00:00~07:23
真っ暗な画面上に、XPERIAのロゴが現れる。
(テロップ)
XPERIA
Xperiaと、その周りを三角に囲む虹色の光が現れる。
三角の光の、それぞれの角の部分にウォークマン・BRAVIA・α1のイメージ画像が現れる。
画面が暗くなり、白いテロップが出る。
(テロップ)
Powered by BRAVIA™
BRAVIA
画面が明るくなり、Xperiaがスタンドに置かれている様子が映し出される。
続いて、この動画本編のダイジェストが流れる。
(テロップ)
ブラビア
テレビ画質設計
テレビ画質設計担当の國司が話し始める。
(國司)
画質を良くしたいという気持ちで、ブラビアの画質に近づけるということを今回やられたのかなと思っていて。
(テロップ)
ブラビア画質に近づける
(テロップ)
Xperia
ディスプレイ画質設計
ディスプレイ画質設計担当の北原が話し始める。
(北原)
これからはXperiaを使って、いつでもどこでもブラビアの感動体験を楽しんでいただけるとうれしいです。
(テロップ)
いつでもどこでも
ブラビアの感動体験を
大型のブラビアをバックにしたスタジオに、冒頭の三角の光が現れる。
徐々に画面が暗くなり、画面中央にテロップが出る。
(テロップ)
Xperia 1 VII
開発者クロストーク
Display
画面がスタジオに切り換わる。
大型のブラビアをバックに、Xperiaが置かれたテーブルを挟んで、ソニー社員の國司・北原がクロストークを始める。
(テロップ)
感動的な視聴体験のために
(テロップ)
北原蒼士
Soshi Kitahara
Xperia
ディスプレイ画質設計
(北原)
Xperiaのほうでも、スマートフォンって結構ちっちゃなディスプレイなんですけど、そこでも負けない高画質みたいなものを、作り上げていこうとしてるんですけど、ブラビアだと、どういった画質を作り上げていったりするんでしょうか。
(テロップ)
國司 美咲
Misaki Kunishi
ブラビア
テレビ画質設計
(國司)
ブラビアは、やはりテレビっていろんなコンテンツが存在していて、例えば映画であったり、バラエティーであったり、はたまたライブ映像だったり、YouTube配信といった、本当にいろんなコンテンツがあると思うんですけど。ブラビアは、それぞれのコンテンツに最適な出力ということを行っています。例えば、映画のように作り込まれたコンテンツの場合は、極力そのまま出力するということを行っていて、そうでないコンテンツに関しては、美しく調整するということを行っています。
(北原)
今、美しく調整するということをおっしゃられたと思うんですけど、ブラビアで美しく調整するということは、具体的にどういうことをやっているんでしょうか。
(國司)
「美しい」って難しいんですけど、われわれは人間の脳の特性に着目していて。人間って見たものをそのまま記憶するわけではなくて、より鮮やかに記憶するという性質を持っています。なのでブラビアでは、これをコントラストであったり色を調整することで、より発色良くメリハリのついた映像にすることで、そのイメージに近づけて、それを見たときの感情を想起させるといったことをターゲットに、映像を作り込んでいます。
(國司)
ただ、これをやるためには、複数の機能の使い込みといったところが重要になってきていて、ブラビアではこれを、高性能な画質調整チップを搭載することで実現しています。ブラビアでは、今こういうふうに実現してますというふうにお話ししたんですけど、Xperiaも、先ほど北原さんがおっしゃってたように、画質を良くしたいという気持ちで、ブラビアの画質に近づけるということを今回やられたのかなと思っていて。
(北原)
そうですね。スマートフォンというのは、画質処理だけじゃなくて、いろんなことにリソースが使われていたりするのと、あとバッテリーで動いているというのもあるので、先ほど、ブラビアでもたくさんの画質処理をされているとおっしゃったと思うんですけど、その処理をそのままXperiaで行うというわけではなくて、スマートフォンであるXperiaに合った方法で画質を作り上げています。Xperiaにも細かく画質を調整したりとかという機能はあったりするんですけど、その一つひとつを全体のバランスを見て調整するということは、エンジニアの目だけで全てを行うということは、不可能に近いことです。なので今回、Xperiaの開発段階においては、ブラビアを学習させたモデルを作りました。
横向きにしたXperiaの画面に、星空が映し出されているイメージ映像が現れる。
その画面の上に、ルービックキューブのようなイメージ画像が現れる。
キューブの境目が少しずつなくなり、なめらかな色彩に変化していく。
(テロップ)
AI remastering technology
AIで学習
reproduces
colour
contrast
texture
XPERIA Intelligence
ブラビアの画質を再現
Xperiaの画面が、左から順に彩度の高いものに変わり、段々とズームしていく。
(テロップ)
BRAVIA quality
画面いっぱいに七色の星空が広がり、中央にテロップが出る。
(テロップ)
Xperia meets AI technology
(北原)
そのモデルを使って、Xperiaのパラメータを使って、ブラビアの画質を再現させることで、ブラビアの画質の土台となるものをXperia上に作りました。最終的には、エンジニアの目で最終調整することで、ブラビアに近いような画質を作っています。
(國司)
なるほど。北原さんとは昔、それこそブラビアの画質設計で一緒にお仕事させていただいてたと思うんですけど。
(北原)
そうですね。数年前、一緒に仕事してましたね。
(國司)
今お聞きしてて、AIで学習させるといっても、やはりブラビアの画質処理を知らないと、なかなか難しいことなのかなと思っていて、そのとき一緒に、ブラビアの設計をやられてたっていうのが今回生きてるのかなって、聞いてて感じました。今回、最終的にできた画質っていうのが、Xperiaで見たときに北原さん的には「会心だな」みたいな。
(北原)
そうですね。やっぱり最初は、ちゃんとできるかどうかっていうところは不安だったんですけど、最終的なものを見たときにも、「ここまで寄るんだ」っていうところは、結構思いましたし、國司さんたちにも最後に見てもらいましたけど、そのときにも結構感動してもらえたのかなとは思っていて、その表情とか、最終的に作り上げたなっていうところを見たときには、やっぱりうれしかったですね。
画面が左右2画面に分かれ、どちらも同じ映像が流れる。
さまざまな果物のアップや、色鮮やかなインコ、ひまわり畑を歩いていく女性など。
(左)BRAVIA
(右)XPERIA 1 VII
画面が一旦暗くなり、再びスタジオに戻る。
(テロップ)
あらゆる環境で楽しめるように
(國司)
ブラビアでも、昼と夜ではやはり明るさが違ったり、室内の明るさが変わったりすると、明るい場合・暗い場合で映像の見え方が異なるというのが、やはり出てきます。なので、ブラビアではそれに対して、視聴環境に応じて最適なモードというものを用意しています。具体的にどういったものかというと、視聴環境に応じて画質調整を行っています。Xperiaでも、やはり似たような機能とかって搭載されたりするんでしょうか。
(北原)
そうですね。例えば昨年から導入しているサンライトビジョンっていうのが、その機能の1つになります。屋外で動画を見たりだとか、あとカメラ撮影をするときに、有用な機能になってまして、ただ明るさを上げるだけじゃなくて、画面内の明るい部分と暗い部分のバランスを保ちながら画面を明るくすることで、屋外でも見やすくなるような機能になっています。新しいXperiaでは、このサンライトビジョンという機能に加えて、より幅広い環境で見やすくなるような機能を追加してます。まず、前面と背面の2つのセンサーを使って、幅広く環境の明るさを把握することで、画面の明るさを制御します。
Xperiaのカメラ部分のアップが映し出される。
カメラ部分に線状の光が当たり、それを受けて画面部分の明るさが変わる。
(テロップ)
New Rear Light sensor
(北原)
これに加えて、環境の明るさに合わせて画面の色を調整することで、より視認性をよくするという機能になります。
画面が変わり、Xperiaの画面を見ている男性の様子。
画面には、チューリップ畑に座る女性の様子が映し出され、画面右側から色が調整されて見やすくなる。
(國司)
明るさだけではなくて、色も調整されてるんですね。
(北原)
そうですね。色を調整することで、より見やすくする。明るさだけじゃなくて、色も調整して、より見やすくするというような機能になってます。やっぱり、お客さんとして外で、明るさを上げて見てみたいわけじゃなくて、「より見やすく見たい」というのがお客さんの要望なのかなと思うので、そこに応えるように、色とか明るさとかそこを複合して視認性を改善するっていうのが、Xperiaの画質機能になっています。
画面が一旦暗くなり、再びスタジオに戻る。
(テロップ)
お客さまに体験してほしいこと
(國司)
これまでもブラビアは、多くの画質エンジニアが知恵を寄せ合って、さらなる高画質、さらなる視聴体験ということを追求し続けることで、お客さまに感動を届けるということを実現してきました。なので、ぜひこのブラビアの画質を、同じソニーのXperiaでも感じてもらえたらうれしいなと思います。
(北原)
これまでブラビアが培ってきたソニーの高画質っていうのは、ブラビアを使って、リビングから届けられてきたと思います。これからはXperiaを使って、いつでもどこでもブラビアの感動体験を楽しんでいただけるとうれしいです。
(テロップ)
いつでもどこでもブラビアの感動体験
画面が暗転し、Xperiaがスタンドに置かれている様子が映し出される。
(テロップ)
Powered by BRAVIA™
BRAVIA
最後に、ソニーのロゴが映し出される。