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S-Logで撮影してカラーグレーディングをする

自由な映像表現を可能にするS-Logの魅力 自由な映像表現を可能にするS-Logの魅力

カラーグレーディングでLUTを当てる

DaVinci Resolveを使用した編集作業

Log収録をした素材のカラーグレーディングソフトはいくつかあります。ここでは、Blackmagic Design社のカラーグレーディングソフトDaVinci Resolveを使用した編集作業を紹介します。このソフトは現在、多くの機能を利用できる無償版がダウンロード可能になっています。

DaVinci ResolveでLUTを当てる

DaVinci Resolve12.5でLUTを当てる操作を説明します。
DaVinci Resolve12.5には、S-Log3用のLUTがあらかじめインストールされていますが、S-Log2用はインストールされていません。LUTを当てる作業に入る前に、ソニーが公開しているS-Log2用のLUTをダウンロードし、LUTフォルダーへ格納します。

Blackmagic Design DaVinci Resolve用の3D LUTファイルのダウンロードはこちら

<操作手順>

DaVinci Resolve12.5を起動し、Project Manager画面が表示されたのを確認します。

「新規プロジェクト」を選択し、プロジェクトに任意の名前をつけて開きます。

「メディア」のページが表示されるので素材を読み込ませます。

左上にあるボリュームの中から読み込みたい素材があるフォルダーを選択します。読み込み終わると素材のサムネイルが表示されます。

表示されたサムネイルを「メディアプール」にドラッグ&ドロップします。

ドロップした素材とプロジェクトとのフレームレートが違う場合は、フレームレート変更のウィンドウが表示されます。「変更」をクリックして読み込んだ素材のフレームレートに合わせてください。

「エディット」のページを開きます。

ツールバーの「ファイル」から「新規タイムライン」を選択すると、ウィンドウが開きます。「開始タイムコード」や「タイムライン名」を決めます。

「タイムラインを空にする」のチェックボックスのチェックを外してから「作成」をクリックします。「メディアプール」で読み込んだ素材がすべてタイムラインに並びます。

「カラー」のページを開きます。

中央に並んだサムネイルを右クリックして「3D LUT」から任意のLUTを選択します。

「3D LUT」の中に、いつも使用しているLUTを入れることもできます。

右下の「プロジェクト設定」アイコンをクリックしてウィンドウを開き、「カラーマネージメント」の「LUTフォルダーを開く」をクリックします。そのLUTフォルダーの中に、使用したいLUTを格納します。

ここでは、あらかじめダウンロードしておいたS-Log2用のLUTを使用します。「リストの更新」をクリックすると、「3D LUT」の中から選択できます。

実際にはLUTを当てる前にコントラストを調整しなければいけないことがあります。その場合は、コントラストを調整後にLUTを当てます。LUTを当て709規格のモニターの色を再現し、そこからグレーディング作業でイメージした映像に追い込んでください。

編集作業を終えたサンプル動画と色々な表現方法の確認

LUT[SLog3SGamut3.CineToLC-709TypeA.cube]を使用してカラーグレーディングを行っています。

<カラーグレーディングによる色々な表現方法>

アンバーを強くし、夕刻の雰囲気を表現できます。

コントラストを明るめに調整、爽やかなイメージに表現できます。

シアンを強めに調整し、サスペンス感を強調した表現ができます。

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