法人のお客様ラージセンサーカメラ 事例紹介 ドキュメンタリースタイルの“ブライダルムービー”作りに適したカメラ

事例紹介一覧

ドキュメンタリースタイルの“ブライダルムービー”作りに適したカメラ

株式会社ポイントゼロ ブライダルビデオcEE 長濱えみな 様

PXW-FS7のハイスピード撮影で“攻め”の撮影を実現 S-Log収録による安心感、オーディオへのこだわりも

「ブライダルビデオcEE」は、様々なジャンルの映像を手がけるクリエイターが、そのクリエイティビティや技術、スキルを生かして「カッコイイ、おしゃれでクリエイティブなブライダル映像」「何度も見たくなる、何年も感動できる美しいブライダルムービー」を提供するブライダルビデオブランドです。株式会社ポイントゼロのブランディング的な位置づけを担っており、価格競争に巻き込まれず、映像にこだわったお客さまに絞り込んだ制作スタイルを貫いているのが大きな特長です。「PXW-FS7のエンドレスなハイスピード撮影やS-Log収録によって、従来“守り”の撮影になりがちなブライダル映像において“攻め”の撮影が実現できます。特にドキュメンタリースタイルを作るためには適したカメラ」とおっしゃる、ブライダルビデオcEEで中心的な役割を果たすディレクターの長濱えみな様にお話を伺いました。

「人生の表現の場=ブライダル」をステキなカタチで残したい

「私がブライダルカメラマンを目指したのは、自分の半生が表現され、具現化される場の“ブライダル” を、少しでもステキなカタチで“残したい” と思ったからです」と長濱様。「ブライダル業界で働く人達は、自分の仕事への対価として“人に喜びを与えられること” があるのではないかと思います。あなたに撮ってもらえて本当に良かった、という声も間近に聞くことができますし」。point zero に入社する前はエディターをしていた長濱様の編集歴は約10 年。
寿ビデオ大賞(http://kotobukivideo.jp/)では、結婚式映像- そこに見えるもの- で、T&G 賞 受賞経歴を持つ。この映像は、新婦と父が踊る姿をドキュメンタリータッチで表現し、印象的な作品となっている。「point zero にも最初は編集担当で入社しましたが、撮影の必要が出てきて、当初は撮影に対して苦手意識が高かった。忘れっぽい性格で、研修時は上司をよく困らせていました。ブライダルカメラマンは向いていないと思っていたのですが、実際にやり始めたらもの凄く面白い。今では撮影の方が好きですね」と笑います。今後について長濱様は「ブライダル映像に“ドキュメンタリー” のスタイルを広めていきたい」と話されています。

http://www.cee.point-zero.jp/

長濱様が手がけるドキュメンタリータッチのブライダルムービー

クリエイティブなブライダル映像を提供

point zeroは、代表取締役社長の宮路博至が2005年9月に創業した映像制作会社で、現在、ブライダルビデオをはじめ、企業向けVPやミュージックPV、テレビCM、イベント映像、Web動画コンテンツなど、幅広い映像の企画・制作を手がけています。

設立当時、ブライダルビデオの撮影は、カメラを三脚に乗せたまま撮るだけといったスタイルが多く見ていて退屈なものでした。その結果、ブライダルビデオは「何度も繰り返し見るものではない」というイメージが強かったように思います。

「ブライダルビデオcEE」は、ミュージックビデオなどの映像を手がけているクリエイターが、そのクリエイティビティや技術、スキルを生かして「カッコイイ、おしゃれでクリエイティブなブライダル映像」を提供するために立ち上げたブライダルビデオブランドです。point zeroのブランディング的な位置づけでもあるので、単なる価格競 争に巻き込まれるような広告は一切行わず、こだわりのある映像をお求めのお客さまに絞ってお仕事をお受けするようにしています。

主にB to C向けにホームページを展開していますが、実際には式場との契約や広告関係などB to Bも意識したブランドとなっています。最近ではブライダルプロデュース会社による 型にはまらない オリジナルウェディングが流行し、会場も庭園や倉庫、レストランなど実に幅広くなっているので、ブライダル映像を 制作するには面白い 環境になってきています。

ブライダル映像は「ダイジェスト」と「記録映像」に二分化

今、ブライダル映像は大きく二分化しています。1つは、デジタル一眼レフカメラをスタビライザー等の特機に載せ、“映像美”を追求して5〜6分にまとめた「ダイジェスト映像」のスタイル。もう1つは、業務用ビデオカメラをハンディや三脚に載せ、結婚式や披露宴を“記録”する昔ながらの「記録映像」です。デジタル一眼レフ等の進化から、ブライダル映像は今、「ダイジェスト映像」へとシフトしつつあります。「ダイジェスト映像」の需要が増えたことに加え、機材の小型・軽量化によって、ここ5〜6年で女性カメラマンも多くなりました。私が業界に入った頃、女性ビデオカメラマンは少なかったのですが、女性であることで特に新婦から安心していただけることは多いですね。

“高級ライン”はPXW-FS7で撮影

撮影に使う機材はお客さまに合わせて選択していますが、PXW-FS7はいわゆる“高級ライン”を撮る際に使用しています。良いカメラで撮影し、編集して、ステキな映像作品をお客さまにお渡しし、適正な料金をいただくーー。それができるカメラがPXW-FS7だといえます。PXW-FS7で本当にシンプルに撮影した映像は、一般の方々が観てもその“違い”がはっきりとわかります。「まるで映画のようですね」という感想をいただきます。今、ブライダル映像において“シネマチック”の認知はかなり進んできていると思います。ただ、それはどちらかと言えば「内容」ではなく「質感」であることが多い。「まるで映画のような質感で撮ります」と訴求する会社は沢山あると思いますが、その場で起きたことや背景となるストーリーをしっかり拾い上げていき、ドキュメンタリー映画のような手法で撮影や編集をしているのがcEEの特徴です。

魅力はエンドレスのハイスピード撮影

私が「PXW-FS7」を非常に気に入っているポイントは、エンドレスにハイスピード撮影ができること。ブライダル映像は、絶対に撮り直しができないので、どちらかと言えば“守り”の撮影になってしまう事が多いのが特徴です。“必ず撮る”“失敗できない”というプレッシャーの中で、どこまで攻めることができるかーーそれが勝負ですから、「撮れないかも知れない」という選択肢はあり得ない。そんな中で、効果的なカットを生み出す「ハイスピード映像」は不可欠な要素となっています。

PXW-FS7は、ハイスピード撮影の時間が無制限なので、動きがあるカットや新婦が手紙を読んでいる時の「フッ」とした瞬間の表情など、逃したくない一瞬をハイスピードで狙うことができます。ハイスピードへの切り替えもワンボタンで行えますし、内蔵NDフィルタも含めて「本当に撮影時のストレスがないカメラ」という印象です。“描写力”が圧倒的に高く、「感情を切り抜く映像」=ドキュメンタリータッチに仕上げる作品には非常に適したカメラだと思っています。

歩き撮りもスムーズにできる大きさ・重さ

PXW-FS7の大きさや重さは、ちょうどいいバランスではないかと思います。もっと軽ければ手ブレが生じて、安定感がなくなる。ある程度の重さがあった方が、歩き撮りもスムーズにできます。撮影の現場で、歩いている足元をローアングルで狙ったり、ブーケトスをハイアングルで撮りたい時にはカメラをパッと持ち上げて撮る際には、他のカメラではブレが気になって一脚を使うために機動力が制限されてしまいますが、PXW-FS7なら問題なく撮れます。70-200mmの望遠レンズを付けたハンディ撮影でも安心して撮れる。この安定感はスゴイと思います。

収録にはS-Log3を使用

収録にはS-Log3を使っています。RAW ViewerでLUTを当てて書き出す際には、屋外の時はカスタムのCINE、暗くなったり色が偏ってしまう宴の最中は709など、撮影状況によって変えています。各種設定は、お客さまごとになるべく固定するようにしていますが、状況によって色々と混在することもあります。ホワイトバランスも、撮影の段階で誤ってしまうと後処理が大変ですし、色も転がらない。でも、PXW-FS7でLog収録することで、編集でいくらでも作れるという安心感があります。感度やダイナミックレンジもすごく良いと思います。従来、2次会などの暗い会場などを撮ろうとすると、感度を無理矢理上げるので堪えられないほどのノイズが発生してしまいました。また、ホテルでの披露宴などでは、2人だけに非常に強いスポットライトがあたり、周囲は真っ暗で写らないようなシーンがあり、他のカメラの時には全く諦めて、2人だけをキレイに撮ることを心がけます。PXW-FS7ではノイズは許容範囲ですし、ラチチュードが広いため、情報がしっかり残っているので、感度を上げ過ぎず、かなり効果的に撮れると思います。

使用するフォーマットは、XAVC Intra(100Mbps)とLong(50Mbps)をカードの容量や予算にあわせて使い分けています。フレームレートは23.98p。編集はFinal Cut Xで行っています。また、PXW-FS7を使うようになってから、カラーグレーディングもしっかり行えるようになりました。

4Kによるブライダルビデオ制作や、PXW-FS7がオプションで対応するRAW撮影にも興味を持っています。4Kで撮っておけば、ダウンコンバートした映像もすごくキレイですから。コストも含め、今の段階で4K納品の需要がどこまであるかわかりませんが、個人的には4Kで撮って、4Kで編集したい。既にそのためスペックを有する機材は用意してあります。

フォーカスの差でアマとプロの違いが現れる

私は、オートフォーカスを絶対に使いません。「どこにピントを合わせるか?」も表現の1つですし、アマチュアとプロフェッショナルの差が絶対的に現れる部分が「フォーカス」だと考えています。そのためには、やはり自分の腕を磨いていかねば。そうした技術の積み重ねが全体のクオリティに関わってきますから。マニュアルでのフォーカス合わせは、「NEX-EA50」で相当鍛えられましたね(笑)。また、フォーカシングは100mmマクロで練習しています。さらに、しっかりした芯が欲しい時はF値で調整します。自分が撮りたい映像に対する「設定」はすごく重要だと思っています。

PXW-FS7で音声にもこだわり

また、PXW-FS7を使い出してから、せっかくの良い映像に良い音声を付けたいと考えるようになりました。私の中では、PXW-FS7にはガンマイク、新郎か新婦にピンマイクを付けるというスタイルが固まりつつあります。特に、挙式における「誓いの言葉」は絶対に欲しいですが、カメラはそこまで近づけません。そこで新郎にピンマイクを付けておけば、向き合った2人の誓いの言葉は十分に録れますから。

PXW-FS7で、お客さまと“両想い”の映像制作を

ブライダルビデオcEEでは、他の業界の人が観ても「いい映像だね」と言ってもらえるようなブライダル映像の制作を目指していきたいと考えています。クリエイターは多数在籍していますし、パートナー会社と一緒に作ることもあるので、選べる幅はさらに多いですね。また、最近ではクリエイターの指名も多くなっています。

ブライダルビデオcEEは大量生産するのではなく、顧客満足度を下げたくない。打ち合わせやヒアリングをしっかりと行い、沢山のメールもやりとりして、前撮りも行う。PXW-FS7を使って、本当にいいブライダルムービーを作りたいとおっしゃっていただけるお客さまと“両想い”の関係で映像制作を行っていきたいと考えています。

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