ビデオカメラは手軽に簡単に撮影できます。 撮影前（前日など）にしっかり準備しておけば、大切なシーンもばっちりです。 テープについて 「さぁ、撮影だ！」とテープを買うとき、みなさんは何分のテープを購入しますか？ よく、120分テープを1年かけて使う人がいます。お正月から始まり、お花見、キャンプ、旅行、運動会そしてクリスマス．．．。そうして1年には1本ずつテープが増えていくのです。どのテープに何が入っているか、見たいシーンを探すのに苦労しそうですね。 本当にテープの整理ができている人は1イベントに1本ずつ使っているようです。厳密に分けなくてもだいたい60分テープに1〜2イベントずつまとめるのが一番見やすいようなので、結婚式や海外旅行のような大イベント以外は60分ぐらいを目安にテープを購入しましょう。 ※ DVテープは最長80分です。 MasterDV Hi8 Master Hi8 ME 8mmHG ICメモリー付きDV Hi8 HG 8mmMP ICメモリなしDV Hi8 MP ■DVテープについて DVにはICメモリー付きとそうでないものがあります。ICメモリーに対応したビデオカメラをお使いの場合、このテープとともに使える機能があります。より色々な機能を使って撮影するためにICメモリー付きのテープをおすすめします。一部ICメモリーに対応していないビデオカメラもあります。詳しくは取扱い説明書をご覧ください。 ■8mmテープについて 主にハイエイトとデジタルエイト用8mmテープは、MPタイプとMEタイプに分けることができます。MPタイプは磁性体を塗布し、MEタイプは吹き付ける方式をとっています。HGといわれるものはMPタイプに分類されます。デジタルエイト（Digital8）をお使いの方はHi8タイプのテープをご使用ください。 バッテリーのタイプと種類 ●ソニー製のビデオカメラはリチウムイオンタイプ（※）のインフォリチウムバッテリーシステムを採用しています。 ●種類は大きさ・容量の違いでSシリーズ、Mシリーズ、Lシリーズなどがあります。 ※インフォリチウムとは・・・ インフォリチウム対応の機器との間でバッテリー使用状況に関するデータ通信を行うことのできるバッテリーです。 充電について ●充電の前に放電したり、使い切ったりする必要はありません。 ●充電をしても、使わずに保存しておくと少しずつ自然に放電してしまいます。なるべく使用直前（1〜2日前）に充電しましょう。 ●充電は室温（10〜30℃）で専用充電器（シリーズ別に充電器が異なります）に 取り付けて行いましょう。 別売の急速充電対応ACアダプター／チャージャーが便利です。 撮影可能時間について ●取扱説明書やカタログに書かれている実撮影時間とは、温度25℃で満充電（※）されたバッテリーを、温度25℃で、撮影した場合の時間です。 一方、連続撮影時間とは、スタートさせたら一度も止めないで撮影しつづけた状態の時間です。撮影中でなくても、電源がONで液晶を見ながら撮影しようとしている物をさがしたりアングルを考えたり、電源の入／切を繰り返した時はバッテリーが消耗していますので、撮影可能時間は減ります。 ● 寒いところでは、バッテリーを使用できる時間は短くなります。周囲の温度が低い（10℃以下）と、バッテリーの性能が低下するためです。より長い時間ご使用いただくために、次のことをおすすめします。 ―バッテリーはポケットなどに入れてあたたかくしておき、撮影の直前に機器に取り付けましょう。カイロをお使いになる場合は、直接バッテリーに触れないように、ご注意ください。 ―撮影の際には予備バッテリーを準備することをおすすめします。 ※満充電とは・・・ 温度25℃で実用充電から約1時間充電を続けると満充電され、さらに長く使えます。 保管について ●なるべく涼しい所に保管しましょう。 寿命について ● 使用回数をかさねるにつれて、バッテリーの容量は少しずつ低下していきます。充分に充電したバッテリーを使っていて使用時間が大幅に短くなった場合や『このバッテリーは古くなりました取りかえてください』と表示された場合は寿命と思われます。新しいバッテリーをお買い求めください。 撮影前のアドバイス（撮影準備編）1/2