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事例紹介

株式会社 TBSビジョン 様

ライブラリー業務に採用。膨大なテープ素材を、プロフェッショナルディスクにコピー。テープに伴う諸問題を一気に解決し、快適な操作性で、迅速な顧客サービスを実現

「世界遺産」などの番組制作を行っている株式会社TBSビジョン様では、高品位な映像コンテンツをライブラリー化し、販売業務も行っています。
映像コンテンツのライブラリー化および、プレビュー用機材としてXDCAMデッキ「PDW-1500」を導入しています。映像ライブラリー内のプレビューコーナーにてお客様にプレビュー素材を貸し出し、視聴して頂くため、保管スペースや保存耐久性に優れたプロフェッショナルディスクの特長と、高画質の MPEG IMXフォーマットのクオリティが、ライブラリー業務の運用をサポートしています。
今後は、プロキシデータ(低解像度データ)やメタデータを有効に活用したシステムの構築を検討していきます。

株式会社TBSビジョン
  • ドキュメンタリー、情報、クイズ、バラエティ、その他各種TV番組の企画制作

  • CM、PR、記録映像、デジタルコンテンツ、テレビショッピング番組等の企画制作

  • 通信衛星使用イベント、展示映像、その他各種イベント・催事の企画・制作・運営

  • 映像ライブラリー業務

ライブラリー業務に採用。膨大なテープ素材を、プロフェッショナルディスクにコピー。テープに伴う諸問題を一気に解決し、快適な操作性で、迅速な顧客サービスを実現

高品質な映像の販売にも力を入れているTBSビジョン様
高品質な映像の販売にも力を入れている TBSビジョン様

1955年設立の株式会社 TBSビジョン様は、TBS系列の総合プロダクションとして、ハイビジョン番組「世界遺産」などの制作でも有名です。映像事業本部のTBSビジョン映像ライブラリーでは、XDCAM PDW-1500を導入し、2000時間以上に及ぶテープ素材を、次世代の記録メディアであるXDCAMディスクに移転する作業を現在行っています。すでに、訪問してくるお客様向けのプレビューコーナーでも検索に活用されています。
その効果について、ライブラリー業務の現業とテープ管理を担当されている統括業務部ライブラリー担当の佐藤宏美様は「今までは、大切な素材テープを傷つけたり絡ませたりしないように、検索や巻き戻しには細心の注意を払って作業しましたから、精神的にストレスがありましたが、このXDCAMの採用で、そのような気づかいから開放されました。また、要望の映像を素早くサーチすることができるようになり、お客様にも喜ばれています」と高い評価をいただいています。

テープからディスクへのメディア変換に効果を上げるPDW-1500

TBSビジョン様は、ドキュメンタリー、情報、ドラマ、クイズ、バラエティーなど各種テレビ番組の企画制作のほか、CM、PR、記録映像、イベントの企画制作なども行っている総合映像プロダクションです。多くの優れたドキュメンタリー番組の制作による膨大な映像素材が、テープライブラリーとして保管されており、それらの映像を必要とするお客様に活用していただくため、素材の販売業務を広く行っています。

プレビューコーナーで運用している様子
プレビューコーナーで運用している様子

プレビューコーナーにお越しいただいたお客様には、あらかじめキーワードなどのインデックスにより検索した目的の映像を指定していただきます。その映像が入っているテープ、またはディスクを担当者もしくはお客様自信がプレビューしながら、映像の内容を確認します。そして、必要ならその部分をワークテープ(VHS)にコピーして、それを持ち帰り、必要なカット(タイムコード)を決定して申し込んでいただくと、要望のフォーマットによる編集用複製テープが届けられる、というのが現時点での販売の流れです。
従来は、目的の映像を絞り込むために、VTRを用いてサーチしていましたが、テープの往復によるこすりキズや損傷による画質劣化が、常に心配の種だったということです。
XDCAMのPDW-1500を導入して、テープからXDCAMにコピーをはじめて、まだディスク50枚ほどですが、ディスクがコンパクトで保管場所をとらず、管理がしやすいこと、さらに、ハードディスク並みにアクセスがよく、使用後にも巻き戻しの必要がなく、またテープのように繰り返し使用による画質劣化の心配がないことなど、運用上のメリットが大変多く、これといった問題点はないとの評価を頂きました。
「現在のところ、この機材は1台のみで、マスターテープからのコピーと、プレビューコーナーでの検索と双方に使っていますが、稼働率が高く、機材が空いている時にそれぞれの作業をする状況です。さらに作業効率を上げるため、いずれ台数の追加も検討しています」という積極的な評価をいただきました。

ライブラリー用途として、XDCAMに“可能性”を感じたのが導入のきっかけ

中川様(左)と大地様(右)より、導入の経緯とXDCAMの可能性についてお話い ただきました。
中川様(左)と大地様(右)より、導入の経緯とXDCAMの可能性についてお話いただきました。

今回PDW-1500の導入を推進された、総括業務部長 兼 ソリューション推進部 理事 シニアプロデューサー 中川悦朗 様と、総括業務部 NL編集チーフ 大地昌彦 様に、導入の動機、運用の効果、将来への構想、機器への感想などについてお話を伺いました。
導入の経緯と将来計画について、シニアプロデューサーの中川様は、「今までの映像資産のなかに、2000時間以上のベータカム素材があります。そのベータカムをデジタル化するにあたって、XDCAMを導入することになりましたが、そのきっかけは、XDCAMに、ライブラリー使用としての将来性と可能性を感じたということです。ライブラリーが扱うデータ量は非常に大きく、ストレージシステムも大きくなってしまいますから、それに関わるコストも負担になってきます。データ容量、価格、取り扱いの容易さのバランスを考えて、プロフェッショナルディスクを使用したXDCAMを採用しました。業務においては、現在では物流が中心の素材販売ですが、将来はネット上で正確な検索ができるようにしたいという長期的な計画もあります。

XDCAMのメタデータの機能を活かした活用も検討中
XDCAMのメタデータの機能を活かした活用も検討中

TBSビジョンを利用されているお客様が、お越しにならなくても、ネット上で必要な映像を正確に確認していただき、その場でダウンロードすることができればと考えています。このXDCAMの持っている、メタデータやプロキシAVデータ、サムネイル表示などの機能を活かせば、検索機能を持ったアーカイブシステムが可能になるはずで、将来のシステムをどうするかも研究中です。映像とメタデータは不可分のものとして管理されることになると思いますが、デジタルアーカイブのための基本ソフトが欲しいところです。ユーザーごとに考え方が違いますから、シンプルかつカスタマイズができる汎用性のあるものがいいですね。」と、XDCAMのメタデータに注目したアプリケーションのアイディアも頂きました。

XDCAMは、大切なベータカム映像の資産を移し替えるのに最適なメディア

NL編集チーフの大地昌彦様より、実務的な立場から導入の経過と現状でのご意見などをお話いただきました。

■ 導入の動機
「XDCAM導入の私なりの動機は、2003年のInterBEEで実物を手にしたときのことです。私の気持ちのなかで、XDCAMの機能と可能性がうまく合致して、一種のひらめきを感じたというわけです。ベータカムで蓄えてある大量の映像資産を、このディスクに移して後世に残してゆく、というのが最もよい方法ではないかと思ったのです。」

■ 導入の過程
「このような新しい機材を導入する時には、『こういう運用にはこういう使い方が良い』、というように決めておいても、実際に利用してみると従来にない新しい有効的な使い方を発見することが多いものです。従来のテープと比べた場合、メリットが非常に多いのは事実ですから、それをどう使うかが、新しい機材を活かす道だと思います。」

■ 導入後の感想
「このPDW-1500は、DVCAMのDSR-1500Aにデザインが似ているので、違和感なく操作できます、これは小さなことのようですが、現場で毎日操作する者にとっては大切なことです。テープから比べたら操作性の良さは格段の相違で、それとテープにまつわる様々な問題から開放されて心理的にも楽になりました。今では、一刻も早く、すべてのテープをディスク化したい気分ですね。MPEG IMXフォーマットのクオリティについても、現在はベータカム素材からのコピーが多いので、記録ビットレートは50Mbpsまでは必要なく、30Mbps に設定するケースが多いのですが、全く問題ありません。」

■ 今後のXDCAMへの期待導入の動機
「XDCAMはカムコーダーのスペックも良いと聞いており、ニュース番組やビデオパッケージ制作にも適しているようですが、TBSビジョンのようなライブラリー用途を想定しているユーザーとしても機器に対するリクエストを出して、今後反映してもらいたいと思います。」

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