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斎藤宏嗣が語る ハイクオリティーサウンドシリーズ

  • 01. PFR-V1
  • 02. MDR-EX7000SL
  • 03. SRS-ZX1

03. SRS-ZX1

 SRS-ZX1は、今まであまりなかったタイプのアクティブスピーカーだと思います。デスクトップに置く場合、スピーカー同士を接近させて置くのがスタンダードだと思うのですが、その場合はスピーカーを内側に向けると音がよくなる。ヘッドホン的な聞き方ですね。

アクティブスピーカーシステム SRS-ZX1 | 希望小売価格49,350円(税抜価格47,000円)

 逆に広い部屋に置いてスピーカーから離れて聞く場合は、外に向けると音場がよくなる。どちらの状況にも対応できるのが、この商品のいいところだと思います。Σ型のスピーカーは以前からありましたが、SRS-ZX1はユニットが本格的で、磁気回路から振動系までしっかりとしています。デジタルアンプでありながら音質がとてもいい。スピーカーの口径は小さいですけれども低音がとても伸びており、まるで14cmから16cm級のスピーカーのように感じられますね。

 音質に関しても、レンジ感が広く低域再生もしっかり伸びていますし、十分な量感を感じさせる表現を実現しています。また小さいながらもメビウスダクトなど技術的工夫を多く取り入れ、とてもソニーらしさを感じさせるスピーカーだと思いました。ポータブルプレーヤー、CDプレーヤーなど、いろいろな機器にもつながりますし、手軽に音楽を楽しむ使用形態にぴったりのスピーカーではないでしょうか。このカテゴリーは、音響メーカーからパソコンメーカーまで、いろいろなジャンルの業種が参加していますが、SRS-ZX1は高級なスピーカーシステムで音楽を聞いているように感じられ、頭ひとつ抜け出しているように感じましたね。

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