「お客様サービス向上」と「経営効率化」を同時を実現 。
対面サービスの品質維持を実現する高画質と多彩な商品ラインアップ。
センター側にオールインワンタイプ、店舗側にルームタイプを採用。 「テレビバンク」は、旧東京三菱銀行の各営業店舗のATMコーナーに設置した専用ブースと、新宿にあるテレビバンクセンターとをブロードバンドで結び、個人のお客様とオペレーターが直接コミュニケーションを取りながら、各種手続きや相談などの窓口業務を行っています。テレビバンクセンター側のオペレーター端末には、オールインワンモデルのPCS-TL50を採用。また各営業店舗のお客様用のブースには、ルームタイプのPCS-11が採用されています。
店頭と同様のリアルなコミュニケーション空間を実現。 導入後の成果としては、高画質なソニーのビデオ会議システムを採用したことで、実際の店頭窓口と同じようなリアルなコミュニケーション空間を実現できており、質の高い顧客サービスの提供に大きく貢献していると評価しています。ブースは快適な空間ですし、高画質の画面で対話ができるため、お客様の滞在時間も長く、店頭と同じ品質でコミュニケーションができていると思います。
営業店舗にあるテレビバンクのブースは、ゆったりとしたスペースに座り心地の良い椅子が設置され、大きく高品質な画面でオペレーターと会話することができます。また、テレビバンクセンターでは、オペレーターの顔色が一番自然に見えるよう背景色はグレーに統一され、照明や音響にも細かく気配りがされています。こうした環境を作ってこそ、15時以降や休日に来店されたお客様がゆっくりと相談していただけるわけです。「高画質」にこだわったのも、実は窓口と同等のリアルなコミュニケーション環境を実現するというテレビバンクのコンセプトゆえなのです。 B to Cの顧客向けサービスの分野で、ビデオ会議には大きな可能性。 店頭窓口にビデオ会議システムが導入されたことで、お客様の利便性が向上し、多様な相談をしていただきやすくなりました。このサービスレベルの向上は、大きな成果だと思っています。では、今後それがどう発展していくのか……。これは個人的な思いなのですが、私は将来、ビデオ会議システムがお客様の自宅に設置され、居ながらにして銀行の担当者とのコミュニケーションや各種手続きができる時代がくるのではないかと思っています。銀行は「行く」ものではなく、自宅に「ある」存在に変わるということです。もちろん、本人確認や面前自署などのハードルは残りますが、ビデオ会議システムの可能性は非常に大きなものがあるのではないでしょうか。 従来のビデオ会議システムは、もともと企業間ビシネス向け、いわゆるB to B商品が多かったと思います。しかし今後は銀行だけではなく、顧客向けサービス、いわゆるB to C向けにビデオ会議システムを導入する企業が増えることは間違いありません。その意味で、ソニーさんにはこれまで以上に、より高画質で使いやすい商品を開発していただきたいと期待しています。
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