタン操作を無効にし、リモコン操作のみを有効にする業務用ディスプレイならではの機能です。さらにリモコンも無効にし、本体のREMOTE端子やネットワーク端子経由での操作のみを受け付けるモードも用意されています。

PC(デジタル/アナログ)画像やビデオ映像 (コンポジット、Y/C、コンポーネント、デジタルビデオ)を一画面に同時に表示できる2画面機能。P&P機能では、左右画面の入れ替えや、画面の大きさのバランスも変えられます。画面の左側でライブ映像を表示しながら、右側では映像に関連する情報を表示するなど、情報量豊富な映像再現が可能になります。

2画面機能(P&P)
2画面機能(P&P)
2画面機能(P in P)
2画面機能(P in P)
2画面機能組み合わせ対応表
2画面機能組み合わせ対応表

メニューからマルチディスプレイの画面数およびポジションを選ぶだけで、簡単に画面を拡大表示(×2、×3、×4)でき、最大16面までのマルチ画面を構成することが可能です。これにより、映像の演出効果をより高めるダイナミックでスケールの大きい表示が行えます。さらに、表示形式としてタイルモードとウィンドウモードの2種類を用意。コンテンツに応じた使い分けが可能です。

マルチ画面表示例(イメージ)
マルチ画面表示例(イメージ)
  • ※ タテ置きマルチディスプレイを行う場合、表示映像の向きは入力映像で変える必要があります。
    ディスプレイには、表示映像の向きを変える機能はありません
表示形式の選択機能
表示形式の選択機能

LAN・ WAN・インターネットのWeb画面(IE6.0以上)からディスプレイのコントロール(電源、入力切換、画面調整など)が可能です。また、ディスプレイのステータス、エラー通知を、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに送信するメールレポート機能を搭載しています。さらに SNMP(Simple Network Management Protocol)にも対応しています。

  • ※ 使用可能なSNMPコマンドについて詳しくは販売店にお問い合わせください

オプションボードを追加するだけで実現できる、ディスプレイ一体型簡易デジタルサイネージシステムに対応。
デジタルサイネージアダプター BKM-FW50(別売)をオプションスロットに装着することで、簡易デジタルサイネージが手軽に実現できます。
・メモリーカード(別売)を差し込むだけで再生をスタート。
・ネットワークを利用して、遠隔地のディスプレイへの映像表示も可能。

  • ※ 写真はBKM-FW50を装着したGXD-L52H1を横から見た状態です

本体背面の設置スペースに、デジタルサイネージプレーヤー VSP-NS7(別売)をすっきりと一体化設置が可能。設置スペースや設置コストを省くことができます。

VSP-NS7、SS-SPG02装着時
VSP-NS7、SS-SPG02装着時
  • ※ VSP-NS7を取り付ける場合は、取り付け側の端子カバーを取り外す必要があります
    ※ VSP-NS7は換気放熱仕様のため、一体化した場合の設置環境にご注意ください