20mmでの最短撮影距離の作例。花の大きさは50mmよりやや小さめだが、背景の写る範囲は20mm広角ならではのワイド感が出ている。また、F2.8 の開放絞りにより、ボケ効果も出ている。このように広角マクロ的な使い方ができるのも、このレンズの特長。
ただ、広角レンズの遠近感の誇張性により、手前と奥の花の大きさに差があり、また、近い撮影距離のため中央と手前の花と間隔が広くなっている。
50mmの最短撮影距離での作例。花の大きさは20mmよりやや大きめに写っているが、背景の写る範囲は20mmに比べ狭くなっている。しかし、20mmの作例より遠近感が少なく、花が自然な感じに見える。
また、20mmより長い焦点距離のため、同じF2.8の絞りでもボケが大きく、撮影距離が20mmより長いため、手前と中央の花の間隔が詰まっている。