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28 野鳥撮影のはじめかた

美しい風景の中に野鳥がいるだけで、写真としての魅力はさらに深まります。身近な場所や広大な自然の中で生きる野鳥のさまざまな表情を撮影してみましょう。
「野鳥撮影は初めて」という方でも気軽にスタートできるように、カメラの基本設定や撮影のコツなどをわかりやすくシチュエーションごとに紹介します。

事前準備

カメラ
(メモリーカード、
バッテリー含む)
空き容量のあるメモリーカード、充電されたバッテリーが入っているか確認しましょう。
野鳥撮影ではこちらの意図したタイミングで撮影することがむずかしく、野鳥の行動を待つ時間も多いため、バッテリーは予備の分も準備しましょう。
三脚または一脚
望遠ズームレンズはサイズが大きく比較的重たいものが多いので、長時間撮影する場合は三脚を用意しましょう。耐荷重は余裕のあるものを選ぶと安心です。
双眼鏡
野鳥をカメラのファインダーやモニターで探す前に、双眼鏡で周りを確認しておおよその位置が把握できるので便利です。
野鳥図鑑
必須ではありませんが、見つけた野鳥の種類などをその場で確認できるとより野鳥撮影を楽しめます。
レインコート
じっくり待つ撮影になりやすい野鳥の撮影には突然の悪天候に備えてレインコートがあると安心です。
カメラ、レンズ用の雨よけもあるとよいでしょう。

基本の撮影設定と撮りかた

撮影モードやオートフォーカスの詳細な設定については撮影のシチュエーションによって異なりますので、以下のページをご確認ください。

撮影のマナー

野鳥に限らず自然で生きる野生の生物は、人の些細な行動であってもストレスになってしまう可能性があります。
人と野生生物が共存していけるように見守る気持ちで撮影をしましょう。
また、周りの撮影者や地域の住民の方の迷惑にならないように、以下のマナーを守って撮影をお楽しみください。

  • 野鳥に近づきすぎないようにしてください。
  • フラッシュやライト等を光らせないでください。
  • 野生生物にエサを与えないでください。
  • 大きな声を出さないでください。
  • 撮影場所が通路の場合、三脚や荷物などが歩行する方の妨げにならないようにしてください。

野鳥撮影におすすめのレンズ

鳥は近づくと逃げてしまい離れたところからの撮影が基本になるため、望遠レンズでの撮影がおすすめです。
ズームレンズであれば、被写体をフレームにおさめてから構図を決めつつ拡大でき、扱いやすいのでおすすめです。
ここでは野鳥撮影におすすめのレンズとテレコンバーターのご紹介をします。

スポーツや野生動物の撮影で求められる400mmの超望遠域をカバーするズームレンズ。シャープな描写だけでなく、決定的瞬間を逃さず捉える高速・高精度なAF駆動を両立し、撮影領域をさらに広げる1本です。機動性・信頼性・操作性にも配慮し、幅広い撮影ジャンルでプロフェッショナルの要望に応えます。

焦点距離:600mm / F値:8.0 / シャッター速度:1/160秒
ユーザー作品(写真投稿コミュニティサイトα cafeより)

焦点距離600mmまでをカバーする超望遠ズームレンズです。ズーム時もレンズの長さが変わらないインナーズーム方式を採用。レンズ先端と被写体の距離が変わらず、カメラ全体の重心が変化しにくいため、安定したフレーミングを保てます。超望遠域での撮影シーンの中でも、特に野鳥や野生動物、航空機、スポーツ、鉄道など、被写体に容易に近づけない動体撮影に最適です。

焦点距離:200mm / F値:F2.8 / シャッター速度:1/500
ユーザー作品(写真投稿コミュニティサイトα cafeより)

G Masterならではの高い描写力に加え、進化した新次元のAF性能や高い操作性を備えています。最大撮影倍率0.3倍の優れた近接撮影能力も魅力で、1本で幅広い表現を楽しめます。最新のレンズ設計技術でブリージングなども徹底的に抑え、本格的な動画撮影もサポートし、静止画・動画の両方で表現者のこだわりに応えます。

テレコンバーターレンズはレンズの後部に装着すると、マスターレンズの焦点距離を伸ばすことができます。
以下のページではこのほかのコンバーターレンズや制限事項の確認方法を紹介しています。
コンバーターレンズ

以下のレンズはテレコンバーターレンズには対応していませんが、野鳥撮影におすすめです。

α7シリーズにマッチする、軽量・コンパクトな望遠ズームレンズ。最新の光学技術を採用し、ズーム全域でソニーのGレンズならではのぼけ味や圧倒的な解像力を実現。非球面レンズには、ソニー独自の高度な成型技術を用いた高度非球面 AA(advanced aspherical)レンズを2枚採用しています。

Gレンズならではの高解像とコンパクトを両立した、350mm(35mm判換算525mm)の世界まで切り取れるAPS-C超望遠ズームレンズです。光学式手ブレ補正機能の搭載により、運動会やスポーツ、自然・アウトドア、ペットや野生動物など幅広い被写体の撮影に適し、さまざまなシーンで手軽に超望遠撮影が楽しめます。

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