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テープIDホール:IDホールについて
さまざまなフォーマットが活躍する放送業務記録メディア。
今回は、大切なIDホールに関しての解説です。
現在放送局や業務用に使われている記録メディア商品には必ずID(Identity)ホールという穴が記録メディア製品のシェルの裏側には必ずあります。このIDホールの役割は、VTRに記録メディアを挿入した時に、VTR自体が「どんな種類のメディアか?テープの厚みは?」を自動的に識別するために、フォーマットを決定する時に決められる約束事として盛り込まれます。 記録メディアは一見するだけでは、あまり外観の違いはありませんが、実は記録を担当する磁気テープなどは技術的に大変異なっており、誤って使用されると大変なトラブルが起こります。 それを避ける為にVTR側ではIDホールによってフォーマットを認知して、その対応メディアに対して最適な記録電流や再生時の最適イコライザーを設定する仕組みになっており、そのフォーマットとしてベストな記録と再生が出来るようになっています。
また、アナログのベータカムオキサイドテープで見られるように、分数によってテープの厚さが異なる場合が有ります。 この場合は、VTRのテープの走行系にかかるテンションを最適に保つことで安定した走行性や信頼性が確保されます。 デリケートなテープを守るためにもこのIDホールは活躍しています。 最近はマルチフォーマットのVTRが多くなって来ましたので、益々このIDホールは大切になっています。 昔のオーディオテープの時代では、ノーマルポジションやハイポジション、メタルポジションなどがあり、それぞれのテープ特性を識別する機能がカセットに付いておりました。 オーディオに詳しいの方々の間では、更に特性を引き出す為に、ハード側でバイアスの調整などをしていました。
プロユースのVTRでは、各フォーマットの特性を最大限に引き出す為にIDホールが細かく設けられ、VTRが自動認識し、さらに出力レベルの調整を行う為の機能が搭載されております。 ソニーのマルチフォーマットVTRは、全てのフォーマットが最高の画質で再生出来る為の機能が施されており、IDホールもその機能を補う重要な意味を持っているのです。
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HDCAM VTRの録画の時に、HDCAMテープを挿入して録画すると、VTRはこの時IDホールを認識して「HDCAMフォーマット」で録画します。この時は 当然「HDCAMフォーマット」用のメディアで、HDCAM用の最適記録電流が流れてHDCAM記録されますが、再生時にIDホールを誤って壊してしまうと イコライザーも異なりHDCAM記録映像が本来の画質では再生されません。
これは再生時にIDホールからHDCAMテープをうまく認識することが出来なくなってしまうからです。 IDホールは、大切な機能ですので決して触らないようにご注意ください。
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カセットシェル裏面

拡大写真
テープ厚み
開いている場合: 13.5−15μ
閉まっている場合: 20μ
磁性体の種類
開いている場合: メタルテープ(BetacamSP用)
閉まっている場合: 酸化鉄テープ(Betacam用)
リールの径
開いている場合: リール径 大
閉まっている場合: リール径 小
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4種類のフォーマットに関しては右のIDホールの開閉の組み合わせによりフォーマットが決定します。

【?はリール径のIDホール】
開きの場合  リール径大
閉まりの場合 リール径小
【Digital Betacamの場合】
【HDCAMの場合】
【IMXの場合】
【SXの場合】
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