はじめに Introduction
イベントムービー Event Movie
イベントレポート Event Report
Xperiaの中の人、答えます!
参加者の方から事前にお寄せいただいた質問に対し、開発担当者が直接お答えするQ&A企画。「月を綺麗に撮るには?」という質問には、コンテストでの受賞歴もある、星空撮影好きの開発者・Xperiaカメラ画質設計の平野が、Xperiaの最適なカメラセッティングをわかりやすく紹介。他にも、ディスプレイやオーディオの開発担当者が登壇し、参加者の方全員の質問に回答。なかには開発者もうなるような深い質問も飛び交い、熱のこもった質疑応答となりました。
左右非対称に設計されたデュアルスピーカーに込められた想いなど、開発者の方の努力や熱意はこうしたイベントでしか知り得ないもの。とても興味深くお話をうかがいました
XperiaのLIVEラボ
カメラのAI活用
ソニーが培ってきたAI技術をXperia向けに最適化した、「Xperia Intelligence」。そのAI技術はXperiaのカメラのなかで、どのように機能しているのでしょうか?Xperiaカメラ画質設計・松本が、最新機種の「Xperia 1 VII」を例にご紹介。主役となる被写体をどのように認識しているのかを、リアルタイムで画面を投影しながら、機構が目に見えるかたちで実演しました。ここだけでしか聞けない話として、会場では、みなさん資料に熱心に見入っていました。
開発者の方しか見られない部分をそこまで見せてくれるのか!と、驚きでした
分解モック
会場には「Xperia 1 VII」の“分解モック”も!「性能を追求した新超広角カメラ」や「配線やハンダにまでこだわったイヤホンジャックの音質進化」、「駆動時に発生するスピーカーの熱を安全に逃すための工夫」など。スマートフォンのなかの限られた空間に、カメラ、基板、バッテリーなどがいかに効率よく配置され、熱を逃し、それぞれがどのように進化を遂げているのかを解説。なかなか目にすることのできないパーツを、直接見て、触れることのできる貴重な機会とあって、参加者の方も興味津々の様子で質問を投げかけていました。
実際にパーツに触れながら機構を知ることができてよかった。スマホのなかの狭いスペースによくここまで機能が詰まっているなと感動しました
教えて!Xperiaユーザーのホンネ
ユーザーのみなさまと直接コミュニケーションが取れるこの場は、開発者たちにとっても貴重な機会。「Xperiaを普段どのように使っている?」「どのようなシーンでカメラやオーディオを楽しんでくれている?」「使っていて感じていることは?」などなど、開発者からお客様に対して質問。ユーザー目線のリアルな声が飛び交い、開発者たちもさまざまな気づきや発見を得られた様子で、「この場でいただいたお声は、今後の開発に何らかのかたちで取り入れたい」とコメントしました。
Music Proの録音機能にオプションを増やして欲しいです
前回撮影したときの焦点距離を覚えておく機能をカメラに追加してもらいたい
落下防止のストラップを単体で販売して欲しい!
交流の様子
プログラムの合間に設けられた歓談の時間では、ユーザーと開発者の枠を超えた交流も行われ、参加者の方からはポジティブなご意見も多くいただくことができました。
モバイルマーケティング部統括部長・湯原も「実は社内でこのイベントの参加者を募ったところ、驚きの早さで参加枠が埋まったんです。それくらい開発陣もお客様の声を欲しています。ぜひ、今後もXperiaに対して引き続きお声をいただきたい。それはポジティブなものだけでなく、激励や厳しい声も含めて、かけ続けていただきたいです。私たちはファンのみなさまのことをお客様である以上に“仲間”だと思っています。同じXperiaファンとして、今後もぜひお力を貸していただけたら、これ以上にうれしいことはありません」と、終始感無量の様子でした。
ユーザー同士のみならず、お客様と開発者がざっくばらんに交流できる場だからこそ、開発者にとっても多くの気づきと発見に恵まれた本イベント。お客様のリアルな声や想いに触れることのできる非常に有意義な機会として、大盛況のまま幕を閉じました。
ユーザーの声を拾いたいという熱意が伝わりました。開発者の方が誠実に回答されている姿を見て、ますますソニー(Xperia)が好きになった!
開発者の声 Engineer’s Voice
Camera
同じXperiaファンとしての交流会であるとともに、自分自身がお客様側の目線に立つことの重要性を再認識する会でもありました。製品を使用するなかで、お客様がどう感じているか、どうすればもっと便利になるか。そうしたことを、機能だけでなく、シーンや使い方の目線でも考えることこそが、よりよい製品開発にもつながるはず!そこは本当に大きな気づきでした
Audio
我々自身がひとりのユーザーとして、『こうあったらいいな』という目線を持ち開発に取り組んでいますが、そこにブレが生じていないかどうかは、お客様の声なくして判断しにくい部分。このイベントでは、いわば開発者側の答え合わせのようなところもあるのですが、それ以上にオーディオ担当として、音楽の楽しみ方やハードの使い方における学びや発見もたくさんありました。作り手がユーザーに教えていただく、本当に貴重な機会でした!
Display
ディスプレイについていろいろと鋭い質問がきて、正直タジタジしてしまいました(笑)。スマートフォンがさまざまな使われ方をするなかで、Xperiaとして何を重視すべきか、そのために何をすればいいのか、という観点から多くの方からお言葉をいただきました。参考になるご意見も多数いただくことができましたし、今後新たな開発に取り組むにあたり、自分だけでは気づくことのできない広い目線を得ることができて、本当に感謝しています!
Battery
会社として得たリサーチデータの奥にある、裏付けや真意がお客様から直接いただける貴重な機会でした。『もっとこうして欲しい』というご要望も、ネガティブな意見としてではなく、“次に期待してくださっているんだ!”と感じられたのがいちばんのポイントでしたし、何よりもモチベーションにもつながりました。また、改善すべきポイントを開発者側が“ジブンゴト化”できたのも、お客様との対話があってこそのものだと思います
Planning
機能的な部分はもちろん、『本体の質感が好きだからケースをつけずに使ってます!』というお声を聞けたり、デザインや素材、配色に対する開発側のこだわりを評価いただけたのがうれしかったです。また、製品に対して改善して欲しいポイントやご要望について、“なぜそう思ったのか”という、口コミやレビューでは拾うことのできない一歩踏み込んだお話も直接させていただけたのは、こうしたリアルイベントならではの魅力だと感じました
※2025年10月29日/31日:イベント来場者60名を対象としたアンケート結果をもとに作成
Xperiaで遠くの月をあんなにくっきり写せるなんて、衝撃でした。みんなにも教えたいと思います