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“ウォークマン”Xシリーズ 開発者インタビュー 
“ウォークマン”史上最高峰モデルを目指して

  • 01.Xシリーズの概要について
  • 02.メカ設計とデザインについて
  • 03.塗装と仕上げについて
  • 04.ソニースタイルモデルについて
  • 05.ユーザーへのメッセージ

03 塗装と仕上げについて

ボディサイドには、今までにない塗装が施されていますが?

清水
鉱石からスパッと切り出したような“ウォークマン”を作れないかと考えました。裏と表はなめらかで美しく、側面は鉱石の表面のようにザラザラしている。
堀本
“ウォークマン Xシリーズ”はフレームにアルミニウムダイキャストを採用しているのですが、これは業界でもあまり例がありません。軽量で高剛性というメリットがある反面、表面がザラザラしているため仕上げが難しい。このアルミフレームを外装に使うのがメカ設計としては大きなテーマでした。それをデザイナーに伝え、処理を工夫することで、表情と高級感をもたらすようにお願いしました。

“ウォークマン Xシリーズ”

清水
カラー&マテリアルを研究・リサーチしているクリエイティブセンター内のグループに、ボディサイドに採用している特殊塗装を提案してもらいました。特殊な塗装で、焼き付けることで、独特の質感が得られるという手法です。
サンプルを作ってみたら、今までにないザラザラの手触りのものが出来て、とても面白い。これをボディサイドに使い、表と裏を光沢のあるフラットな素材にしたら、まさに鉱石をスライスしたイメージが表現できると思いました。
堀本
さらに、表面にはガラスを採用しています。ガラスは傷もつかないし、手に握ったときの質感もよいし高級感もある。なにより“ウォークマン Xシリーズ”は有機ELを採用しているので、その美しい映像をきれいに見せるためにも、透明度の高いガラスは最適です。

“ウォークマン Xシリーズ”

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