
* 掲載内容は2026年2月時点のものです
横浜こどもクリニック 様
横浜駅から徒歩約15分の住宅街で2011年に開業した横浜こどもクリニック様。開業以来、クチコミで評判が広がり、地元で愛されてきた医院です。デジタル化やDXにも積極的で、効率的な受付・診療も忙しい子育て世代から支持されています。
■導入目的
■法人向けブラビアで実現


当院のモットーは「こどもに優しく、家族にやさしく」ですが、単に「やさしく接する」だけではありません。「わかりやすいご説明」や「来院の負担を軽減する診療」などを心がけており、その一環としてデジタル化にも力を入れてきました。大きく進展したきっかけが、新型コロナウイルスの流行です。患者様の滞在時間をなるべく短くし、できるだけ人と人の接触を減らそうとしたとき、スマートフォンでの予約受付やキャッシュレス決済が有効だと判断し、早期に実現させました。マイナンバーカードの健康保険証利用やオンライン資格確認、オンライン診療などの導入も他院と比較して早かったと思います。
待合室では開業当初から他社製の60V型テレビを設置し、お子さま向けにアニメコンテンツを流していました。ただ、当然ですが保護者さまにとっては関心の高い内容ではありません。一方で、保護者さまに見ていただきたい当院からの「お知らせ」は紙のポスターで掲示していたのですが、あまり興味をもっていただけませんでした。そのため、テレビをサイネージとして利用し、ポスターの画像を表示させたいと考え始めました。動くものに対し、人の目は向きやすいと思ったからです。いろいろとシステムを探していましたが、思うような設置ができなかったり、特定のアプリやコンテンツしか利用できなかったり。費用面でも折り合いがつかず、導入するには至っていませんでした。


2023年ごろに、診察予約システムで開業時からお付き合いのあった事業者さまから法人向けブラビアをご紹介いただきました。同社のシステムを利用して1つの画面を3分割し、3種類のコンテンツを映すことができると聞き、すぐにデモを依頼しました。
その後、法人向けブラビアの実機も確認。紙で掲示しているポスターには文字が多いものもあるため、判読性や視認性を考えながらサイズとモデルを決め、翌年に導入しました。ベゼルが細く圧倒的にスマートな本体デザインや、3種のコンテンツをきれいに分割して表示できる画面構成にも感心しました。これらを見て、法人向けブラビアを選んでよかったと、あらためて思ったものです。設置作業は当院のスタッフで行ったのでが、75V型の大型サイズにも関わらず軽量でスムーズに完了。元の他社製60V型テレビのほうがずっと重くて苦労しました。


3分割した画面では、上部にお子さま向け動画と、ポスターを元にしたお知らせしたい情報コンテンツを表示し、下部でインフォメーションテキストを流しています。設置してから約2年間が経過していますが、トラブルなく利用できています。どれも鮮明で、高い視認性に大変満足。特に、保護者さまがお知らせしたい情報コンテンツをよく見ていると、当院のスタッフから聞きました。実際、反響があると感じており、そのなかで紹介しているアレルギー検査や特殊な眼検査について関心を持たれるかたが増え、質問をいただく機会も増えました。
また、下部のインフォメーションも見てくださっているようです。インフルエンザ流行の注意を呼び掛けると、受付に予防接種の相談をされるかたが増えるなど、コミュニケーションが活性化されたと思います。来院されたかたも、これらを見て「伝える力がある」と感じられたのでしょう。当院が入っている建物の1階にある保育園から、園の催し情報を流してもらえないかという依頼をいただき、お引き受けしました。いろいろな活用法ができており、私もうれしいです。
運用管理も簡単で助かっています。お知らせしたい情報コンテンツについては、JPEG形式の画像データをパソコンのフォルダへ入れ、表示間隔などを設定するだけ。今は15枚ほどを20秒間隔でループ再生させています。またインフォメーションテキストも、システム上に作成しておいた数種の文章を自由に選んで自動で流せます。日々の操作は、開院前にパソコンやディスプレイの電源を入れるだけなので、スタッフにも特別な負担はかかっていません。そして、これらの映像やコンテンツはパソコンから直接送っているためSTB*などの周辺機器が不要で、その分コストが抑えられたり、省スペース化できたりしています。
*「セットトップボックス」の略称で一般的に動画やテキスト・画像などのコンテンツを表示させる機材
また、この大きな画面を勉強会でも活用しています。勉強会は医療品メーカーからの説明を受けるような内容で、以前は営業担当者がスクリーンやプロジェクターを持ち込まれ、資料を投影しながらプレゼンテーションをされていましたが、映像も音響も少々不満が感じられるものでした。しかし今はパソコンとHDMIケーブルで接続するだけで、法人向けブラビアの美しい画面や良質な音で説明をお聞きできます。参加スタッフは毎回10〜15名ほどおり、横に広がって視聴するのですが、角度のない斜めの位置からもはっきり見え、内容が理解しやすくなりました。営業担当者様も利便性を感じておられるようです。
今後は画面右側のサイネージエリアで、何かテーマなどを設定して、ポスターよりも興味を引く情報発信ができればと考えています。例えば、 インフルエンザの流行期前に注意喚起だけでなく、ウイルスへの理解や予防の知識を深める内容のスライドショー等を発信することは有効でしょう。すぐに利用可能という話をお聞きしましたので、ぜひ検討したいです。さらに活用の幅を広げながら、「地域の皆様のかかりつけ医」としての役割を果たしていきたいと考えています。
