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ステレオICレコーダー ICD-SX77/ICD-SX67
楽器のチューニングをしたら、まずは「ICD-SX77」の指向性をステレオに切り替え。録音モードはもちろん、一番音が良いSTHQモードに設定した。新SXシリーズは、直径10ミリの大口径マイクを最適な角度で左右に配置することで、集音効果の向上と自然なステレオ録音を実現している。

 

録音レベルは自動で調整するICレコーダーが一般的だが、新SXシリーズなら録音レベル調整のオート/マニュアル切り替えができる。録音モードをマニュアルにすると、試し録りをしながら最適な録音レベルに調整できる。またリミッターをONにしておくことにより、突然の過大入力も自動で調整してくれる。

 

録音時に便利なのが、コンパクトデジタルスチルカメラ用の三脚。新SXシリーズは楽器演奏録音も想定しているため、本体に付属のスタンドに、三脚用の穴が空けられている。三脚を使うと、楽器に近い位置にレコーダーを設置できるので、より繊細な録音ができる。セッティング後、さっそくアコースティックギター演奏を録音してみた。再生してみると、自宅録音とは思えないほどの高音質。ステレオ感もあり、文字通り、CDに迫る高音質を実感した。

 

録音した音源は、「LPEC」形式であるが、本体に付属している音声の管理・再生ソフトウェア「Digital Voice Editor」(以下、DVE)を使って、汎用性のあるMP3に変換できる。録音時間が短ければ、メール添付などで共有するのもいいだろう。

 

「ICD-SX77」およびDVEに搭載されている「デジタルピッチコントロール」機能では、再生スピードを1/4倍速から3倍速まで幅広く設定可能。この「デジタルピッチコントロール」機能の意外な使い方が、ギターソロの早弾きのコピー。スピードを落として再生することにより、音の動きをゆっくりと確認できる。耳コピーが苦手という人には、新SXシリーズは強い味方になってくれるはずだ。

 

楽器演奏を録音して実感したのは、新SXシリーズの音質の良さ。STHQモードなら高音質+ステレオ感のあるサウンドが録音できるので、昔テープレコーダーに演奏を録音していた経験がある人は、音質の違いに驚くと思う。「デジタルピッチコントロール」を使えば、ギターソロの早弾き練習ができるのも面白い。エレキギターを初めて買った高校時代にこれがあったら、どんなに役立ったことか。楽器演奏録音時には三脚が便利。三脚はコンパクトデジタルスチルカメラとも共用できるので、新SXシリーズ購入の際は、あわせて購入するのがいいだろう。
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