モナコ公国からニースに戻る途中に「鷲の巣村」と呼ばれる小さな村、エズに立ち寄った。「鷲の巣村」の由来は、断崖絶壁の頂上に村が張りついているような、その姿にある。石畳の小道に石作りの古い家々が並び、中世を彷彿させる村だ。 小雨の降る中、小道を散策していると、小道のところどころ壁と壁をワイヤーで結んで、そこに釣り下がる、時代を感じさせる街灯を目にする。 その中でもガラス球の模様が変わっていたので、絞りを開放にして切り撮ってみた。背景の窓や壁が程好いボケ具合になり、雰囲気ある1枚になった。 狭い空間での撮影には、広角を多様する。24mmだと35mm換算で約36mm相当の画角となり、ちょっと物足りなくなるかなと思っていたが、意外と余計なものが入らずに、ダイナミックな構図で撮ることができた |
焦点距離: 24mm / F値: 5.6 / シャッター速度: 1/10 / WB: 太陽光 |
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