今回は、XDCAM EXカムコーダーが持つ機能を使って効果的な映像を撮影する方法を紹介します。
ホワイトバランスオフセット
ホワイトバランスオフセットとは、映像の色合いを細かく調整する機能です。
ホワイトバランスは通常、白いものを白くするための設定ですが、その場合、夕方に撮影したときなど、色合いが感覚と合わないことがあります。このようなときに、ホワイトバランスオフセット機能を使うことで、その場の雰囲気を再現することができます。
インターバルレック
一回に記録するフレーム数と記録を行う間隔(インターバル)を設定して、目的の映像を自動記録する機能です。植物の開花の瞬間をとらえたり、天体観測の結果を記録するなど、動きの少ない被写体を長時間にわたって撮影する場合に有効です。記録した映像を再生すると、各コマの間の映像がスキップされているため、再生速度によってはクイックモーションと同様の効果が得られます。
ホワイトバランスオフセット機能を活用することで、好みのイメージに映像を作りあげることができます。Clip Aはオフセットを付けずにホワイトバランスを調整しました。Clip BはClip Aと同時にホワイトバランスを調整後、オフセットホワイトを+75に設定しました。これによって、Clip Bは映像に赤みがかかり、夕方に撮影したような雰囲気を作り出すことができました。
Clip A (オフセット0)
Clip B (オフセット+75)
Clip Cは、ある街の景観を一定時間撮影した映像です。基本構成である建物や道路の配置が変わらないため、インターバルレックによる間欠記録で適しています。夕方から夜に向かって刻々と変化する街の様子が、ドラマチックに表現されています。
Clip C
ホワイトバランスオフセット
すでにホワイトバランスを設定済みという前提で、PICTURE PROFILEのPP1というファイルを使ってホワイトバランスオフセットを設定する方法を説明します。
ピクチャープロファイルの番号の中からPP1を選択します。
SETを選択し、設定項目を表示します。
Offset WhiteをOnに設定します。
Offset <A>、Offset <B>またはOffset
<ATW>を−99〜+99の範囲で設定します。
インターバルレック
インターバルレックモードで撮影するには、次のように操作します。
CAMERA SETメニューからInterval Recを選択します。※
SettingをOnにします。
Interval Timeで撮影の間隔を設定し、Number of Framesで1度に記録する画像フレーム数を選択します。※※

メニューを抜け、REC START/STOPボタンを押すとインターバルレック記録が開始します。
※メニュー設定により、Video FormatがSP 1080/60iまたはSP 1080/50i、i.LINK I/OがEnableに設定されている場合と、Video FormatがSP 1080/24Pに設定されている場合は、フレームレックは実行できません。
※※記録フレーム数は記録フォーマットによって設定可能値が変わります。
・本コンテンツに記載されている設定情報などは、あくまで参考情報です。撮影の環境や機材の状態によって本コンテンツと同様の映像を撮影できない場合がありますが、ご容赦ください。
・XDCAM EXカムコーダーの操作方法や仕様などの詳細は、取扱説明書やカタログをご覧ください。
