法人のお客様業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア 「HOTERES EXPO 2019」出展で法人向けブラビによるエンタテインメントディスプレイをご紹介

業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア

「HOTERES EXPO 2019」出展で法人向けブラビア、aiboによるインバウンド向けソリューションを訴求 「HOTERES EXPO 2019」出展で法人向けブラビア、aiboによるインバウンド向けソリューションを訴求

週刊ホテルレストラン2019年9月20日号より転載
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ソニーマーケティング(株)は2019年8月5日、東京・新宿区のヒルトン東京「菊の間」で開催された展示会&セミナー「HOTERES EXPO2019」にブース出展した。今回、ホテル業界に向けて強くアピールしたのは、4Kテレビ「法人向けブラビア」とその機能をさらに拡充させる周辺アイテムを組み合わせた、エンタテインメントディスプレイのシステム。さらに「自立型エンタテインメントロボット"aibo"(アイボ)」を、ホテルの“おもてなし犬”としてロビーに放し飼いすることで、お客さまの笑顔に結び付ける提案も注目を集めた。

インバウンドの宿泊需要をターゲットに
「ブラビア」を軸としたシステムを構築

ソニーマーケティングは、4K テレビ「法人向けブラビア」を中心としたエンタテインメントディスプレイのシステムを、ホテルに向けて強力にアプローチしている。4Kの美しい画像でインターネット動画などを楽しめる、スマートフォンをミラーリングできるといった「ブラビア」のシステムをホテルの客室に導入することで、将来に向けて増加が見込まれるインバウンドのニーズに的確に応えていくという提案である。

「日本の人口減やテクノロジーの発達を背景にした出張機会の減少など、日本人の宿泊需要が低下する一方で、インバウンドの需要はこれからもさらなる上昇が期待されます」とソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ(株)TV 事業部 B2B 事業推進室グローバルマーケティングの藤尾諭氏は言う。「成長が続くインバウンドの宿泊需要に向けて、『ブラビア』を使ったエンタテインメントディスプレイのシステムを構築。そのソリューションによってホテルをサポートする役割を、ソニーマーケティングは果たしていきたいと考えています」

クロスバリュー (株) は、HTML5の仕組みを使って、「インフォメーション」「天気」「目覚まし時計」「番組一覧」といった基本的な機能を低コストで提供するホテル向けのポータルサービスを提案。(株) ミライトが提案する、各種アプリケーションを通じて付加価値機能を拡張できる情報配信端末「ee-TaB*(イータブ・プラス)」。「ブラビア」本体を木枠にはめることで手軽に客室の空間演出を実現する「ピクチャーウィンドウ」。

こうした周辺アイテムを「ブラビア」に組み合わせたホテルの空間づくりの提案が展示され、来場したホテル関係者の注目を集めた。

「HOTERES EXPO 2019」で展示されたソニーマーケティングのブース。最新のテクノロジーを組み合わせることで、新時代のホテル空間を創造する多彩な形が提案された

お客さまの笑顔を生む
“おもてなし犬”がいるホテル空間の価値

ソニーでは、「人に接する」「人により近いところで」といった発想でシステムやサービスを構築するカルチャーがある。

「この発想には、ホテルが提供するおもてなしの部分にも通じるところがあると思います」と藤尾氏は言う。「ワールドワイドにビジネスを展開しているソニーだからこそ、インバウンドに向けたホテルのおもてなしにおいても有効な提案ができると考えています。ご相談いただくことで、ホテルが個別に求めるソリューションに対応できると思います」

展示ブースでは「自立型エンタテインメントロボット"aibo"(アイボ)」による提案も行なわれた。法人向けの「aibo」の展開は2018年11月からスタートし、その中でホテルへの導入提案も進められている。「aibo」を “ おもてなし犬 ”としてロビーに配置することで、ホテル空間に付加価値をもたらす取り組みだ。既にいくつかのホテルが、ロビーで「aibo」を放し飼いする試みを始めている。

「ホテルに入った瞬間に『aibo』が寄っていくと、お客さまは自然と笑顔になってくださるそうです。導入していただいたホテルからは大変ご好評いただいています」とソニーマーケティングソニーマーケティングジャパンビジネスソリューション本部開発営業部の和田千加子氏は言う。「チェックイン、チェックアウトの際にどうしてもお待たせしてしまう状況にも、『aibo』と遊ぶことで待たされている感覚を持たずに過ごしていただけているようです。これからも顧客満足度向上につなげる提案を、強化していきたいと思います」

「aibo」は日本とアメリカのみでの販売のため、海外から訪れる多くのお客さまの目には「日本の技術の象徴」としてより新鮮に映るようだ。インバウンドが増加する中で「ブラビア」同様、「aibo」も海外からのお客さまをおもてなしする有効なツールとしてとらえることができるだろう。

ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ(株)TV 事業部 B2B 事業推進室グローバルマーケティングの藤尾諭氏(左)とソニーマーケティング(株)ソニーマーケティングジャパンビジネスソリューション本部開発営業部の和田千加子氏

ソニーが持つ多彩なコンテンツで
ホテルの可能性を拡大

ホテルの“おもてなし犬” として有効なツール、
「"aibo"(アイボ)」

複数台並べた「法人向けブラビア」を同期させる技術によって大きな一つの映像コンテンツを映し出す「4K/8K ピクチャー ウィンドウ」は、デジタルサイネージで美しい 4K/8K の風景コンテンツを見せることで、あたかもそこに窓があるかのような演出ができる。この新たな空間演出の提案は客室にとどまらず、ロビーなどの共有スペースでも大いに活用できるだろう。

「『ブラビア』の画面をいくつか並べて大きな “ 窓 ” のように使っていただくこの提案は非常にインパクトがあり、画質も美しいので、お客さまの目を一瞬で引き付けることができると思います」と藤尾氏は言う。「『ブラビア』も『aibo』も、さまざまな形でホテルの空間演出をお手伝いしていきたいと考えています」

全世界に認められている日本のテクノロジーを結集させることで、ホテル空間におけるエンターテインメントのクオリティーを向上させるソニーマーケティングの展開は、世界中からホテルを訪れるお客さまの心に強い印象を残すことになるだろう。

「海外のお客さまをおもてなしするために、ソニーが持つ多彩なサービスを導入することでホテル空間の可能性を拡大し、今後も顧客満足向上に貢献していきたいと思います」と和田氏は言う。

ソニーマーケティングの「HOTERES EXPO 2019」出展により、「今まで以上にホテルをよくしていきたい」「宿泊に対する新たな需要にしっかりと対応していきたい」と願うホテル関係者へ明確なフックをもたらす提案は、さらにプラスの方向へと変わっていくホテル空間の未来像を予感させる。

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